見出し画像

"Why is fp popular now?"

<はじめに>

初めまして。
Xでita3として、主にSIGMA fp L(以後fp)で撮った写真を投稿している者です。

まずこの記事の結論は
「時代がSIGMA fpの先進的なコンセプトに追い付いてきた」
です。
自己紹介もそこそこにいきなり何を、と思われたでしょう。
以後、順を追って説明します。

なお私は写真・映像を本業にしているわけでもなく、美術・芸術とは縁遠い人生を歩んできた平凡な会社員です。
ですので、ここに書いた内容はそのような一人のfpユーザーのお気持ち表明以上でも以下でもない内容ですが、もしよければお読み進めください。

<今回私が実施したこと>

・直近1年でfpを購入した人を対象に、「なぜ今」購入したかをヒアリング

<きっかけ>

今回私がnoteを書いたのは、先日都内で行われた10p10fp2024というfpユーザーによるグループ写真展に行き、そこで話した人たちに感化されたためです。

写真展に展示している作家さんはもちろん、来場者の写真へのこだわりや、撮影の背景、普段の写真撮影時の心構え、機材選びなどなど。
この写真展で得た感銘やユーザー同士の交流についてはX上で語ることとしますが、とにかく今までなんとなく「いいな」と思ったものをパチリと撮るだけの私にとって作品作りに臨む方々の姿勢は衝撃的でした。

<背景>

今回アンケートを行った理由は、来場していた先輩fpユーザーからの質問でした。
私は2024年1月にfpを購入したのですが、fp発売から4年以上経過しているタイミングであったことから先輩fpユーザーから
「なぜ今?」
との質問を必ずといっていいほど聞かれました。
またSIGMA社の山木社長も「最近は再び売上が増加している」、同社のアンケートでも回答者の43%が過去1年間にカメラを購入した、と回答しており、私に限らず最近fpを購入した人は多いようです。
しかしその明確な理由は不明となっているようです。

そうした背景から「人々の関心事ならばアンケートをとってみたら面白いのではないか」と思い、Xの投票機能を利用し、"Why is fp popular now?"と銘打ってアンケートを実施しました。

なお単純に買った理由を聞いたなら「コンパクトさ」「デザイン」「カラーや写りの良さ」などがランクインすることは同社の別のアンケートからも明らかですので、ここ1年で買った理由を集め考察したいと思っていました。

<結果>

まずアンケート結果が以下のとおり

コメントで回答をもらえたものは以下
・気付いたら生えてた
・デザインに惹かれた
・手に取ったらしっくりきた、良さにKOされた(2票)
・必要に迫られた(10p10fp2024に出展するため)
・10p10fp2023の空気感がよくfpを手にしたいと思った
・fpの写真がSIGMAらしく好きだった
・レビュー動画などで物欲センサーがはたらいた

<考察>

※アンケート自体が正確性を担保されたものではなく考察も個人の見解です

・値段が手頃になった(11票・21.6%)
これは年数が経過したプロダクトということもあり、
良い中古品に出会い購入したという方もいれば、セールのタイミングで新品購入したという方もいらっしゃいました。
もともと欲しかった・気になっていたという方が、条件に合う価格で購入できるタイミングが「今」だったのだと推察します。

・作例やレビューがたくさんあったから(11票・21.6%)
豊富な作例やレビューにより、fpがどのようなカメラなのか、果たして自分に合うのかを判断する材料が揃ってきたことや、コミュニティによる口コミなどファンによる布教活動が実ったのがこのタイミングだったのではないか推察しました。
コメントでも作例やレビューを見て買ったという回答があり、実質の得票率はもう少し上がりそうです。

・そもそも最近fpを知った(知ってからすぐ購入した)(13票・25.5%)
SIGMA社のマーケティング戦略がハマった可能性も大いにあると思います。
突き詰めるとプロダクトの良さ(コンパクトさやデザイン)が届けたい人に届いたのではないかと思っています。
ただ届ける手法が作例・レビューだったりもすると思うので前掲の選択肢と完全に切り離すのは難しそうです。
コメントで「デザインに惹かれた、手に取ったらしっくりきた」と回答した方もこの選択肢に収まる可能性もありそうです。

