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現状のギター周りの機材を紹介するヤツ(24年1月

 相も変わらず話せる事が機材周りの事しかなく辟易とするが、それでも書く事があるだけマシだと思いながら書き綴る。
 今回はコレを書いてる時点で使っているギターから何からの機材について。主に宅録に向けてのセッティングになっています。


○ギター

・Gibson/SG Special 2016

 上京した際に唯一持ってきたギター。
 実家にも何本かあって、ソイツらは弟が遊びに来た際に持ってきてもらおうと思っていたが現状その予定は無いので、現状唯一の所有ギター。
 詳細についてはこちらにて。


○アンプ

・VOX/Mini SuperBeetle

 かの有名なビートルズがライブで使っていたというAC100こと“SuperBeetle”のミニチュア版で、次世代真空管である“Nutube”が使われている小型アンプ。
 “SuperBeetle”が100Wに対し、
コイツは50W(4Ω)/25W(8Ω、セットのキャビネットがコレ)/12.5W(16Ω)という出力であるものの、
 この写真の組み合わせで充分ライブ使用に耐えられる出力があるし、
 アンプヘッドとスピーカーケーブル、アダプターだけ持っていって、ライブハウスのマーシャルキャビネットを使えば音量問題はある程度解決するしで意外と使える。見た目はETみたいで滑稽な事になってしまうけども。

 ただ、TrebleとBassの2つあるEQはセンターだと今の時代目線的にミドルマシマシのドライなサウンドになるので、自分はMAXからスタートして削る方向で音作りをしています。

 宅録の際にはアンプヘッドの裏にあるLINE OUTからオーディオIFに直接取り込んでます。


○ケーブル

・Neo by OYAIDE/QAC-222G(ギター〜ボード)
 元々はLive LineのPureCraftシリーズを使っていて、こちらはボード〜アンプ間に使っていたのだけど、断線を機に試行錯誤を経てこちらを現在の位置に。
 ローがスッキリするというか、トレブルが映えてパキッとした音になる。


・同上/SLD-ZERO(ボード・パッチケーブル)
 元々はProvidenceやFree the Toneのソルダーレスを使っていたのだけど、いつぞやの時にこちらのケーブルが安くなっていたので試しに導入したところ、上から下まで素直に出てメチャクチャ音がクリアになったので定着。
 プラグについては、あまりよろしくはないが上記2社のモノがケーブルの構造的にもケーブル径的にも使えたので、そのまま転用している。


・同上/Force'77G(ボード〜アンプ、アンプ〜IF)
 こちらは廃盤のケーブルなのだけど、その廃盤になったタイミングでたまたま立ち寄ったお店で安売りされていたので購入し、
 試しにアンプからのライン録音に2mで使ったらこちらも物凄く音が素直でクリアだったのでそのまま定着&ボード〜アンプ間にも6m導入。
 どちらのケーブルも、プラグはFree the Toneのシールドケーブル用ソルダーレスプラグを使ってます。


・同上/DC-3398LL(ボード・DCケーブル)
・K.E.S/KDC-Grb/NEO(同上)
 DC-3398はシールドより先に通販サイトで試しに買って使ったところ、音がハッキリとクリアになったのでそのまま統一する事に。
 K.E.Sの方はDCケーブルが足りなくて探していた時に、これまたたまたまお店で見つけて、実質DC-3398と同等のOYAIDEコラボ品という事で導入。
……OYAIDEについて「クリアになる」以外の感想が無いのかと。


○エフェクターボード

組込当初の撮影の為、各設定は現状と異なります

1.BOSS/BD-2
(オーバードライブ)
 以前の記事とは使い方を変えていて、現在はボードの一番先頭に置いてプリアンプ的に使っている。
 使っているSGの出力がデカいので音量を下げときたいのと、ドアタマで不要なローを削っておきたいので、使い方としてはナンバーガールの田渕ひさ子さん的な「ちょっと音量を下げたクランチ」くらいにしています。
 あと、もう少しジャキジャキめにする為にTONEは高めに設定。


