ビューカードでもれなくポイント獲得
クレジットカードを使うと、借金をしたはずなのになぜかポイントがもらえます。
たくさん使ってもらうと加盟店からの手数料でカード会社が儲かるからですね。
クレジットカードのポイント還元率相場
三井住友カードやセゾンカードなどの大手は0.5%ポイント還元が一般的です。
楽天カードだと1%還元とお得です。ほかに1%以上の還元だと、REXカードやリクルートカードなどがありますが、まあ楽天カードが定番で無難かと思います。
JCBやアメックスのプロパーも1%還元ですが、店舗がブランド対応していない場合があるので、メインカードはビザかマスターが無難です。
楽天カードで日常生活の決済はすべて1%還元としたいところですが、ポイントがつかないものがあります。
Suicaです。
Apple payやモバイルSuicaを使うと楽天カードでSuicaにチャージができるようになってはいますが、きっぷは金券のためポイント対象外となっています。地味なトラップです。普通に暮らしていると毎月5000円か1万円はチャージをするので、月50-100円相当のポイントを取り逃がすのは惜しいです。
一応2020年6月から楽天ペイを使うといくらかポイントが取れるようになりましたが、毎月エントリーが必要でとても面倒です。
ビューカードでSuicaでもポイント獲得
ところが、ビューカードを使うとSuicaのチャージでもポイントがつきます。
還元率は1.5%です。1000円で15円、1万円で150円がもらえる計算です。
ビューカードならSuicaと一体化していてカード枚数も増えないし、オートチャージも設定できるし、定期券としても使えます。定期券もクレジット決済できます。会社が定期券代を出してくれるならここでポイントを稼がない手はないです。
ただ、同じビューカードでも、JRが発行しているプロパーのビューカードと、提携他社が発行しているビューカードと2種類あります。提携他社のほうは「ii」というマークがついています。こちらを選ばないよう注意が必要です。享受できるサービスが縮小されます。
とくにこだわりがなければビックカメラのビューカードがプロパーで年会費最安です。
交通系ICカードの決済利便性はトップ
交通系ICカードは数年前までは関東だとSuica、関西だとICOCAなどJR支社に合わせて使い分けないといけなくてひどく不便でしたが、最近はSuica1枚で全国どこでも使えるようになり、便利になりました。
コンビニ、スーパー、自販機、バス、タクシーなども使えて便利です。クレジットカードや、Paypayなどのバーコード決済に比べて決済速度が速いのが良いです。
決済の利便性は交通系ICカードがトップだと思います。
ただ、カード1枚あたりのチャージ限度額は2万円なので、高額決済には使えません。
関東圏だとSuicaとPASMOの2強となっていて、相互利用も可能です。どちらを持っていてもいいのですが、どちらかと言えばSuicaの方がいいと思います。理由は、JR東日本1社が提供するサービスなので、ポイント付与などの柔軟性が高いからです。PASMOは私鉄が何十社もからんでいるのでなかなか動きが鈍重です。
SuicaチャージでJREポイントを獲得
ビューカードのポイントはJREポイントです。前はビューサンクスポイントとかSuicaポイントとかいろいろありましたが、数年前に統合されました。JREはJR Eastの略ですね。JREポイントのサイトはビューカードのサイトとは別に登録する必要があります。面倒ですが、手間を惜しまないことです。
モバイルSuicaでJRを利用すると、50円で1ポイントたまります。100円で2ポイントなので、2%ですね。2%還元はなかなかないです。ぜひ利用するといいと思います。オートチャージの1.5%と合計すると3.5%還元です。1万円の利用で350円がもらえます。もらったポイントは1ポイント1円でSuicaにチャージできます。JRの駅にあるビューカードのATMでチャージします。
楽天カードとビューカードの使い分け
ビューカードは通常のショッピングだと0.5%還元なので、通常利用なら1%還元の楽天カードの方がお得です。
交通費はビューカード、ショッピングは楽天カード(など1%還元のカード)、という使い分けで良いでしょう。
ただ、オートチャージは1.5%なので、Suicaで買い物ができる店なら、楽天カードを使うよりSuicaで済ます方がお得です。
しかし、Suicaでの買い物はマネーフォワードに自動で反映されず、ブラックボックス化してしまいがちです(アプリで反映させることは可能)。
どうせ少額なのでポイントがお得ならブラックボックスでもいいや、と割り切るか、いやいやきっちり見える化させたいからSuicaは交通機関のみにしぼろう、とするかは個々人の趣味によります。
えきねっとも忘れずに
あと、JR東日本の指定席の予約などをするときに「えきねっと」を使うことがありますが、こちらで取得したポイントもJREポイントに自動追加できるようになっているので、設定しておくといいです。