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TC Electronic RPT-1とかいうヤツ

 ここ暫く撮れ高?が無いので、今回もエフェクターのレビューを……という書き出しを書いてから凡そ1ヶ月程放置しての記事。

 というかコレはエフェクターのレビュー記事なのか?


シールでデコるのは私の悪い癖。

 先日購入したディレイ
 RPT-1“NOVA REPEATAR”

 自分はディレイが無いと何も出来ないというタイプの弱々ギタリスト未満なのに、ディレイはモジュレーションかテープエコー系じゃないとイケないという我が儘おじさんなので、安くて条件に合うモノを探していたらば近所にコレがあるぞって事で購入。


 元々割と粗めの音質であるBOSSのDD-3(リンク先は現行のDD-3T)を好んで使っていたり、
 何やらハイエンドなディレイをメンバーから借りた時も通常のデジタルディレイモードで高域を少し削った状態が好みだったので、そういう音質になるようなモノがあって、
 尚且つ先述のようにモジュレーションが掛かるモノや、ここまでの要素を全部引っくるめた意味でテープエコー系の音があれば…というところで、コイツが割と良い塩梅でディレイ音を作れるので良かった。


 右のスイッチを踏んでリズムを刻む事でBPMを設定出来るタップテンポ機能もあって便利なのだけど、
 このスイッチを踏みっぱなしの状態(この時、アンプはミュートされる)で楽器側でブラッシング等で四分音符のテンポを刻む事で同じ事が出来る“オーディオ・テンポ・タップ”機能が殊の外に便利で。

 ライブ中の状況に応じてテンポ入力が出来るし、Recの時もオーディオタップで感覚的にディレイタイムを設定出来るので、宅録感覚エフェボーギタリストには同じ機能のある上位機種のND-1ことNOVA DELAY(リンクは海外版)含めてオススメのディレイです。


 それと、パネルのスイッチひとつで原音カットしてエフェクト音だけを出力する“キルドライ”が容易に出来るのもまた宅録感覚エフェボーギタリストに良い。
 因みに、何故かリバースモードだけはツマミを振り切る事でキルドライ出来る謎仕様。何故だろう。


 それから、電源。
 このRPT-1は写真の筐体右上にあるように9〜12Vで動かす事が出来て、ボードの電源事情に合わせてどちらかを選択する事も出来るのは強い。

 どうやらセンターマイナスの12V ACアダプターが本来は付いてくるらしいのだけど、僕はAC欠品の中古を購入。

 当初の電源周りの都合で9Vで動かしていたのだけど、説明書曰く
「9Vしか供給しない場合には、NOVA Repeaterのインプットのダイナミックレンジが減少」するという事で、違いが気になり、
 つい最近12Vの安いACアダプターを購入して動かしてみたのだけど、確かにギターソロ等のデカい信号が来た時の感触が変わった様な気がする。

 あくまで「変わった気がする」という感じなので、耳の良い人や変化を気にしたり、どう変化するか気になる人は
“センターマイナス”の12V 350mA以上の電源を用意して試してみるのも有りだと思います。


 いずれにしても、本当に扱い易くて……うわぁレビューだぁ!!!

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