
#010_「基本生活費」から導く、運用してはいけない預貯金額
大空みさきの3分間マネ活動ラジオ テキストver
朝の通勤通学、ちょっとした隙間時間etc。気軽に聞けて、お金の知識に親しみが持てる。
そんな3分間をお届けする、マネ活ラジオのテキストverです!音声で聞きたい方は、こちらをクリックしてくださいね♪
#010_「基本生活費」から導く、運用してはいけない預貯金額
多少想定外のことがあっても、当面は困らない。
そんな、いわゆる最低限のお金については、その時々で、増えたり減ったりされては困りますよね💦
なので、金額が動かない「預貯金」で蓄えておくことが大事です。
ただ、この最低限のお金を算出するためには、
「今の生活費って、いくらなの?」というところが、正確につかめていないといけません。
例えば、毎月30万円使う人と、毎月15万円使う人では、
備えておくべき金額が変わるからですね。
ズバリ言って、
超最低限-生活費の3ヶ月分
まずはここまで-生活費の6ヶ月分
一般的に推奨される範囲-生活費の1年分
収入の変動が激しいお仕事なら-生活費の2年分
このあたりが、準備する目安になってきます。
要は、
無収入になったとしても、娯楽をのぞいて、淡々と生活をしていくなら、何カ月間凌げますか?
というラインで決めていく、ということです。
なので、まずは「基本的な生活費」をしっかりと把握する必要があるのです!
・・・が、これがまた、把握できていないことがほとんどなんです💦
ということで、
こちらも、1年分の通帳とクレジット明細をかき集めていただき、
何にいくら使っているのか、ざっくり費目をわけて集計してみましょう。
その際に、臨時支出にあたるようなモノは、別枠でリストアップしてみてくださいね。
1年分の支出を纏め終わったら、
基本的な生活費を12で割って、月額を出してみましょう。
これが、現在の1ヶ月分の基本生活費です。
もしも結果が20万円だったら、
20万円×3ヶ月=60万円
→これより貯蓄が少なかったら、投資の前に貯蓄優先!
20万円×6ヶ月=120万円
→これより貯蓄が少なかったら、
投資はお試し程度で始めつつ、貯蓄重視型で!
20万円×1年=240万円
→これを超えていたら、
残りのお金を見ながら投資額を考えていく
こんな感じで判断していくイメージです。
ただし!
お子さまの学費など、5年以内に使う予定のあるまとまったお金があるようなら、その分は別枠でよけておき、預貯金としてキープしておいてください。
例えば、手元に700万円の預貯金があるとしましょう。
基本生活費の1年分は、240万円。
5年以内に200万円出ていく予定があります、と言う場合は、
700万円-240万円-200万円=260万円
これが、今「運用資金」にしてよいお金、ということになります。
ただし、これをまるっと投資に回すのではなく、運用資金の中でも一定の比率を決めて、一部を投資に回していきます。
運用資金の割り振り方法のお話しは、次回お届けしますね。
#マネ活 #長期投資 #資産形成 #ライフプラン #お金としあわせ #基本生活費
いいなと思ったら応援しよう!
