FPSS17th基礎講座#3 パーソナルカラー診断はどこで受ける?
こんにちは、FPSS17期生のJacoです。
何年前からでしょうか?周囲で『パーソナルカラー』というワードを聞くようになってから。
イエベ。ブルべ。とか、スプリングとか。
そんな血液型みたいに、少ないタイプの中からその人に似合う色なんてわかるの??
実は、パーソナルカラーって何がそんなにすごいんだ?と思いながら
FPSSに入学した私でした。
そして、そんな私が実際に授業を受けて理解したこと。
現在の日本では4シーズンだけではなく、派生した様々な診断方法がでてきている。
しかし、単純なタイプに分けて、大きな傾向を知ることに意味があり、
その方がより人々に広まり、参考にできるものも多くなる。
そして、FPSSのパーソナルカラー診断では、その人のベストシーズンを決めるだけではなく、明度、彩度、色相それぞれを見た上で、その方の一番強い傾向を診断する、とわかりました。
なるほど。
つまり、世間にはイエベ、ブルべ。オータム、ウィンターなどのワードだけが独り歩きしてしまっているんですね。。。
本当は、あくまで基礎的な基準としてフォーシーズンズ診断があり、
一番大事なのはその先にある、その人の傾向を見ること。
そして素材感。
パーソナルスタイリストはパーソナルカラーを洋服に反映させる職業です。
そのため、生地に光沢があるものはより明るく見えるなど、
素材感によって色の見え方も大きく異なることも考慮してコーディネート
をすることが必要となります。
今回パーソナルカラー診断の本当の意味がわかり、やっとモヤモヤとした気持ちが晴れました。
ただ。。。理解したからこそ改めて思ったこと。
どこでパーソナルカラー診断を受けるのか?がとても重要
なのではないか、と。
人によって感受性が異なり、色の感じ方も違う。
色が暗いとか、鮮やか。などの違いがよくわからない人にとっては、
診断を受けた後、自分で洋服を選べるようになるのはまさに至難の業。
だったら自分がわかるように自分に合わせて説明してくれるパーソナルスタイリストが絶対にいい!
パーソナルカラーに限らず、世の中のありとあらゆるものに関していえることで、自分自身もそうなのですが、人は自分が良く知らないものに関しては誰に診断などをしてもらっても(特に資格などがあると)良いのではないか。と思ってしまいがちですよね。
例えば、自分が美容院の知識があまりなかった中学生のころは、美容師の免許を持っているプロだったら信頼できる。と思っていました。
けれど、何度も失望と失敗を繰り返して、今はどこを選ぶかが重要だとわかります。
どうしたら皆さんにこの重要性(診断を誰にやってもらうか。)
をわかってもらえるのでしょうか?
知りたいのはあくまでも自分に似合うものであり、傾向。という方と
パーソナルカラーをどうやって決めるのか知りたい。という方など様々な方がいらっしゃると思います。
久野先生も、その方がパーソナルカラーの知識をどのくらい必要としているかなどにより診断結果の伝え方が変わる。とおっしゃっていました。
細かい知識が必要かどうかは相手次第。知識は使うべき時に使う。
色の感受性が高くない人に対して、どのように色の違いを説明できるか。
色を言葉で説明できる技術と正しい言葉遣いができているか。
やっぱり最後は言語化の重要だという結論にたどり着きますね。
日本語を改めて勉強しますか。。。(笑)
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