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No.132 アメリカ経済は転換期を迎えたのか

YoutubeNo.132 文字起こし

高金利が続いたアメリカ経済。
8/2の発表内容は、利下げについて様々な観測がなされるきっかけとなりました。 アメリカの主な経済指標を振り返りながら、今後の動向や、米国債にはどのような影響を与えるかについて、考察します。

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先月、2024年7月に開催されたFOMC後の記者会見で、パウエル議長が「条件が揃えば今年9月の利下げもあり得るでしょう」と明言いたしました。
通常、利下げは債券の単価上昇と、株価の上昇につながるケースが多い傾向にありますが、今回、パウエル議長の発言後の株価は軟調な展開となっています。
本日は高金利が続いていたアメリカ経済は転換期を迎えたのか?今後のアメリカ経済の動向について考えてみたいと思います。

【主な米国経済指標】

こちらの表は米国の主な経済指標ですが、7月に発表された6月の経済指標では、特にサプライズはない中、CPIが昨年6月以来1年ぶりに3%ちょうどまで低下し、FRBが目標としている景気を悪化させずにインフレを鎮静化させる、いわゆるソフトランディングが成功に近づいていると見ることができ、予想通り、9月に0.25%の利下げを行う可能性が強いと考えられていました。
しかし、 8月2日に発表された7月の経済指標のうち失業率が市場予想4.1%に対し4.3%、非農業部門雇用者数が市場予想17万5千人に対し11万4千人といずれも市場予想より悪化した数字となり、予想よりも景気が悪化してきているのではないかとの思惑につながり、株価が下落したと考えられます。つまり、米国経済がソフトランディングではなく、ハードランディングするのではないか、との見方が強まったと考えられます。

もちろん、今後の経済指標の動向などを見極めなければ、どの程度、景気が悪化しているのか判断は出来ませんが、市場では9月に0.25%ではなく0.5%の利下げになるのではないか、あるいは、年内1回の利下げ観測が3回になるのではないかなどの観測が出るきっかけとなりました。
もし、市場の観測のように大幅な利下げが実施されるのであれば、米国債の値上がり幅は大きくなると予想されます。また、株式市場が大幅に下落するような場面があれば、9月18日のFOMCを待たずに利下げする可能性も排除出来ません。
今後発表される米国の経済指標には注意が必要ですが、いずれにせよ、高金利が続いた米国経済に転機が訪れていることだけは間違いなさそうです。


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