・その他(16票・31.4%)※コメントがなかったものは理由不明

・気付いたら生えてた
・デザインに惹かれた
・手に取ったらしっくりきた、良さにKOされた(2票)

→プロダクトの良さに魅力を感じ購入した、と言い換えられそう

・必要に迫られた(10p10fp2024に出展するため)
・10p10fp2023の空気感がよくfpを手にしたいと思った
・fpの写真がSIGMAらしく好きだった
・レビュー動画などで物欲センサーがはたらいた

→コミュニティや作例・レビューが購入の入り口だったと言えそう

<結論>

「時代がSIGMA fpの先進的なコンセプトに追い付いてきた」(2回目)
少し言い換えると「fpのコンセプトが受け入れられる土壌が整ってきた」

一応これが自分なりにアレコレ考えた末の結論なのだけど、早々にそんなことを看破した記事がこの世の中にはあるので、正直そちらをご覧いただくのがいいと思います。


しかし結論を他者の記事に任せる投げやりな記事にはしたくないので、
自分なりのエピソードと、自分がこのタイミングで購入した理由をお話してこの記事を締めたいと思います。

<10p10fp2024でのこと>

10p10fpの会場には協賛しているSIGMA社から中の人が何人もいらっしゃってました。
私の大好きな「花金トークLIVE」をやっていた中の人ともお話ができました。
(最近はトークLIVEをやってないので寂しい限りです。。)

曰く、SIGMA製品のレビューをお願いするときには、数字稼ぎみたいなインフルエンサーには頼まない。きちんとSIGMAを理解したうえでレビューできる方にお願いしている。とのこと。

その言葉を聞いたときに真っ先に思い浮かんだのがコレ。
(10p10fpの直前に見ていたこともありますが)

まぁ動画のご本人も目の前にいらっしゃったのですがね。
画面の向こう側の人とのご対面に完全に舞い上がってました。

それはさておき。
ビジネスライク・ドライに言えば、SIGMA社のマーケティング戦略が刺さった、そういうことなんですが、SIGMA社の一貫した姿勢が、届けたい人に届き始めたと解釈しました。

なので今回の私の結論は
「時代がSIGMA fpの先進的なコンセプトに追い付いてきた」
「fpのコンセプトが受け入れられる土壌が整ってきた」
でFIXしました。

<このタイミングで私がfpを買った理由を自分語り>

2019年にfpが発表されたとき、なぜかそのニュースをかじりつくように見ていました。
当時の私はカメラもスマホで満足しているような人間で、カメラ関係のニュースなど全く見ていませんでしたし、SIGMA社のこともそこまで詳しく知りませんでした。
なのに、webの記事を漁り、ガジェット好きの友人に「fpってどう思う?」など聞いていました。

でも気にはなったけどすぐには買いませんでした。
実機も見にいきましたが、「塊感があって意外と重いな」とか「こんなにお金払って何撮るの?撮りたいものないよね。買っても後悔するだけでは?」という感想でした。

なのに気になり続けていたので、どんどんSIGMA社の情報が入ってくる。
「モノづくりに真面目な会社なんだな」と今度はSIGMA社が好きになる。
そうすると花金トークを見始めたりする。
新商品発表LIVEを見たりする。
変態レンズに苦笑する。(SIGMAにとって変態は誉め言葉とのこと)
10p10fp2023に足を運んでみたりする(誰とも話さず帰ったけど)

2024年1月
これまたなぜか「これだけ気になるんだったら買って後悔しないだろうし、したとしてもしょうがない」と突如悟り、買わないことを諦める。
ポチる。
こんにちは、fp
さようなら、fpユーザーじゃない私。
以上。

本当になぜ突然悟りが開けたのか、これが分からないけど、今ではXアカウントも開設して、楽しくfpで写真を撮ってます。

私がこのタイミングでfpを買った理由
”なぜか悟りを開けたから”

終わり


いいなと思ったら応援しよう!

ita3
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!