暗闇の中では何も出来ない

現在2018年9月5日(水) AM3:19

＊FPよりこ＊です。
自宅の事務所としている部屋の床に直に寝転がってiPhoneでnote書いています。
まだ外の街灯もつくことはなく、真っ暗な闇に支配されており、いつになれば停電が終わるのかとじっと待っています。
断水もしています。

昨日、超大型でチェービーとかふざけた名前のついた台風21号が関西に多大な被害を与えながら縦断しました。

超大型の台風が来ることはもちろん知っており、たまたま頂いていた大学でのお仕事のスケジュールが空いていたことも幸いで、さらに、息子の高校も早い段階で休校となっていたので、さほど不安に思わず、いつもの通り、台風への準備をしていました。
ベランダの荷物が飛んで行かないように。とか、物干し竿も危険なので下に置き、ゴミ箱の蓋を完全に閉めるとかできることはしっかりしました。

ただ、前回の大阪北部地震で外れたベランダに設置している網戸が再び外れるのでは？と不安がありましたが、それについての対処はありませんので、外れたらまた付けるの繰り返しと考えていました。

昨日午前中は湿度が高く、台風が来るのが実感出来ましたが、愛犬レディの散歩も十分に出来ました。
午後になり、株のトレード画面を見ていましたが、暗くなってきたので、パソコンは全てオフにして外の様子を気にしていました。

怖かった。

風が怖い！！

今までに経験したことの無い、特に強風による音とマンションが響く音。

大阪に台風が近づくにつれ、Twitterでも家が飛んでいくなど大変な動画が流れてきます。
我が家の心配だったベランダの網戸はまだ固くはまっていましたが…

そのベランダの様子をリビングの窓越しに見ていますと、風の勢いとともに激しい音を立て倉庫が倒れてきました！！

ココは1階。
大人が押してもビクともしない大きな倉庫が目の前で倒れたのです。

しかも、エアコンの室外機まで倒し下敷きに！！
リビングのエアコンが壊れました！！！

こんなことって！！？？

今年、我が家は地震、大雨、そしてこの台風での被害を受けたことになります。（地震についてはマガジンで継続配信中）

家が壊されたわけではありませんが、続く被害がボディブローのように我が家の家計に響いてきます。ボクシング知らないけど表現的にあってますよね？(´･ ･`)

さらに、その後チラついていた電気も消えてしまい、3時すぎから停電と、断水状態になりました。
ご近所さん一軒家は断水になっていないので、我が家のマンションのみ被害が出たようです。

停電になった瞬間から「冷蔵庫、冷凍庫を開けるな！」の指令を出し、すぐに電気がつくだろうと考えていました。

ガスは使えたのですが、暗闇での調理は危険なので利用しないことにしました。

夜になり、停電と断水が継続の中、夫が無事に帰宅。何とかゲット出来た総菜やパンを食べながら、
ベランダの片付けはお互いの仕事のこともあり、すぐに開始出来ないこと、片付けないとエアコンも新しく買い換えれないこと、今後留守番をしなくてはならない愛犬と愛鳥の暑さ対策をどうするか？など話し合いました。

暗闇の中、時間はゆっくりと過ぎ、
あまりの暗さに何も出来ないことを知りました。

災害時、避難所で暮らす人たちの不便さ、不安な気持ちが少なからず実感できました。

我が家は今年、覚悟していた以上の状況に陥るのか？
自然災害はいつ、誰に襲いかかるか分かりません。
ただ、生きている。そのことだけありがたいと思えるのです。

お片付け…いつできる？
いつになればまた元通りの快適なベランダに復活出来るの？
この台風での被害状況をニュースなどでまだ把握出来ていませんが、被害を受けられた皆様、1日も早く正常に生活出来ますように。

はよー電気と水を戻してーーー！！！！！
トイレも大変(´•ω•̥`)

4:30まだ暗い

追記：2018年9月9日
関電の７日までに大幅復旧のアナウンスが有り、我が家がある周辺は６日午後に解除となりました。ライフライン復旧のために尽力くださった企業、作業の方々に感謝申し上げます。
また、７日以降になっても、まだ復旧できていないところがあります。
被害にあっている方の精神状態を慮ればとてもつらいです。
行政で厚い対応をされますよう願っています。
北海道でも、大きな地震がありました。
十数年前は、このような大きな地震は数年に、ん十年に一回ぐらいだと記憶しています。2011年の関東東北大震災から頻繁に場所を問わず、大きな地震が増えています。ぜひ、災害にあうことを前提として、対策を各御家庭で取るようにお願いします。

我が家で、今回活躍したのは、
LEDのランタン。アロマ用キャンドルセット。大容量の充電器（アンカー）。
住む場所が無事なので、基本的に電気がないことでの不便さだけでしたが、それでも、夜はとても心細く、辛かったです。