No.140 円高ー元本割れする為替の目安
YoutubeNo.140 文字起こし
「償還時、ここまで円高になっても元本割れしないのです!」
円高になると、円貨での購入精算時にお客様有利に働きますが、既に債券を保有されているお客様の中には、償還時の為替差損のことが気になる方もいらっしゃると思います。
現在よりも円安局面で購入された債券が、償還時に元本割れするドル円レートはいくらなのでしょうか。 今回は、米国ゼロクーポン国債、米国利付債を為替レート145.45円と160円で購入した際の損益分岐点ケーススタディ動画となります。
元本を毀損するのは償還時どのくらいの円高水準なのか、検証します。 為替差損が気になる方は、是非ご覧ください!
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現在、ドル円相場は円高傾向となっていますが、以前、米国債をご購入いただいたお客様から、「為替差損による元本割れが心配です」とのお声をいただきました。
本日は米国債の為替差損について具体的な例をもとにお話しさせていただきます。
8月22日時点で、2050年償還の米国ゼロクーポン国債、2053年償還の米国4,125%利付米国債を購入し、償還まで保有した場合、米ドルがいくらまで円高に振れると円ベースでマイナスとなるのかを計算してみます。
2050年償還の米国ゼロクーポン国債の場合、単価36.80為替1米ドル145.45円の時、額面10万ドルの購入代金は5,370,960円となります。
償還時には単価が100となりますので、100,000米ドルを保有することになります。円に両替する場合1米ドル53.71円で購入代金とほぼ同じになります。
参考までに購入時の為替が1米ドル160円だったとして計算すると59.07円となります。
現在と比較して、かなりの円高水準にならなければ元本は確保できる計算になります。
2053年償還4.125%のクーポンがついている利付米国債で考えてみます。
単価104.89米ドル、1万米ドルあたりの経過利息が13.45米ドルで、40,000米ドル購入した場合、1米ドル145.45円で計算すると購入代金は約6,131,330円となります。
償還までの間、2月と8月にクーポンがもらえます。
1回あたりのクーポンは4.125%の半分ですので、税引後米ドルベースで約657米ドル、償還時を含め58回受け取れることになります。
この受取ったクーポンはすべて米ドルのままで保有し続けたとして、償還金の40,000米ドルと合わせ償還時に保有する米ドルは、約78,129米ドルとなります。
これをいくらで円に両替すると購入代金と同じになるか計算してみると1米ドル78.48円となります。先ほどと同じように1米ドル160円で購入したとして計算してみると86.31円となります。
先ほど計算した2050年償還の米国ゼロクーポン国債と比較すると、損益分岐点はやや高めになりますが、こちらもかなりの円高水準になるまで元本を割らないことが分かります。
また、米国債だけではなく当社の取り扱う他の米ドル建て債券はすべて、クーポンの受取時や償還時、外貨で受け取り、円に両替せずにそのままアメリカMMF等米ドルで運用を続けることも可能です。もちろん、為替リスクを無視することはできませんが、現在のような単価水準で米国債を長期運用すれば、十分に円高に耐えられると言えるでしょう。
この機会に米国債を検討してみてはいかがでしょうか。
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