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シンママがバツイチ子有りの彼と再婚するときに覚悟してほしい4つのこと

前回、シンママと初婚男性との再婚についての記事を書きましたので、今回はバツイチで前妻さんとの間に子どもがいる男性(今回は子どもとは別居のケース)との再婚について書きたいと思います。

私自身はこのパターンの再婚になりますが、初婚の男性以上に覚悟がいると感じています。

1)彼と子どもとの繋がりは一生続く

バツイチで子どもがいるといっても状況は様々です。離婚後に前妻さんが親権をもち、お子さんと離れて暮らしている場合は、お付き合いの段階では初婚男性とほとんど変わりがないように見えるでしょう。

しかし、離れていても、定期的に面会交流をしていたり、毎月養育費を送金していたりと、子どもの父親としての役割を果しているケースがあります。

彼が父親であるということを再婚するまではあまり意識することはないかもしれません。しかし、再婚すると一気に現実化します。家計から、養育費は引かれ、面会交流がある日は夫が不在となります。

子連れ再婚した妻にとっては初めての経験になります。時には自分の連れ子の学校行事と面会交流の日程が重なってしまう!ということが起きたりします。

バツイチ男性でも、前妻さんのお子さんとの関係が途絶えてしまっていることもあるでしょう。しかし、お子さんと彼との親子関係は一生切れません。

人生のどこかのタイミングで、そのお子さんがお父さんと会いたいということも当然ありうるのです。それを想定し、その時になってあわてないよう心づもりをしておく必要があります。

2)再婚して生む子どもの異母兄弟となる

彼の前の結婚でのお子さんと、自分の子ども(連れ子)との関係はあまり気にならないかもしれません。ただし、養子縁組をしていれば、どちらも彼の子どもになります。血のつながりはありませんが、全くの他人でもありません。

さらに、再婚した夫婦にお子さんが生まれた場合、このお子さんと前妻さんとのお子さんは異母兄弟となります。

この再婚後に生まれたお子さんには、上の兄弟との関係(異父兄弟であるということ)をいつ、どのように伝えようかと悩む親は多いです。同様に、異母兄弟の存在をどのように伝えるのか(伝えないのか)について、夫と話し合っておく必要があります。

3)出ていくのは養育費だけではない

毎月養育費を払っているのは聞いていた、金額も聞いていた。養育費を払うことも理解していたし、金額についても納得していた。

でも、それだけではありません。お子さんの誕生日、クリスマス、入学・卒業などのプレゼント、面会交流のときにかかる食費や遊びのお金、大きくなってきたら携帯電話を買ってあげるなど、養育費以外に彼の財布から子どもたちに渡るお金があります。

また、お子さんの受験、大学進学、留学などがあれば、前妻さんからその分の負担を要求されるケースもあります。養育費がだんだん値上がりするということも聞きます。養育費は成人までと思っているかもしれませんが、大学卒業まで(就職するまで)と考えている男性も多かったりします。

再婚前に想定している以上に養育費はかかると覚悟しておいた方がいいです。

4)彼にもしもがあったとき

4点目、もしもの時。再婚時はあまり考えることはないと思いますが、ご自身はもちろん、どちらの子どもたちにも大きく関係してくる問題です。そう相続の問題です。

1)でも書きましたが、たとえ離婚して別々に暮らしていても、彼の子どもです。前妻さんのお子さんには相続の権利があります。何も考えず、対策もしていなければ、トラブルになる可能性があります。

「相続」は「争続」とも揶揄されるように血縁の兄弟でも揉めます。金額の大小ではありません。子連れ再婚で相手に前妻さんのお子さんがいる場合は、最初から相続関係が複雑になります。

最低限、彼にもしもがあった時
(自分のもしもも含めて)どういうことが起きるかを知っておくことをオススメします。(私はこれが気になりすぎて、FPや相続関連の資格を取りました)

以上、今回はバツイチで以前の結婚でお子さんがいる男性と再婚するときにもっておいてほしい覚悟をお伝えしました。
 
一緒に暮らしてはいないけれども、前妻のお子さん(前妻さん)の存在を大なり小なり意識しておく必要があります。特にお金が絡むところを見て見ぬふりをすると、夫への不満にもつながります。ぜひ参考になさってください。

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