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5秒で相手の心をつかむ

遺言・相続・葬儀・埋葬のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
詳しくはこちらのホームページから。

昨日は、来週開催される「行政なんでも相談所」の啓発のために、近くのスーパー店頭で啓発物資を配っていました。

細めのビニール袋の中に、来週の相談所のチラシと行政相談委員のリーフレット、それにボールペンとポケットティッシュが入った盛りだくさんの内容です。
いわゆるティッシュ配りは、公務員の時にも毎年何回かやっていました。
だいたい毎月「●●啓発月間」とか「●●強調月間」みたいなものがあるためです。

ティッシュ配りをする時は、ターゲットをじっと見てはいけません。
辺り一帯に「こんにちは〜」と広く挨拶しているような雰囲気を出しながら、ソロソロっと近寄って手渡します。
手渡した瞬間に2秒程度は見てもらえるので、渡す向きも重要です。

そして、話を聞いてもらえるのも5秒程度。
よく言われるエレベーターピッチが15〜30秒ですから、それよりも時間が短い中で印象を残す必要があります。
相手は買い物に来たのに、よく分からない胡散臭い男性から物を渡されるので、一瞬で決めないといけません。

本当に言いたい内容は

「行政相談委員です。来週にそこの公民館でチラシに書いてある行政なんでも相談所が開かれます。遺言、相続、登記、道路、年金など暮らしのお困りごとの相談に乗れます。相談料は無料で、秘密は厳守します。予約も要りませんので気楽に相談に来てください。」

といった感じです。

実際は、

「(行政なんでも相談所を指さしながら)来週そこの公民館で相談会を開催します。お困りごとがあったら何でも相談できますので来てくださいね」

だけです。

チラシ以外に何が入っているのか、と見られる方も多いので、その時には「ボールペンやティッシュ入っていますし使ってください」と言うと、家に帰ってから袋を開けて中のものを少しは見てくださいます。

今日は100人ほどに渡しましたが、ほとんどの方は「分かりました。ありがとうございます。」と言われるだけです。
ただ時々「●●についても相談できるのかな?」とか「自治会の回覧でこのチラシ見たよ」と言ってこられる方がいます。
すかさず「行政書士や司法書士の方も来られて無料ですし、相談してみてください」と追加します。

これで来週の相談会の受付で、その方の顔を見ることができると、何ともいえない喜びがあります。
アナログな集客手法ですが、平日午後の相談会なので、来られるのもほぼ高齢の方ばかりですし、そうした年代に向けた適切な方法だといえるでしょう。

自分の仕事外で実践させてもらう機会を得たので、自分の仕事のPRの際にも活用したいと思います。

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