エンディングノートに書いておきたい3つのこと

2024年11月12日 11:32

終活と言えば、具体的にやることの第一にあげられるのが『エンディングノート』です。

私自身はこのネーミングがあまり好きではない（エンディングって少し寂しさを感じるイメージがありませんか？）のですが、終活にこのノートは欠かせません。

ではこの通称『エンディングノート』には、何を書くのでしょうか？

民間の終活団体から保険会社など、色んなところから『エンディングノート』へ書く内容を紹介されていますが、今回はぼくが必ず書いておいて欲しいと考える3つのことについてお伝えします。

「終活とは、こういったことを書き残すことなんだな」ぐらいに覚えておいていただけたらと思います。

エンディングノートにはこの3つを書いておこう！

元気なうちは必要ないと考えがちですが、いつ何が起こるかわかりませんので、まずは自分の希望を書いておきましょう。

主な内容を下記にリスト化しました。

もし大切なペットを残して旅立った場合には、その残されたペットを誰にお願いしたいのか、またペットの状況として伝えておきたいことがあれば書いておきましょう。

自分がどこの銀行に残高があり、どこに貯蓄をしているのか。

また所有している不動産がある場合には、どこにその不動産があり、どこに管理をお願いしているのか、なども書いておく必要があります。

最近では老後資金としてNISAなど証券口座を持っている場合も多いでしょうから、どこに証券口座を持っているのかも書き残しておく必要があります。

そして生命保険に入っている場合は、どこの保険会社に加入しているのか、また手続きのわかる書類があったら一緒にしておくか、その書類のある場所を書いておきましょう。

行方のわからない財産はいずれ国庫に入り、国に回収されてしまいますからね。

大切な財産がある場合には、どこに何があり、それをどうして欲しいのか、しっかり書いておきましょう。

私としてはこの３つ目が、エンディングノートで一番大切な項目だと考えています。

と言うのも、人は必ずしも老衰や病気で亡くなるわけではありません。
ある日突然、交通事故にあって亡くなってしまうこともあるわけです。

こんなにも悲しいことはありませんが、万が一のことを考えて、大切な人へのメッセージを書いておくことは必要ではないでしょうか。

私の場合だと、妻への感謝、息子、娘の将来を願ったメッセージを書いておくことで、万が一のことがあったとしても、自分のメッセージを伝えることができます。

遺族の気持ちを考えても、突然のお別れで悲しい気持ちに変わりはありませんが、メッセージが残されたことでほんの少しの慰めにはなるのではないか？と思います。

エンディングノートを書いておけば、いつ死んでも大丈夫！なんてことはありません。

できる限り健康で、元気に長生きできた方がいいに決まっています。

ただ、エンディングノートを書くことで、これからの人生がより充実したものにもなると、私は考えています。

あなたはどのようにお考えですか？
もし良かったらコメントで教えてくださいね。