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景気・経済が停滞するのは「少子化対策」が”なおざり”だから。

 20年来、30年来、我が国日本の景気・経済が停滞していることは周知の通りです。

 原因が、稼ぎ力(法人・個人とも)やら、国全体の魅力だとか、さまざま分析されてきます。

 国力とは、その通り、稼ぐ力・魅力です。

短期目線

 短期的に考えれば、単純に稼ぐ力・魅力と言えるでしょう。
・圧倒的なシェアを確保できる商品を開発した企業
・他に類を見ないほど、集客力のある観光スポット

 永続的に魅力を発信できれば結構ですが、そこには管理・維持能力が求められます。短期的なものを、持続可能なエネルギーへと転換するには、さらに複数の要素が必要です。

長期目線ではない❶

 たとえば、日本のアニメーションに注目が集まるのは何故でしょうか。
 映像としての美はもちろんこと、そのストーリー展開を忘れてはいけません。
 伝統的建築物が好かれる理由は何でしょうか。
 外観の優美さだけではなく、その技術力も評価に値します。

 とかく、短期目線になりがちな要素を見捨てていませんか?
 それらを積極的に日本の魅力として発信することが求められます。

長期目線ではない❷

 何やらまた、おかしな給付金が登場しそうな気配です。
 0歳児から2歳児がいる家庭へ、子育てクーポンを検討するという、なんともお粗末な施策。

子育てが0~2歳児だという思い込み。

 この国の問題の根本は、出産・育児・保育・教育が一環として考えられていないことです。”2歳までを乗り切ることができれば、出産が増える”という誤認。

短期給付・ポイント付与という商業主義。

 期間限定の給付金、特定商品に対するポイント付与制度など、なんともお粗末な制度が蔓延するのは、政治家と称するビジネスパーソンが私利私欲のために活動しているに違いありません。
 殊に公明党にいたっては、自分たちの成果をアピールしたいがために、そして得票につながるべく商業主義であると言わざるを得ません。

 ポイント付与=得票。
 実に嘆かわしい政策スタンスです。

本当に必要なことが常に ”なおざり”

 子育ては、出産・保育とは異なります。成人まで続きます。

 日本では今後、人口減少が前提となることを想定していますが、減少となる前提が何なのかが分かりません。人口減少の原因は何か?
・減少した場合の対策は何でしょうか。
・減少とならない方策は何でしょうか。
 この国の将来について、真剣に考える政治家・役人がどこにいるのか知りたいところです。


ここまで読んでくださってありがとうございました。

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