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No.167 現物債券なら、評価損はスルーでOK?!
YoutubeNo.167 文字起こし
債券保有中の評価損。「評価」とはいえ、マイナス表示は誰しも嫌なものです。でも…長期保有が前提の債券は、評価損にびくびくする必要がない金融商品である事、ご存知でしょうか。
「保有している米ドル建て利付債券の評価額がマイナスです。利回りは下がってしまうのでしょうか?」
「保有している債券の評価額がマイナスです。売却した方が良いのでしょうか?」
保有債券の評価損が出ているお客様から、度々このようなご質問を頂戴します。
そのような時、私たちは、債券の評価額は運用上はスルーで良いこととその理由をご説明します。
FPL証券の掲げるスローガン
「短期的な相場の上げ下げに一喜一憂することなく、長期的に保有できる安全性が高い商品を」は、まさにこのような局面でもじっくり保有していただける債券の特徴を表現しています。
ぜひ動画本編をご覧いただき、債券運用の魅力を感じていただけますと幸いです。
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このチャンネルでは、投資初心者の方の資産形成に役立てていただけるような内容を、わかりやすく説明しております。
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本日は、債券を保有されているお客様から、よくいただくご質問にお答えしたいと思います。
現在、債券を保有されている方はもちろん、これから債券運用をはじめる方もご参考にしていただければと思います。
【ご質問①】「保有している米ドル建て利付債券の評価額がマイナスです。利回りは下がってしまうのでしょうか?」
債券は発行体が破綻しない限り、受け取れるクーポンやお買付け時の利回りが保証されるものです。
評価額や、債券単価、為替が下落しても、毎年の受け取りクーポンはもちろん、当初予定されている利回りが変わることはございません。(※米ドルベース)
【ご質問②】「保有している債券の評価額がマイナスです。売却した方が良いのでしょうか?」
こちらの質問には債券の種類別にお答えいたします。
○米国ゼロクーポン国債の場合
ゼロクーポン国債は、クーポン受け取りがない分割り引かれた価格で販売され、償還時には額面100%で償還されます。
債券単価は日々上下し、買った値段よりも下がってしまうこともありますが、償還が近づくにつれ100に向かって上昇していきます。
ゼロクーポン国債の保有目的は、償還差益、または途中売却による運用益を得ることです。
利付債券よりも値動きが大きくなりますが、その分値上がり時には、その率も大きくなることが期待できます。
そのため、十分な利益が出る場合は償還を待たずに途中売却することも選択肢のひとつです。
よって、満足できる値上がり益を確保できるまでは、値下がりによる評価損を気にすることなく、値上がりするまで、安心してじっくりと保有して問題ございません。
○米国利付国債・米ドル建て社債の場合
こちらもゼロクーポン国債と同様に債券単価や為替は日々変動しますが、既に受け取ったクーポンや、売却した場合に受け取れる利息(経過利息)は評価損益には反映されていません。
売却する場合は、クーポン収入や経過利息を含めトータルで運用益となるタイミングで検討されることをオススメいたします。
【ご質問③】「保有している債券の単価が下落しています。このまま下がるのであれば、いったん損を出してでも売却し、もっと下がったところで購入するのはどうでしょうか?」
債券は株式などと違い、短期で売買をする商品ではなく、償還までの保有を原則とする商品と位置付けられます。
米国ゼロクーポン国債を売却した後、より安く購入できた場合は保有し続けていた場合よりも結果として有利になりますが、“債券価格が下がる”という確証がない限り、おすすめできるものではありません。
また、利付債券(米国利付国債・社債)の場合は、売却時よりも安く購入できたとしても、売却時から再度購入するまでの期間の長さによっては保有を続けた場合に比べクーポンが受取れない分、不利になることも考えられます。
米国の政策金利の引き上げや、高金利が長く続いた結果、購入時よりも単価が下がっている銘柄が多いのも事実ですが、債券は償還まで保有することで、約束されたクーポンや償還金が支払われる商品です。(※発行体が破綻しない限り)
株式など、将来の約束が何もない金融商品とは大きく異なります。
FPL証券では、保有期間中の評価損に一喜一憂せず、じっくりと保有していただく事を強く推奨しています。
債券運用について、ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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