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No.136 米ドル建て債券運用ーリスクをコントロールする

YoutubeNo.136 文字起こし

投資を行う上で、切っても切り離せない「リスク」。
では、FPL証券の主な取扱い商品である【米ドル建て債券】のリスクとは、具体的にどのようなものなのでしょうか。 今回の動画では、米ドル建て債券のリスクと上手に付き合うための具体的な方法を解説します!
「米ドル建て債券」という響きだけで、なんだかリスクが高そう…と感じている方もいらっしゃるかもしれません。 そんな方にこそ、見ていただきたい内容となっております。 米ドル建て債券運用を身近に感じていただけますと幸いです。

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本日は米ドル建て債券運用のリスクと、そのリスクをコントロールし、低減する方法についてお話ししたいと思います。
投資のリスクは主に3つあると考えられます。

①デフォルトリスク…すべての投資に共通したリスク
②為替変動リスク…外貨建て投資に共通のリスク
③価格変動リスク…すべての投資に共通のリスク

【投資リスクの種類・特徴・内容】

次に各リスクの内容ですが、デフォルトとは、発行体が債券の元金や利金の支払いができなくなることを指します。デフォルトが発生した場合の弁済順位は、「普通社債 > TLAC債(分類は普通社債) > 劣後債 > 永久劣後債 > 株式」の順となります。
為替変動リスクとは、償還時に買付時よりも為替が円高になると、為替差損が発生することです。
価格変動リスクとは、途中で売却する際に必ずしも買った時よりも高い価格で売却できるとは限らないことです。

それでは具体的なリスクコントールについて解説をさせていただきます。

デフォルトリスクについては、デフォルトの可能性が少ない、信用力の高い発行体の債券を選ぶことでリスクを低減できます。ご自身のリスク許容度に合った債券を選ぶことが大切です。
長期運用の際は、特にその点を意識する必要があります。信用力の指標となるのは格付けです。債券はその格付けにより投資適格債とハイイールド債に分類されます。
投資適格債とは、具体的にはBBB(トリプルビー)格以上の債券を指します。
投資適格債は信用力が高く、デフォルトリスクが低いため、より安定した運用が見込めます。FPL証券では取扱いを「投資適格債/発行体格付けA格以上」の債券に限定しており、取扱中に投資適格債以下の格付けとなった銘柄は新規の買付を停止としております。
このような基準を定めることで、基本的にどの銘柄をご選択いただいても安心できる運用をしていただけるような仕組みを作っています。

為替変動リスクについては、途中売却時や償還時に、円に換えず米ドルのまま受け取ることで為替変動リスクに対応することができます。
また、クーポンについても、米ドルで受け取り、円に換えるタイミングをご自分で決定していただくことも可能です。
もちろん、償還金やクーポンを米ドルで受け取り、他の米ドル建て債券などで運用を継続することも可能となりますから、円高時には有効な手段であり、ある程度為替変動リスクをコントロールすることにつながります。

次に単価変動リスクについてですが、債券にはデフォルトしない限りは償還時に額面100%の価格で償還されるという約束があります。
しかし、償還期限までの間には、政策金利など様々な要因で債券単価は変動します。償還まで保有できる余裕資金でお買付けになるのが、単価変動リスクを低減する一番の方法です。
途中売却で、いわゆるキャピタルゲイン狙いでお買付けいただいた場合でも、余裕資金でのお買付けであれば、ご自身にとって十分な運用益が確保できている局面でのみ売却する=売却のタイミングをご自身でコントロールすることが可能となりますので、価格変動リスクを低減することにつながります。

米ドル建て債券以外でも、投資のリスクを低減するには、余裕資金以外での投資、つまり損益にかかわらず、途中売却しなければならなくなる可能性が高い資金での投資は避けることが大前提となります。
投資にはリスクがつきものですが、ご説明した通り、余裕資金での投資はある程度リスクをコントロールすることにつながります。

発行体がデフォルトしない限り、償還時には額面100%の価格で償還されるという心強い約束がある「債券運用」。
短期的な相場の上げ下げに一喜一憂せず、ゆったりと安定した運用を希望する方は、債券運用を取り入れてみてはいかがでしょうか。


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米国債を毎月1万円から積み立てられるのはFPL証券だけ

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