
#052_投資信託の信託報酬は、いつどのように払っているの?
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#052_投資信託の信託報酬は、いつどのように払っているの?
投資をするときに大事なのは、コストを下げること!
こういう話はよく聞きますよね。
投資信託を保有している場合、保有している間にかかるコストとして、信託報酬というものがありますよね。
年率〇〇%と表記されている、アレです。

率が低ければ、払うコストも下がる
・・・ということは分かっていても、「いつ、どうやって」そのコストを支払っているのかって、意識したことはありますか?
銀行の預金であれば、振り込みをしたり、ATMを使った場合には、通帳の明細に「手数料」がはっきりと記録されます。
でも、「信託報酬〇〇円」という明細は見たことがないですよね💦
それは、信託報酬は、毎日算出されている「基準価額」を作る時に、既に差し引かれているからです。
基準価額は、「純資産総額」を投資信託の総口数で割って計算しています。

webサイトに載っている基準価額は、1万口当たり〇〇円という金額が表示されています。
ちなみに、設定されたばかりの時は、通常1万口=1万円としてスタートします。
純資産総額とは、
株式などの有価証券の組入資産の時価に、株式の配当金等を加えた「資産総額」から、信託報酬などのコストを差し引いた時価総額のことを差します。

つまり、手数料を後から支払うのではなく、
最初から差し引かれて運用が行われるというわけですね。
これが、いったいどれくらい手数料を支払ったのか?ということが見えにくい理由です。
ちなみに、信託報酬は「年率」〇〇%となっていますよね。
そうすると、年に1回支払うようなイメージがありませんか?
実際には、投資信託の保有額×信託報酬率(%)÷365日という計算をして、1日当たりの信託報酬が計算されます。
ざっくりのイメージとして、
信託報酬が年率0.1%の投資信託を、100万円分保有していたら、
1,000,000円×信託報酬率0.1%×消費税110%(消費税分10%)÷365日=約3円が、手数料として引かれるという感じです。
このように、見えにくくなっている手数料の仕組みですが、
実際にどれくらいの手数料を払っているか、見られるコーナーがある証券会社もあります。
楽天証券の場合には、「口座管理」メニューの中に、「投信の管理費用を確認する」という項目があります。

ぜひ、一度チェックしてみてくださいね!
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