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FPSS17th基礎#4 要経験、でも経験だけ? Caoli

こんにちは、17期生のCaoliです。
これまでに引き続き、12月14日の感想レポートも参ります。


ファッションテーマ

「特定のパーソナルカラータイプのスタイリング」

診断実習日、ということでトップスは無彩色。これは譲れません。
グレーでSummerコーデをしてもよいのですが、別にグレー着ても気分も顔色も上がりはしないので、ブルべ仲間Winterにしました。

青×白×黒のWinter配色コーデ

どうせなら教科書通りにバキバキにコントラストつけよう♪と、トップスとボトムスは白黒にすることを先に決めました。
Summerにしては明度低め民なので、黒は透かせるとかインナーを覗かせて着ればそれほどの悪さはされないですが、パキ白はなかなかのお仕着せ感が出ます。ので、1枚で着られるようなパキ白トップスの手持ちがなくトップスが黒に落ち着きました。
明度コントラストはばっちりなので、彩度もコントラストをつけたいなぁと鮮やかな青紫のカーディガンを持って来ました。血色がかなり引ける組み合わせなので、カラーレンズで気持ち血色を乗せて行ってきました。

パーソナル診断実技の回

講義の内容を踏まえて、実習の日です。
FPSSは4シーズン法を採用していますが、診断のタイミングでは2nd、3rdまで導きます。
見えるアナリストなら2ndを出さない流派の人でも順位付けはできますので、4シーズン法で診断してもらっても2ndが訊きたければ訊けるんです。

100人実施で正確になるのか

「無理」というのが久野先生の結論。
何を見て、どんな変化を「良い変化」あるいは「悪い変化」と判断するのか。その部分の指導が足りないスクールが多いのではないか、という推察でした。
「100人診断すれば判るようになる」と指導?回答があることもあるらしい。過去に「あとは場数と覚悟」とは言われたことはあります。
数をこなして見え方のグラデーションを細かくする意味はあると実感しているけれど、やみくもに診断だけしても判断がつくようになる自信はない、気がするのが実感。
色相、明度、彩度、清濁を分けて、見えた変化がどの要素由来なのかドレープの束を替えて確認して。何を見るつもり、と狙いをもって束を選ぶ意識は、指導がなければ得られなかったと思う。
なので実技の前に見る内容を分解する視点を教えてもらう意味は大きいですね。

100人実施でできるようになること

実習の様子は動画に撮影されていて、復習として観ることができます。
自分の診断の様子を見ることは通常できないので、これはこれで勉強になりました。
えっと、まず髪を留めて、ドレープかけて、あ、目の色見てない!
初期は手順を踏むのにもリソースが要たし、世間話しつつサービスするなんてどんな魔法なのとサロン系施術者さんへの尊敬が爆発したものです。それがなんということでしょう。診断中、本当に、ずーっとぺらぺら喋っているし、ドレープ引っ張り出してまとめるスピードが同期と段チ。診断記録シートを持っているので、メモするのも速い。一応、積み重ねてきたんだねぇと自分を褒める機会ができて嬉しかったです。
私の通算診断数としては200人超えているのですが、それだけロープレをしているとも言えるので、ここは場数を踏ませてくれたもうひとつの母校に素直に感謝。時間制限15分のスパルタにも意味があった!

同じ学びと違う学び

前回は「ベージュのカラーチップの区別が全然つかないよ」と弱音を吐いていましたが、ドレープになるとまったく迷いなくピックアップできたし、顔色の変化もちゃんと見えたのでホッとしました。
色は面積が広いほど鮮やかに見え、色の成分を知覚しやすくなる特性があるのですが「そうだった、忘れていた」と気づきました。小さなチップで殊更に不安になる必要はなかった。
違う視点の講義と指導を受けることで新しい知識認識も入ったし、前の教科書の内容を思い出したりもして、勉強している感がすごい。
スクール渡り歩いてしまう人の気持ちもちょっとわかる気がした回でした。

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