No.156 米国債の買い場
YoutubeNo.156 文字起こし
利下げ後の米国債利回り上昇/単価の下落を受け、米国債の購入タイミングに迷われている方もいらっしゃるかもしれません。
アメリカ政策金利の影響を強く受ける米国債。
FPL証券では、
①消費者物価指数が再び上昇し、インフレ懸念が強まることで再び政策金利が上昇する。
②景気悪化が鮮明になり、政策金利の引き下げのスピード、幅、ともに大きくなる
③消費者物価指数が2%台で安定し且つ雇用、景気も安定する。
この3つのシナリオがあると考えています。
シナリオごとに想定される金利展開や、米国債を購入するタイミングとして、今をどう捉えているのかをお話しします。
※2024年10月29日現在
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9月にアメリカの政策金利が0.5%引き下げられた後、10月に発表された非農業部門雇用者数や、失業率、消費者物価指数などは米国景気の堅調さを示す数値と受け取られるものとなったことから、
米国債の買い場は終了したのではないか?とのご質問をいただくことがあります。
実際、利下げのペースは当初の想定よりもゆっくりとしたものになるのではないか?との見方が強まっている向きもあり、長期、超長期の米国債の利回りは上昇(=単価は下落)しました。
今後の政策金利の動向は以下の3つのパターンがあるとFPL証券では考えます。
① 消費者物価指数が再び上昇し、インフレ懸念が強まることで再び政策金利が上昇する。
② 景気悪化が鮮明になり、政策金利の引き下げのスピード、幅、ともに大きくなる。
③ 消費者物価指数が2%台で安定しかつ雇用、景気も安定する。
① のインフレ懸念が強まる確率は3つの中で最も低く、②の景気悪化が鮮明になるシナリオへの懸念もくすぶってはいますが、
現状では③の消費者物価指数が2%台で安定し且つ雇用、景気も安定するシナリオの確率が高まってきていると考えられます。
米国債について申し上げると、①のインフレ懸念の場合は米国債の利回りは上昇し、単価は下落することになります。
②の景気悪化の場合はその逆で、利回りは下落し単価は上昇することにつながります。
それでは③の消費者物価指数が2%台で安定し且つ雇用、景気も安定する場合はどうなるのでしょうか。
FRBは3カ月に一度今後の政策金利などの見通しを発表しています。その中にロンガーラン金利というものがあります。
これはFRBが“景気を減速させることも刺激することもなく、インフレが安定的に推移できる政策金利”と考えている水準で、9月に発表されたロンガーラン金利は2.9%となっています。
つまり、③のシナリオの場合、政策金利は時間をかけ、2.9%に近づいていくと考えられることになります。
② の景気悪化の場合は勿論、③の消費者物価指数が2%台で安定しかつ雇用、景気も安定する場合でも、今後政策金利は低下していくと考えることができる中、
9月の利下げ後も単価が大きく変化せず、米国債は依然として魅力的な利回りの状況が継続しています。
特に長期や超長期の債券は、アメリカの好金利の恩恵を受けられるチャンスがいまだ続いているとFPL証券では見ています。
このタイミングで、長期、超長期の米国債の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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