#050_NISAの非課税をしっかり使い切るために気を付けたいこと
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#050_NISAの非課税をしっかり使い切るために気を付けたいこと
新NISAになり、年間の非課税投資可能枠が拡大されました。
つみたて投資枠は、年間120万円ありますので、
月々10万円で使い切る形となりますね。
そのため、新規投資で枠を使い切るという方は、
そう多くは無いのでしょうけれど、
もともと課税口座で投資をしていたり、
しっかりと貯金を積み上げてきた方であれば、
新NISAの枠拡大を機に、NISAで運用する額を増やそう!
という方は多いと思います。
年間に与えられた非課税枠をしっかりと使い切りたい!
そういう想いをお持ちの方は、投資信託の仕組みについて知っておく必要があります。
それは、「買います」という発注をしてから、実際に自分の口座に投資信託がやってくるまでには、タイムラグがあるという事実です。
投資信託の売買には、3つの日付があります。
申込日(注文日)
約定日
受渡日
3番目の「受渡日」が年内のものが、その年のNISA口座で買った商品として扱われます。
まずは、このルールを頭に入れておきつつ、それぞれの意味を確認していきましょう!
1.申込日
これは、その名の通り、「買います」「売ります」という意思表示をした日です。
つみたて設定を毎月25日とかに設定していれば、基本的にその日が申込日となります。
ただし、その日が日曜日などで休業日だったら、翌営業日が申込日になります。
自分でwebサイトから売買の手続きをした場合には、
手続きをした時間によっては、翌営業日の取り扱いになることがあります。
注文締め切り時間が何時に設定されているかは、証券会社によっても、商品によっても異なる場合があります。
2.約定日
投資信託を「買います」「売ります」という取引が成立する日です。
注文日が約定日になる商品もありますが、外国株式に投資する商品は、基本的に翌営業日になります。
3.受渡日
買った投資信託が口座に入ってきたり、売った投資信託の代金が入ってくる日のことです。
ここまで到達するのに、曜日配列等によっては、申込から1週間かかることもあります。。。
要は、12月ギリギリに積立設定をしていると、年内に買えなくなり、
枠を使い切れずに終わってしまう可能性があるということです。
商品によって、受渡日までの日数は異なりますが、
2023年の事例で見ると、一番早いものだと、
12月19日までに申込を終えていなければ、年内の受渡しには間に合わない・・・という状況でした。
クレジットカード積立を使っていれば、たいていは毎月1日積立ですので、この失敗は起こりにくいです。
そう言う意味でも、クレカ積立は楽ちんですね♪
自分で積立日を設定する場合には、1日~15日の範囲内で設定すると、安心でしょう!
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