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【お知らせ】「わたしと年金」厚生労働大臣賞受賞エッセイ掲載冊子、日本全国の年金事務所で好評配布中

日本年金機構発行令和5年版「知っておきたい年金のはなし」が全国の年金事務所や市町村の国民年金相談窓口などで無料配布されています。
大阪のFPの私が書いたエッセイが、冊子やPDFなどで、日本中で配られていると思うと感無量です。

(写真:Yuka Shimamura)


「知っておきたい年金のはなし」とは

日本年金機構が若い世代向けに毎年発行する「知っておきたい年金のはなし」は、年金のメリットや年金給付手続き、免除の方法。将来の年金額の具体的な計算方法などが図解でわかりやすく解説している冊子です。
特に面白いのは、ライフステージ別に年金とのかかわり方を考えていくコンテンツ「太郎と花子の人生行路」。「人生すごろく」を見ているようで楽しく学習できました。資料も充実しているのでおすすめです。

厚生労働大臣賞受賞作と日本年金機構理事長賞受賞作も掲載。

令和5年度の「わたしと年金」エッセイ入賞10作品から「厚生労働大臣賞受賞作品」と「日本年金機構理事長賞」が選ばれて、この冊子に掲載されています。

厚生労働大臣賞:FPが実践した障害年金を早く給付できる方法

日本年金機構の「わたしと年金」エッセイのカテゴリは「老齢年金」「障害年金」「遺族年金」の3つ。
その中でも給付申請が難しいと言われる「障害年金」。
この作品では、FPの妻が、ファイナンシャル・プランニングの技法(家計のBS/PLやキャッシュフロー計算)を使って、夫の退院後の生活資金を調達し、夫の生きる気力を引き出しました。
年金事務所職員の協力で、申請後2か月で給付決定。最速で生活再建に成功した経験をまとめました。
「もし、家族がガンになった時」などにも応用できると思います。

厚生労働大臣賞受賞作品

日本年金機構理事長賞:中学生が遺族年金請求申請に挑戦!

日本年金機構理事長賞受賞作のテーマは遺族年金。
病気がちな祖母に代わって、亡くなった祖父の年金を請求する話で、社労士のアドバイスを受けながら、マイナンバーカードを活用して遺族年金給付申請に必要な書類を簡略化。その体験が克明に語られています。

日本年金機構理事長賞樹上作品

手元に置いておくと便利な年金冊子

日本年金機構発行令和5年版「知っておきたい年金のはなし」は、20代の若者向けに、年金の仕組みの情報を網羅して、わかりやすく説明している冊子で、家庭に1冊あると便利だと思います。
お近くに年金事務所や市町村の年金相談窓口に設置されています。
手元においておくと重宝しますよ。

執筆者】
小南由花(FPこみなみ)
AFP(2級ファイナンシャル・プランニング技能士)・終活アドバイザー・独立行政法人日本学生支援機構認定スカラシップ・アドバイザー(2017年認定)

夫の勤務先の倒産で破綻寸前になった家計を、ファイナンシャルプランニングで切り抜けたことをきっかけに、50歳からファイナンシャル・プランニングの勉強をはじめる。2017年(52歳)でAFP(提案書作成研修を修了した2級FP技能士)資格を取得。
朝日新聞出版「デジタル版知恵蔵」や「FP Woman」などで執筆。講師として活動中。
日本年金機構「わたしと年金」エッセイにて令和5年度厚生労働大臣賞を受賞。
日本FP協会大阪支部運営委員としてFP相談のキャリアを積んでいる。

終活アドバイザー協会会報「ら・し・さ通信」2023年秋号に寄稿したエッセイ「2冊のエンディングノート」
https://shukatsu-ad.com/wp-content/uploads/2023/09/tsushin-42-hp-2023-autumnpdf.pdf

にも寄稿し、現在ではFPセミナー講師としても活躍中。


X: https://x.com/fpk2017

note : httpshttps://note.com/fpk_2017



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