買収提示額は約2700億円!「噂で買って事実で売るのが、株の醍醐味!」TOBで推奨銘柄の株価が急騰!理論株価は?
「噂で買って事実で売るのが、株の醍醐味!」週末のビッグニュースを受けて、青田買いしていた投資家は、歓喜の雄叫びを上げていることでしょう。
5月31日、米国の投資会社ブラックストーンが、帝人の上場子会社インフォコム(4348)の買収を発表。今後、株式公開買い付け(TOB)を通じて、最終的には全株取得を目指すとしています。
インフォコム(4348)は、電子コミック市場で「めちゃコミック」を運営し、スマホアプリの普及に伴い急成長をしている企業です。2023年の販売額は紙媒体の2倍以上(4830億円)あり、メディア事業に力を入れているソニーグループや米投資会社KKRも同社の買収には興味を持っていたようです。
結局、入札で最高値を提示したブラックストーンに軍配があがったわけですが、当初、2000億円規模と見られていた買収価格が大幅に増額したことで市場に驚きをもたらしました。
ブラックストーンの提示額は、なんと約2700億円!さすが1兆ドルの運用資産残高を有する世界最大級のオルタナティブ投資運用会社ですね。
すでに日本のマンガは海外でもニーズが高く、今やコスプレなどのサブカルチャーも世界各国で親しまれる文化となっていますが、今後、世界中にビジネスを手掛けるブラックストーンが、後ろ盾となることで飛躍的に販路が開けそうです!
当然、その点を視野に入れて、巨額の買収価格を提示したということでしょうけど。いずれにしろ価格が大幅に吊り上げられたことで、発表前に株を買っていた人たちは大喜びです(^^♪
週明け6月3日、このTOBに関する報道の真偽を確認するとして、東証は同社の株式売買を一時停止としています。取引再開後、どのくらい株価は上昇するでしょうか。
見通しとして、理論株価を計算してみると・・・
買収価格がさらに引き上げられるとの思惑から、5,400円超えの気配値(執筆時点)となっているのを見ると、さらに上値を追いたくなりますが、最終的に株価はTOB価格に収束するのが定石です。
思惑が肩透かしとなり提示額そのままで決まれば、株価は下落する可能性があるので早めの利確が賢明か?さらに上昇に弾みがつく続報が出そうな気もするので、もう少し待ってみるか?なんて嬉しい悩みですよね。
推奨時に仕込んだ人にとっては、言葉通り株の醍醐味を堪能できる取引となりました(^―^)♪
P.S.
日本株投資助言サービス「FPO online」でインフォコムを「推奨銘柄」として紹介したのは、4月25日。
5月31日時点のパフォーマンスは、推奨時株価2705円→4865円(5/31高値)上昇率は79.85%!
本日からスタートした「FPO online」の新コンテンツ「耳より!投資助言」でも、さっそく同株の話題が取り上げられています。
宝条編集長のこれまでの経歴を振り返ると、銘柄分析をはじめマーケット情報に関する執筆がメイン。実は、この新コンテンツ「耳より!投資助言」で、初めてのトークにチャレンジしているのです。
さすがに気心知れた藤ノ井先生が相手とはいえ、収録となると緊張するので事前に練習したいという要望があり、数日前に本番さながらのリハーサル収録をしていました。
その際に取り上げていたのが「異次元の高値買収」と話題のもうひとつのTOB合戦についてでした。それがこの本番配信に間に合わなかった(>д<。)
もう少し遅れて出てくれたら推奨していたのに・・・と宝条編集長は悔しがっていましたが、リハーサルに立ち会っていたスタッフたちにとっては、その実力を認める貴重な体験となったのです。
ワクワクするメッセージに期待度は割り増し状態です^^!特別に!「耳より!投資助言」の記念すべき初回配信の一部を抜粋してお届けしますね。
ちなみに、今回のようなチャンスは今年何度もありそうとのこと♪
会員の皆様ご期待ください!!
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