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カラー診断、見るのとやるのと受けるのと

FPSS17期生、チエです。
はじめてのFPSSサロン訪問、ということでカラードレープ実習を受けてきました。

事前に「購入したドレープを持ち帰る袋を持参で」と言われていたので、どの程度かさばるのか?重いのか?カーテン屋さんで持ち帰るのと同じ感じかな?と思ってましたが・・・だいたいそんな感じでした・・120色、重みあります・・・


いざ実践の前に「このシーズンでこういう場合はこう」と座学で理論を教えてもらったり、注意点を教えてもらったり、聞いていると納得、と思っていても、やっぱり実際やりながら考慮するのはめちゃめちゃむずかしかったです。

「顔全体ではなくポイントポイントで見分ける必要がある」とは教わりましたが、顔のパーツとか髪とか肌質とか輪郭とか色素とか、見るとこ多くないですか・・・!!!と内心思いつつ、見よう見まねでお客さま代わりの同期さんで診断開始。

最終的に診断しなければいけないのは大変でしたが、ドレープの色で顔色が変わる様子を見るのはとってもおもしろかったです。似合う色を当てたときに「おおっ」となる感じ。見ているこちらも嬉しくなりました。
ただ、反射しているだけなのか?とか、色白なのか血色が悪いのか?など見極めは難しく、受診者に「・・・ですよね?」と確かめたくなることもしばしば・・・

最終的に、1st, 2ndの診断は答え合わせでもあっていましたが、決め手となる根拠や色は判別しきれず。

事前に誤診があることを聞いていたり、カラー診断を受けても活かせない話なども思い出し、たしかに「この場にあるこのドレープの色が合っている」とだけインプットされたら、その後どういう色を選べばいいかわからないな〜〜と思ってしまいました。
「こういう傾向だからこういうテイストが似合いますよ」と伝えることも大事ですが、その伝え方がもっと大事だな、と。自分が聞いても忘れそうになるくらいなので、それこそほんとに資料で渡すのが一番良いなと思いました。

私自身も診断してもらいましたが、なんか自分が一番見極めづらかったな・・(良い練習になるかな・・・)
あと先生から「深い色が似合うけど顔立ち的にキメキメになりすぎる」とのことで、全体の印象でのバランスももちろん大切、とも教わりました。

同期の子で本人のイメージと似合う色が真逆、ということもあり、パーソナルカラーも大事だけど、イメージカラーも大事なんだな。本人の好みのあるし、でも第一印象で色って重要だし、・・考えだしたら色だけで沼なのかもしれません。


見るのもやるのも受けるのも、全く別もの。
やるのも、見極め・所作慣れ・コミュニケーションと必要なものが多々あり、ただ診断だけできればいいってもんじゃないんだな・・とつくづく痛感したのでした。



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