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ライフプランの舵取り:5つの視点で未来をデザイン

ライフプランニングのすすめ!前回はライフプランとライフイベントについてお話しました。2回目は、ライフプランを実現するための5つの視点で未来をデザインしていきます。


ライフプランを作成

ご自身やご家族の希望に添ったライフデザインを達成するには、目標を明確にすることが重要です。いつか「自分の家を持ちたい」と思うことと、「3年後に柴犬と暮らせる新築の家を持ちたい」というのでは、その目標を叶えるスピードが全く違います。理想のライフプランを実現するには以下の5つの視点が必要です。

5つの視点

1.ライフデザイン


思い描く夢や希望を具体的にライフプランに組み込みます。


2.家計管理

ポイント:収入と支出のバランスが重要

「赤字家計」の方々は「無駄遣いはしていない」とおっしゃることがありますが、実際には何にお金を使ったのか、把握していないだけかもしれません(笑)。お金の使い方には、各人で意識していない癖があります。まずは1年間のスパンでお金を見える化してみましょう。多少お金のバランスが合わなくても大丈夫です。家計簿アプリを使っても構いません。このステップをクリアすることで、無駄な支出を抑え、当面の資金計画を立てることも可能になります。

3.資金計画のステップ

短期、中期、長期と3つに分けた資金計画を考えましょう。

  • 短期の資金計画とは1年以内の生活に必要な見積りです。

  • 中期の資金計画とは3年~5年以内の目標に向けた資金準備です。(住宅購入の頭金、車や旅行など大きな買物)

  • 長期の資金計画とは10年以上の長期的な資産形成です。(住宅購入や住宅ローン)

これらのステップを踏まえた資金計画をしましょう!

4.リスクに備える

病気・ケガ、死亡、介護など緊急時の備えは大切だが…

備える順番を間違えないようにしましょう。多くの人は病気やケガなどで働けなくなった場合に備えて、生命保険や民間の医療保険に加入しています。しかし、私たちはすでに公的医療保険に加入していることを忘れてはいけません。また、40歳以上の場合は介護保険にも加入していることを覚えておきましょう。

リスク対策は1→2→3の順番で

1.公的な保障(国・自治体)を活用する
公的医療保険、介護保険

2.職場の福利厚生
退職金や労災保険、健康診断などがある

3.自助(自分)
自分自身で備えましょう。
個人事業主の方は特に、自己防衛のために資金計画や保険の検討を行う必要があります。

5.老後の備えと資産形成

老後の備えは、公的な保障だけでなく、自分で資産を形成することも重要です。効率的に資産を築くためには、時間を味方につけることが大切です。できるだけ早めにスタートをしましょう。さらに、NISAiDeCoなどの制度を活用することで、大きな税制優遇も受けられます。

将来的に物価が上昇すれば、お金の価値が減少する可能性があります。その際、年金だけでは生活が難しくなるかもしれません。安心した老後を迎えるための準備を進めていきましょう!

これらの5つの視点に考慮しながらライフプランは作成していきます。

FPめいの迷言(迷言):『夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に夢なき者に成功なし。』
この言葉は吉田 松陰(よしだ しょういん)の格言です。まさにライフプランですね(嬉)







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