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#010_「基本生活費」から導く、運用してはいけない預貯金額

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#010_「基本生活費」から導く、運用してはいけない預貯金額

多少想定外のことがあっても、当面は困らない。
そんな、いわゆる最低限のお金については、その時々で、増えたり減ったりされては困りますよね💦
なので、金額が動かない「預貯金」で蓄えておくことが大事です。

ただ、この最低限のお金を算出するためには、
「今の生活費って、いくらなの?」というところが、正確につかめていないといけません。

例えば、毎月30万円使う人と、毎月15万円使う人では、
備えておくべき金額が変わるからですね。

ズバリ言って、

  • 超最低限-生活費の3ヶ月分

  • まずはここまで-生活費の6ヶ月分

  • 一般的に推奨される範囲-生活費の1年分

  • 収入の変動が激しいお仕事なら-生活費の2年分


このあたりが、準備する目安になってきます。

要は、
無収入になったとしても、娯楽をのぞいて、淡々と生活をしていくなら、何カ月間凌げますか?
というラインで決めていく、ということです。


なので、まずは「基本的な生活費」をしっかりと把握する必要があるのです!
・・・が、これがまた、把握できていないことがほとんどなんです💦


ということで、
こちらも、1年分の通帳とクレジット明細をかき集めていただき、
何にいくら使っているのか、ざっくり費目をわけて集計してみましょう。

その際に、臨時支出にあたるようなモノは、別枠でリストアップしてみてくださいね。

1年分の支出を纏め終わったら、
基本的な生活費を12で割って、月額を出してみましょう。
これが、現在の1ヶ月分の基本生活費です。

もしも結果が20万円だったら、
 20万円×3ヶ月=60万円
  →これより貯蓄が少なかったら、投資の前に貯蓄優先!
 20万円×6ヶ月=120万円
  →これより貯蓄が少なかったら、
   投資はお試し程度で始めつつ、貯蓄重視型で!
 20万円×1年=240万円
  →これを超えていたら、
   残りのお金を見ながら投資額を考えていく

こんな感じで判断していくイメージです。

ただし!
お子さまの学費など、5年以内に使う予定のあるまとまったお金があるようなら、その分は別枠でよけておき、預貯金としてキープしておいてください。


例えば、手元に700万円の預貯金があるとしましょう。
基本生活費の1年分は、240万円。
5年以内に200万円出ていく予定があります、と言う場合は、

700万円-240万円-200万円=260万円

これが、今「運用資金」にしてよいお金、ということになります。

ただし、これをまるっと投資に回すのではなく、運用資金の中でも一定の比率を決めて、一部を投資に回していきます。

運用資金の割り振り方法のお話しは、次回お届けしますね。


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