BOSS BD-2というヤツ。
自分の事ばかり書いてたので今回は自分の使ってるモノとかを書こうかと思って書き始めるんだけど、結局は自分の事だなコレって思いつつ書き進める。
以前書いた記事で言った事の焼き回しだが、現代のギタリスト・ベーシストの大半が足元に転がしているエフェクター。
無論ながら僕も使っていて、今回はその中でも1番長い付き合いであるBOSSのBD-2ことブルースドライバーについて。
95年のリリース以降、錚々たる面々が使ったりしてめちゃくちゃ人気のあるとか云々は調べれば分かるので割愛するとして。
そもそもコイツを買おうと思ったキッカケは、当時から敬愛するBUMP OF CHICKENのバンドスコアに掲載されていた藤原基央さん(Vo&G)の使用機材にその名前があったからだ。
「これがあればあぁいう音が出せるのか!」という安直な発想だったのだが、当時はもう初心者も初心者の高校生だったので仕方ない。
あとでよく機材紹介を読み込んだら「ブースターとして使っている」とあったし、現在の機材の使い方とかを見るにツマミを全体的に上げてファズっぽくグシャっとさせる使い方だったのかも知れない。
音に関しては古今東西津々浦々のレビューがあるので今更言う事でも無いだろうが、もうジャキジャキからファズみたいなグシャグシャまで、何処までも行ける万能選手。
個人的にはクリーン・クランチ・オーバードライブの各音色の理想的な音がこれ単体で鳴らせて、ディストーションもマーシャル系の機種の次にコイツを通して組み合わせる事で好みの音になる。
それから、アンプをブーストするのも好き。
ちなみに今はクランチ〜ドライブの中間くらいにしてコードでジャキジャキしたりアルペジオする時に使う用にしてます。
音色が好みなのもそうなのだけど、ここまで使っているのはBOSSのエフェクターはめちゃくちゃ頑丈だからだ。
このエフェクターは16歳の正月に買った初めてのエフェクターで以来14年の付き合いであるのだが、一度も壊れずにここまで来ている。
エフェクターボードを組む前は百均のペラッペラなトートバッグに他のエフェクターと共にぶち込んで自転車の籠に突っ込んで走り回ったり、
ライブでも結構派手に踏み倒したりした為にボロボロになってしまっているし、
何故か金色の「5」のシールが貼られたりしているが、全然現役であるのだから恐れ入る。
これからも末永くお世話になり続けたいなって思っているので、よろしくお願いします。
あと、今はどうか分からないが、おじさんが若い頃は「どんなギターもブルースドライバーの音になっちゃうからダメ」みたいな事を言う輩がいたのだけど、
それを言ったらエフェクターはもとより、そもそものアンプだって「その機材通したらその音になるやんけ!!」とひとりキレ散らかしてた記憶があるんだ。
……ただのヤバい人やん。