TC Electronic DarkMatter Distortionとかいうヤツ。
久々のnoteは、誰が興味あるのかシリーズのエフェクターについて。今回はディストーション。
上京以前はBOSS MD-2を使用していて、シューゲイザーっぽいというかファズっぽい歪みを作っていたのだけど、上京の際に幾つかのエフェクターペダルと共に手放し(うち1台は手元に戻ってきた)、
昨年の夏頃に宅録をしようというタイミングで
「ファズまで行かずとも音の壁が作れる」
「クソが付くほど安価(※重要)」
という2点に該当するモノを探していたところに中古で死ぬ程ボロボロのコイツを見つけて購入しました。
宅録ならDAW内で処理しろよって話なのだが、マシンパワーの都合であるとか操作性の関係だったり、足元や手元の段階で予め音を作っておきたい派なのです。
当初はMD-2を買い直そうと思ったのだが、上京以後に試奏した個体達は何処となく音が細く感じてしまっていたので(生産時期の違いらしいけどそれは各自調べて欲しい)、目先を変えて違う歪みを探す事に。
このDarkMatter Distortion(以下 DMD)、名前や(画像じゃガムテで分からないが)黒くて厳つい筐体からしてハードロックや凶悪なメタルサウンドのイメージなのだけど、
蓋を開けたら意外や意外、それより1段下のゲイン感のオーソドックスなディストーションで、いわゆるマーシャル系サウンドのペダルらしい。
ゲインMAXでハードロックって感じかも知れない。
ギター始めて2年くらいの頃にとあるスタジオでお試し的にRecさせて頂いた際、基本JC使いだったのにマーシャルアンプしか使えない状況で上手く音が作れなくてトラウマになって以降、
実はエフェクターも込みで「マーシャル系」と銘打たれたモノが苦手で敬遠してたのだけど、
よくよく思い出してみれば、その頃使っていたJEN TD-1というペダルがマーシャル系の延長っぽいサウンドだった気がするし(どちらかというとメタルディストーションだけど)、見聞きするより試した方が早いと試奏して購入。
コントロールはLevel/Gain/Treble/Bassのつまみ4つに、Voiceスイッチが1つ。EQ部分は何処かが極端に突出した音には感じないし、ゲイン幅も意外と幅広いのでめちゃくちゃ優等生的で扱い易い。
DMDという名の割に優等生ってお前はアレか、見た目クソほど派手で怖いけど実は勉強出来て成績優秀な真面目ヤンキー&ギャルか。めっちゃ大好き。
Voiceスイッチは本当に微細な変化で、ほんのりと重心が下に下がるような感じ?
その日の感覚や微妙な音作りの時にちょっと試してみる感じで、基本的にどっちにしてるとかは無いです。
基本的にアンプのラインアウトからのライン録りなのでこういう感想なのですが、実機のスピーカーでは購入時の試奏と自宅で10インチ1発の小型キャビに小音量でしか試してないので、スタジオでちゃんと鳴らすとまた変わるかも知れない。
僕はめちゃくちゃ弱くアルペジオ弾いた時にクリーンになるかならないか程度にクランチして、コードストロークでちゃんと切っ先良くしっかり歪むっていう何とも微妙な範囲で音を作ってます。
MD-2の頃とは正反対の音作りじゃないかと自分で思ったけども、実はMD-2の頃も同じような設定にしていて、MD-2が割と荒っぽい歪みでローも図太かったので結果としてファズっぽくなったという感じで。
対してDMDはオーソドックスな歪みなので少し大人しく感じるが全体的に扱い易くなったし、現状宅録中心なのでそのくらいの方が良いし、ファズっぽさが欲しければBD-2に担わせたり組み合わせたりすればいいのでヨシとします。
……なんだかちゃんとエフェクターレビューみたいになっちゃったなぁ。役者関係の事も書けるようにしないとなぁ。
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