住宅ローンは金利だけを見て決めてはいけません!
今から家を建てようと思っている方の
ほとんどは20代後半の方から
40代前半の方だと思います。
私も含めてこの年代の方達は
金利が低い時代しか知らないので
金利が上がるというイメージがあまりありません。
しかし、ここ20年間の
住宅ローン金利の平均金利は4%ほどです。
さらに、銀行に住宅ローンの借り入れを申し込んだ場合には、
銀行は「この人は貸しても大丈夫な人か」を審査します。
この審査に受かれば晴れて住宅ローンを借りることができます。
この審査の時に適用する金利である審査金利を
4%~3%に設定している銀行がほとんどです。
つまり、銀行は
「この人は住宅ローン金利が4%になったとしても
年収に対して過度な借入れにならないのか?」
をチェックしているわけです。
もちろん今後の住宅ローン金利が上がるかどうかは
正直「神のみぞ知る」ですが、
個人的には、短期的にはそこまで大きく
住宅ローン金利は上がりませんが、
10年20年の長い期間で考えれば、
今よりも高い水準になると予想しています。
ですので、念のため今後30年や35年など
長い期間を考えると、住宅ローン金利が4%まで
上がる可能性も少し考えておく必要があるでしょう。
もし子どもの教育費がかかる時期に
住宅ローン金利が上がってしまうなんてことになると
子どもの教育費と住宅ローンの支払いの
ダブルパンチがあなたの家計を襲います。
もしあなたが変動金利型や
3年固定や5年固定、10年固定金利型など
住宅ローン金利が変わる可能性のある住宅ローンを
組もうとお考えなのであれば、
ご自身ではコントロールできない
住宅ローン金利の上昇へ対応できるようにしておいてください。
住宅ローン選びはあなたの将来の家計を予想しながら
慎重に行ってほしいと思います。
なお、住宅ローンは各金融機関の住宅ローンを
すべて合わせると3000種類あると言われています。
有利な住宅ローンを選べば数十万円~数百万円得しますが、
そんなたくさんある住宅ローンの中から
有利な住宅ローンを選ぶのはなかなか大変です。
ですので、有料にはなってしまいますが、この記事を見ていただいて
条件のいい住宅ローンを提供しているのはどの金融機関なのか、
住宅ローンを有利に借入れするためにはどうすればいいのか
など住宅ローンについて知っておくべき内容を理解していただき、
住宅ローン選びに活かしてもらえればと思います。
特に、都心部よりも地方で
「土地から探して家を建てる方」
に参考になると思います。