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#046_NISAの非課税効果を効率よく活用する方法
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#046_NISAの非課税効果を効率よく活用する方法
NISAの特徴として、
・年間の投資枠
・非課税で保有できる限度枠
この2つの枠組みがありますね。
1人につき、1,800万円までの非課税保有限度枠が与えられているわけですが、
この「1,800万円」は、実際に投資商品を購入した金額で計算されます。
これを簿価といいます。
100万円で買った投資商品が、200万円になっても、300万円になっても、
「簿価」は変わらず100万円です。
さて、配当金が出るような投資商品を買った場合はどうなるでしょうか?
100万円で買った商品から、1万円の配当金が出たとします。
非課税なので、まるまる手元に残ります。
この1万円を使って、同じ投資商品を買ったとしたら、
「簿価」の累計は、100万円+1万円で、101万円になります。
当たり前と言えば当たり前なのですが・・・
このように、一度利益が確定して払われたお金を使って、投資商品を買い増すと、非課税で保有できる限度枠を地味に食いつぶしていくことになります💦
さてさて、ここで投資信託の特徴を見てみると、
運用収益を分配金として投資家に還元する「分配型」と、
分配金は出さずに複利運用を行う「無分配型」という商品が存在します。
例えば、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)という商品の説明を見てみると、
「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動するように運用する」とありますね。
![](https://assets.st-note.com/img/1715863344699-GRel7cNP5L.png?width=1200)
このようなタイプの商品の場合、配当金をその都度投資家に支払うのではなく、ファンドの中に組み入れて再投資をしてくれます。
投資信託のお値段は、「基準価額」というもので表されますが、
この中に配当金の分も含まれていくものとお考えください。
つまり、「簿価」はそのままで、資産を太らせていってくれるという特徴があります。
フォアグラみたいな感じですね💕
その代わり、無分配型の場合には、「今」受け取れるお金はありません。
時間をかけて、じっくりと太らせていき、将来的に必要な段階で使うという作戦なのです。
NISAの制度設計上、簿価は変わらず利益が増える方が有利ですので、
配当を出すタイプの商品よりも、無分配型の方が相性がいいということになります。
このことは頭に入れつつ、商品選びをするとよいでしょう!
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#iNISA #配当再投資
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