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米国株はソフトランディング!?


米国株が絶好調です。

今、夏枯れ相場が始まり若干の低迷があるモノの、今年に入ってほぼ右肩上がりで順調に推移しています。


米国株が順調なので、米国金利は下げられぬまま24年も半分が過ぎてしまいました。

あまりにインフレ状態なので、暴落間近と言われていた23年から、大した下げもなく絶好調の米国株ですが、このまま大暴落せずに、ソフトランディングするのでしょうか?


僕の予想は『NO』です。

理由は、実質経済は右肩下がりになっているから。
です。

米国経済は、非常に格差が大きいです。
どれぐらい大きいかと言うと
米国代表の500社の内、マグニティセントセブンと呼ばれる7社だけで、時価総額の3割を占めているとされています。

※マグニティセントセブン Apple、Amazon、アルファベット、Microsoft、meta、Tesla、NVIDIAの7社。

なので、この7社の上げ下げが米国相場全体を動かしていると言っても過言ではありません。



そして、今この7社は比較的絶好調に推移しています。

なので、米国株全体は右肩上がりになっています。

では、他の493社はどうかと言うと実は、全体的に成績は芳しくありません。

じゃあ、これの意味する所ですが、

マグニティセントセブンの業績が良いので米国全体としてはプラス
     ↓
他の493社は利上げにより不審
     ↓
しかし、米国株自体は右肩上がりなので利下げは出来ない
     ↓
他の493社は金利が高いまま資金調達を余儀なくされる


となります。

では、これから先どう言う事が予想されるのかと言うと、


資金を新たに調達する時に金利が高過ぎる。
     ↓
不動産、銀行系が大ダメージ
     ↓
関連会社が倒産
     ↓
更に関連会社が連鎖倒産
     ↓
    大暴落

となると思っています。

今後の利下げの具合や選挙結果などでは全く予想が変わってくるかも分かりませんが、僕の予想はこんな感じです。


最後に、
じゃ、やれる防衛策は?
ですが、
・株式から債券に資金を少し移す
・米国の中で、NASDAQ100の様な尖った指数ではなく、S&P500や、全世界などマイルドな指数

に一部資金を動かす。

と言う方法があります。

ご参考までに。


それでは!


※筆者個人の見解です。
これにより損失を生じましても一切の責任を負う事はできません。
あくまで参考程度にお考え下さい。


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