年金のしくみ #3 企業年金について知っておこう!
年金制度のやっかいなところは、
「その人が働いている会社や環境によって、状況が違うこと」
会社員の場合には、厚生年金の他に、会社独自の年金があって、
難しい用語もたくさん出てくることから、ちょっと調べただけでは混乱しがちです😰
そういえば、私は以前に、
「私は国民年金には入っていないかもしれない・・・」
こんな不安を感じたことがありました。
同じような疑問をお持ちの会社員のみなさまは、ご安心ください✨
厚生年金に入っていれば、自動的に国民年金にも入っています!
厚生年金は、あくまでも国民年金の上乗せ分。
だから、国民年金に入らずに、厚生年金だけに入るってことが、あり得ないんですね😉
そして、国民年金&厚生年金以外にも、
"会社独自の年金制度" が用意されている場合があります。
上乗せ制度があるのは、ありがたいことですね💞
さてさて、この会社独自の年金制度ですが、大きく2つのタイプに分かれます。
🔸確定給付型
老後に受け取れる額が、先に決まっている
🔸確定拠出型
いくら積み立てるかが決まっていて、
運用の結果に応じて老後に受け取る額が変わる
確定給付型は、DB(Defined Benefit)が正式名称です。
給付する金額が決まっているので、会社目線で言えば、もし運用に失敗したら、不足分は会社が補填しなければならない・・・ということになります。
私たちは安心感がありますが、会社の視点に立つと、ちょっと負担が大きいということですね。
一方の確定拠出型は、DC(Difined Contribution)が正式名称。
毎月決まった額を企業が積み立ててくれますので、そのお金をどう運用するかは、私たち次第😉
つまり、上手に運用できる人ほど、受取額を増やすことができるので、かしこい"運用" 方法を知ることができるかどうかがカギになってきます。
この点は、よく耳にするようになった、イデコと同じですね。
自分で運用商品を選ぶタイプの企業年金の場合、これを機に一度ご自分の選択を見直してみましょう!
イデコでの商品選びのポイントを理解すれば、企業年金の商品選びにも役立ちます。
ちなみに、イデコも年金制度の一環ですので、DBに加入しているか、DCに加入しているかによって、イデコの掛金上限額が変わってくる仕組みになっています。
会社の年金制度によっては、イデコの利用そのものに制限がかかる場合もあるんです😰
※iDeCo公式サイトより引用
そういう意味でも、まずは会社の年金制度を把握することが大事です。
DBやDCに入っているのかどうか、どういう仕組みになっているのかは、しっかりチェックしておきましょうね!
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