独身の頃の苦い思い出②

テーマ：生命保険

自動車業界から保険業界に転職して８年目
転職して２年目の時に経験した話です。

右も左もわからないまま仕事をしていた保険業界１年目
たくさんの方にお会いさせていただき色々な経験をさせていただきました。

様々なご家庭のライフプランをお聞きし仕事に対しての自信も出てきた２年目のとある日の出来事です。

いつも通りご自宅にお伺いをして今後のことについてお聞きしていました。

ライフプランの作成にあたり一通り必要な事はお聞きしました。
その後に言われた言葉にグサッときました。

『色々話はしたけど独身の竹村君は経験していないからわからないよね。』

たしかに独身で経験をしていないため本当の意味での大変さはわからないかもしれません。
でも、仕事柄様々なご家庭を見てきたつもりです。
もしかしたら、たくさんのご家庭を見てきたという考えがおごりとなり何かが欠いていたのかもしれません。

せっかく時間を作っていただいたのにその様な想いをさせてしまった事が残念でなりませんでした。

『相手の立場になって物事を捉える・考える』

なかなか難しい事です。
経験していない事ならなおさらでしょう。

保険業を生業としているプロとしてはそんなことを言われている様ではまだまだです。
日々、お会いする方から学ばせていただく事が本当に多い仕事だと思っています。

保険に対する価値観や考え方、ご家族に対する想い、今後の人生の過ごし方は皆さん違います。

『お会いする方にそんなことを思わせてはいけない。』
それ以来、そういった言葉は言われておりませんが今でも私にとっては忘れられない出来事です。

現在は結婚して子供もいて、独身の時に経験できなかった事を経験しています。
やはり経験することで本当の意味での大変さや苦労がわかります。

想像している事と実際に経験してみるのでは全く違います。

出来る限りの事を経験して自分の糧にしていき、これからも精進していかねばならないと思っています。

本日の記事はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございます！