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No.139 円預金と米国債ー運用効果比較!

YoutubeNo.139 文字起こし

日銀の政策金利誘導目標引き上げを受けて一部円預金金利が上昇しました。改めて、円預金金利と米ドル建て債券の金利の運用効果を比較します。 また、ドルから円に両替することを想定した場合、実際にどのくらいの円高水準まで米ドル建て債券運用が円預金での運用を上回るのかも検証します。

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本日はお客様から「最近、日銀の利上げ報道を耳にしますが、それでも米ドル建て債券を保有した方が有利でしょうか?」とのご質問をいただきました。

まずは、日本の預金金利について考えてみたいと思います。
日銀は7月30日、31日に開催された政策決定会合で、0~0.1%程度であった政策金利の誘導目標を0.25%程度に引き上げることを決定しました。

【円預金金利資料】

こちらの表は8月23日現在の日本を代表する銀行の預金金利をホームページから抜粋し、まとめたものです。
定期預金金利は利上げ前と変わっておらず、普通預金金利についても0.1%へ引き上げた銀行もありましたが、引き上げを行っていない銀行もあります。100万円を普通預金に預金しておくと、0.1%のB銀行で年間で税引前1千円、一番金利の高い10年の定期預金にした場合、年間で税引前3千円、10年間で税引前3万円の利息が受取れる計算になります。
利上げ前の「0.00何パーセント」という普通預金金利の世界と比べれば、幾分金利が付くようにはなりましたが、依然として預金で元本を倍に増やすには数百年かかる計算に大きな違いはありません。
今後も日銀は政策金利の引き上げを検討していくものと見られますが、1990年の郵貯の定額貯金(ていがくちょきん)金利が6%台あった頃のような時代の再来は、現状考えづらい状況にあります。

一方、米国は9月の政策金利の引き下げが確実視され始めていますが、現在の政策金利の目標上限は5.5%、仮に0.5%引き下げられても5%です。
日米の金利差は依然大きく、FPL証券で取り扱いをしている米ドル建て債券の金利は8月23日現在、3%台から7%台の複利年利回りとなっており、日本の銀行預金と比べ依然として高い水準となっています。

【運用効果イメージ】

仮に100万円を1ドル145円でドルに両替すると約6896ドルとなります。このドルを年間3.5%の複利、10年後に償還となる米ドル建て債券で運用した場合、約9727ドルになります。為替が変わらなければ、100万円の元本が約141万円になります。

先程述べた日本の定期預金では10年間で元本100万円が約103万円となる計算になりますが、9727ドルをその時点の為替で円に両替し103万円よりも多ければ米ドル建て債券で運用した方が有利であったということになります。
つまり、ドルを円に両替する際の為替が(1,030,000÷9727ドル≒105.89テロップ)、1ドル105円89銭よりも円安であれば米ドル建て債券での運用の方が勝ることになります。
なかなか考えづらいことではありますが、可能性として10年後、ドル円相場が1ドル100円を切る状況もゼロではありません。
もし、円高に振れていた場合には、円に両替せず、ドルでの運用を継続しながら円安を待つという方法もあります。


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