知っておいてほしい「お金の知識」 Vol.6-4 ~iDeCo~(まとめ編)
ちょっと間が空いてしまいましたが、前回(後編)の続きになります。(以前のiDeCo編の投稿はこちら↓)
こちらでは「まとめ編」と称して、自分なりのiDeCoの取り組み方やその上で感じた、気付いた活用法について、書いていこうと思います。
毎度申し訳ありませんが、記載内容に関しては、あくまで自分個人の考え方や取り組み方についてになりますので、参考にしていただく分には一向に構いませんが、その後の結果については、全て自己責任の上であることをご承知いただきますようお願い申し上げます。
そして、以前の投稿でも書いたように、iDeCoは「投資」です。よって、今回の記事に関しては、上記で触れたように個人的な見解になるため、誠に勝手ながら有料とさせていただきます。その点をご了承いただいた上で、希望される方はご購入いただき読んでいただければと思います。
また、ファクトチェックは毎度のごとく行いますが、内容に不備やご指摘などございましたら、遠慮なく仰っていただきますよう、重ねてお願い申し上げます。
★取り組む際に、一度考えてみよう
iDeCoは当初から書いていますように、金融商品を購入して、自らの指図で運用する「投資」によって作る「年金」です。なので、
どの商品を購入するか? (株式、投資信託、REITなど)
どれぐらい拠出するのか?
どこで購入するのか? (金融機関)
どの商品の配分はどの程度にするのか? (国内外、商品構成など)
などの点について、「ご自身がどのようなスタンスをとるのか?」によって、積み上げる年金額が大きく変わってしまいます。
ということは、上記の点を明確にしておくことが大切になってきます。となると大事なのは、
拠出可能額 (毎月もしくは毎年いくらiDeCoに払えるか?)
リスク許容度 (実績の浮き沈みは、どれくらい許容できるか?)
拠出可能年数 (受給は何年後になるのか?もしくは何年後からにするのか?)
ぐらいは、しっかりと確認しておくことです。繰り返しますが、iDeCoは「投資」です。以前投稿した内容を参考にしていただければと思いますが、
「投資」なのに、何も計画してなかったり現状分析が出来ていないのに、「限度額いっぱいに拠出するぞ~!」とか「買うのはリターンの良い先進国株式1本!」というのは、正直勧められません。こういうやり方がというわけではなく、「ビジョンを持ってない、計画性がない」というのが問題だと思います。
極論から言えば、先ほどのような取り組み方でも構いません。ご自身の生活に何1つ問題が生じないのであれば。ただ、自分の経験上また立場上、このようなやり方で万が一のときは、どうなってしまうのでしょうか?ということです。
前の記事にも書きましたが、iDeCoは原則60歳なるまで、一切引き出しできないものです。それまでの間に不測の事態が起きて、お金が必要になったとしても、iDeCoにある分は一切手が付けられないのです。将来のためのものが、今を圧迫してしまうのは本末転倒と言わざるを得ないのではないでしょうか?
「でも、そんなこと言うなら、じゃあどうすれば良いのさぁ?」という声が聞こえてきそうですが、その点については、
拠出額は年に1回変更できます。
ご自身の生活環境の変化や収入状況によって、変えていきましよう。購入割合は自分で決めれられます。
iDeCoの特徴でもあり、リスク許容度に応じた組み合わせが可能です。購入後の商品を他の商品に変更できる。
スイッチングと言われる仕組みで、環境やリスクの変化に伴うリターン追求度に応じて、リターンの低い商品をリターンの高い商品へと入れ替えることが可能です。
といってところで柔軟に対応できると思います。始めたころは拠出額を可能な分より少な目にして、商品構成を手広くし、こまめに状況を確認するようにして、仕組みや流れに慣れてきたら額を増やしたり、構成を絞ったりしていくのが良いかと思います。
ここから先は
¥ 500
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?