2.Bambasic/Custom Loops
(ループスイッチャー)
 こちらも以前紹介していて、今も同じ使い方をしている。
 Loop Aに③④⑤、Bに⑥⑦⑧をそれぞれ組んでいて、一気にOFFにする用途。
 ちなみにチューナーアウトからチューナーへと繋がっているのだけども、そちらは視力の関係でボード外に置いているので上画像には載ってない。


3.One Control/Anodized Brown Distortion
(ディストーション)
 こちらは未紹介の機材。マーシャル系のディストーションで、割と扱い易く使っている。
 所謂ブラウンサウンドのディストーションなのだけども、ここ数年でそういう系のディストーションをコード弾きで使うのが一番好きなんだという事に気付き、
 安売りされていた旧機種であるコイツを手に入れて以降は腰のあるディストーションやシューゲイザーっぽいサウンドはコイツに担わせている次第。


4.Effects Bakery/あんバターコッペドライブ
(オーバードライブ)
 前回の記事で紹介したので此処では割愛するが、今も割と良い感じでコードストロークに馴染んでいる、良い機材。
 音も安物特有の変な癖も無く、初心者から上級者までオススメできる歪みだと思います。


5.同上/Cream Pan Booster(ブースター)
 ギターソロで音量アップの用途で使っているブースター。
 元々はバッファ的に使う為に購入したのだが、ツマミがゼロでもちょっと音量が上がってしまうのがネックだったので今の位置に。
 所謂EP系なので音が太くなりながら、トレブルスイッチを入れているので割とギターらしいジャキっとした高域を前に押し出してくれるのは良い感じ。


6.TC Electronic/RPT-1(ディレイ)
 使い方は以前の記事の通りなのだけども、電源をFree the Toneの12Vアダプターに変更。
 安物のアダプターの時にゴゴゴゴ…という低域ノイズが出てたのが消えたので、やっぱり電源って大事なんだなって。
 ちなみに、今はStudioモードでMODツマミをCHO側に少し回して付点8分ディレイで使ってます。


7.BOSS/RV-6(リバーブ)
こちらも以前の記事の通りの使い方。
 余談なのだけども、自分の所属しているバンド“Fairy Penguin”で一昨年リリースしたシングル“ロンググッバイ”ではコイツの+DelayモードやModulationモードを結構多用して使っていました。


8.TCElectronic/Skysurfer Reverb
(リバーブ)
 こちらもリバーブなのだが⑦は要所要所で使うシマーリバーブなのに対し、こちらは掛けっぱなしにする時用のプレートリバーブとして使用。
 MIXツマミはエフェクトが足される方式ではなく、原音とバランスを取る方式の為、真ん中から左側で調整している。
 安価なリバーブだからか割と大袈裟に掛かる感じなので繊細な音を求める人にはアレかもだが、判りやすい音を求める人にはオススメ。


9.Providence/Provolt9(パワーサプライ)
 こちらは2つ前の記事の通り。
 出力が100mAずつしか賄えないので⑥は先述の通り、⑧はFree the Toneで以前販売されていた9.4V出力の超小型アダプターを割り当てています。


○チューナー

KORG/PitchBlack Poly

だいぶ昔の写真
右は同日に購入したブースター
気に入ってたんですが、諸々の都合で…

 こちらは一部メーカーが挙って出していたポリフォニックチューナー(複弦を同時に測定できる)で、割と安価な部類だったので導入。
 割と細かく気にし過ぎる性質の為に、ライブ中に一本ずつやっていると時間が掛かってしまうので、複弦鳴らしてある程度調整する事で時間短縮に一役買っています。
 流石にRecの時には一つずつ調整しますが…。
 ②で書いた通り、視力の関係でボード上では見えないので現在はボード外から外して近くで見られる様にしています。


 長々となりましたが、こちらが今現在の機材となっております。
 何の参考にもならないが、こうして書く事があるだけマシなんだなと思いながら。

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