No.137 利下げへのカウントダウン、米国債単価はどう動く?
YoutubeNo.137 文字起こし
9月17日、18日に開催されるFOMCで、いよいよ政策金利が引き下げられることが予想されます。
米国債の価格は、米国政策金利の動きに直接影響を受けます。 2018年から2024年までの政策金利とゼロクーポン債の販売単価のデータをもとに、「利下げ」の方向に進む時の米国債の動きを予測します。
すでに保有されていて買増しをご検討中の方も、新規買付をご検討中の方も、このデータを是非ご参考ください!
※※2024年9月4日現在
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いよいよ現地時間、2024年9月17日、18日に開催されるFOMCでアメリカの政策金利の引き下げが現実的となって参りました。
本日の動画では実際に利下げが起きた場合、米国債はどのように動くのか、前回の利下げ局面を参考に考えてみたいと思います。
今回の利下げ幅は0.25%を予想する声が最も多く、0.50%との予想もありますが、今後、発表となる経済指標などの結果に左右されるものと思われます。
こちらのチャートは2018年11月以降の米国政策金利の目標上限と、米国ゼロクーポン国債2045年2月15日償還の値動きとなっています。
前回の利下げ局面は2019年7月末から始まりました。
それまでの政策金利の目標上限2.50%を0.25%引き下げ2.25%とし、9月、10月にも連続で利下げが実施され1.75%となり、その後2020年3月、コロナショックを受けた緊急利下げもありました。
その間、2045年償還の米国ゼロクーポン国債の単価は利下げが始まる前から徐々に上昇し始め、実際に1回目の利下げ後に大きく上昇したことがわかります。
その後単価60ドルから65ドルで横ばいとなりましたが、コロナショックを受けた利下げでは一気に80ドルまで上昇し、その後は乱高下していました。
米国の政策金利は短期金利に直接的に影響しますが、超長期という部類に入る2045年償還の米国債にも政策金利の引き下げの影響があったと言えます。
今回、9月に予想されている利下げに関しては、7月までは利下げの実施を予想する声は今ほど高くはなく、年内の利下げの回数も多くても2回程度か?との見方が大半を占めていたため、前回のように利下げ前からの単価上昇は見られていませんでした。これはFRBが景気を失速させずにインフレを抑え込む、いわゆるソフトランディングに成功したと考えられていたためと思われます。
しかし、8月に入り予想外に雇用統計が悪化したことから、景気の失速もあり得るとの見方が強まり、冒頭、申し上げたように9月の利下げ幅は、0.25%は確実で、もしかすると0.5%もあり得るとの見方につながりました。
これを受けゼロクーポン国債の単価も徐々に上昇してきています。
超長期の米国債の単価は米国経済の成長見通しに影響されるとの見方もあり、景気悪化を示す経済指標が多くなってきた場合、2045年や2050年償還の米国債、特にゼロクーポン国債の単価は大きく上昇する可能性があります。
また、以前から言われている、クレジットカード支払いの延滞率が悪化していることや、商業用不動産市況の悪化など、景気の陰りがより顕在化してくる可能性もあり、FPL証券では2045年や2050年償還の米国債は今後、単価上昇局面が続いていくと予想しています。
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