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【驚く方法を発見!】将来の調達に必要なスキルの探し方

何年間も、ずっと調達部門のトップから質問を受けます。「将来の調達人材に必要な素質はなにか?」。もちろん、それは自社の理念によりますよね。また自社の目標によります。


だって、それを達成できる人材が必要ですからね。


質問者の多くは「そりゃそうだろうけれど、トレンドを知り、教育や採用の参考にしたい」というのが本音でしょう。トレンドがそのまま自社に適用できるかは別の問題だけれど、ヒントになる。


じゃあ、どうやったら将来の調達人材に必要なスキルがわかるか。いろいろな方法があります。肌感覚で答えることも可能でしょう。でも、もっと面白い方法がないか。


それで、この半年前に私が見つけた方法を共有します。


ずばり「先端企業の調達求人を見よう」というものです。先端企業は先端の人材を求めているはずだから、それを見たらいいじゃん、というコロンブスの卵みたいな方法です。


たとえば、イーロン・マスクがやっている、スペースXやテスラを見てみましょう。スペースXでは調達人材に最新テクノロジーへの知識と関心をあげています。さらに各種のITアプリケーションのスキルを求めています。うーん、調達人材っていってもDX対応が必須ってことですね。なお同社ではSQL(データベース言語)も必要としています。データ分析させるためかな? 凄いねえ。


そしてテスラにいたっては、「特別な価格交渉を通じて、継続的なコスト削減と回避を推進し、サプライヤの最終選定を評価できる」能力が必須と加えられています。すごいね、これ。


その他にも、みなさんが興味のある先端企業の求人票を読んでみてください。現実的に求められている調達人材像がわかりますよ。

ところで、少し話を変えます。


「これから調達人材に求められる能力」というとき、突如に必要性があがるものがあるかもしれません。たとえばChatGPTとか「生成AIを使える能力」とか。もしそれならば部員全員にすぐに生成AIのトレーニングを受けさせねばなりません。


でも、多くの場合は予算が制約になって次年度になります。しかしそれでは遅い時代になっているのではないでしょうか。極論ですがこれから「予算」という考え方が時代にそぐわなくなると私は予想しています。


1871年に「ちょんまげを切れよ」と法令が誕生したのに、以後もちょんまげを切らなかった人がいます。それと同じく「これから新たな調達の時代だよ」と社会では言っているのに、いまだに古いやり方を変えられない組織がある。


つまり、いまは「ちょんまげ調達」と「DX調達」の二極化が進行しているのです。みなさんは「ちょんまげ調達」側でしょうか?それとも「DX調達」側に身を賭すでしょうか?


よかったら、上記の文章をご同僚に転送してください。

<以下、追伸です>

そろそろ全講座やセミナーとも定員間近です。とくに交渉力の講座
はお急ぎください。

↓イベントを紹介します。

●交渉力基礎徹底習得講座
2024年11月7日(木)10時00分~12時00分
https://www.future-procurement.com/event/negoprocurement2/

●調達業務基礎を一日で徹底的に学ぶセミナー
2024年12月4日(水)13時00分~17時00分
https://www.future-procurement.com/event/tokyo28/

●調達業務講師育成講座(定員まで残3人)
2024年12月16日(月)19:00~21:00
https://www.future-procurement.com/event/procurementteacher/


今後のセミナー予定については表にまとめました。
https://www.future-procurement.com/2024semi.pdf

また下はお申し込み後すぐにご覧いただける教材も多数あります。

●「はじめて学ぶサプライヤとの型取引の適正化」セミナー
●CO?排出量の算定を取引先に指導できるようになるセミナー
●「労務費の適切な転嫁のための価格交渉」対策セミナー
●ChatGPTの調達業務への活用
……などなど。下のURLからご確認いただけます。
https://www.future-procurement.com/product/

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