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坂口孝則ニュース解説(調達・サプライチェーン観点より)

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調達コンサルタントの坂口孝則が、世の中のあらゆるニュースを解説しています。
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2024年9月の記事一覧

【調達現場より】苦しみと哀しみの状況を聞いてください

私は現場の調達担当者の方々と対話を重ねています。話していると自分だけで悩みを抱えている方…

調達部員が先送りしないようになる方法とは?

15年ほど前と記憶しますが、エクセルに =27000-DATEDIF("1978/7/28",TODAY(),"d") と入力す…

調達部員は丸投げ希望人材になれ!!

先日、国際物流総合展に行ってきました。また調達関連の展示会もよく行っています。驚くのが、…

〇〇による調達改革論。涙するアスリートから学ぶこと

ミュージシャンとアスリートはずるい。嫉妬しました。もちろん、オリンピックの話です。個人で…

TSMCの強さと調達力の異常な関係

TSMCのことはご存知でしょうか。半導体のファウンドリ企業で有名です。簡単にいえば半導体…

これまででもっとも怒られた話を読んでください

トランプ元大統領の暗殺未遂事件が起きました。原稿執筆時点ではトランプさんの右耳が銃弾で貫…

サプライヤの大倒産時代に備えて知ってほしい3つのこと

曹洞宗の良寛和尚は「裏を見せ 表を見せて 散るもみじ」という句を作りました。私の好きな句の一つです。人生は表だけじゃなく裏もある。すべて含めて人生を肯定しようというもの。 コロナ禍でゼロゼロ融資がはじまりました。保証も利息もゼロで、企業の倒産を防止しようとしたものです。これはたしかに「表」の役割として効力を発揮しました。 しかし、2023年から2024年にかけて元本の返済期間が迫ると同時に倒産件数が急増しています。 ・2021年:約6000件 ・2022年:約6500件

イーロン・マスクから学べるコスト削減手法とは?

先日、イーロン・マスクの近くで働いた経験を書いた『イーロン・ショック』という本を読んでい…