死別シングルマザーだった私が子連れデートで感じた3つの幸せ
前夫と死別したときは息子はまだ0歳でした。アラフォー出産だった私は、夫を亡くした悲しみに暮れる時間もなく、必死に子育てをしていました。そんなときに出会った今の夫。最初に息子を連れてデートしたときに、心からの安らぎと幸せを感じました。
一人じゃない、もう一人大人がいる有難さ
シングルマザーも、ワンオペ中のママも同じだと思いますが、子どもが1歳を過ぎて歩けるようになったら本当に目が離せません。私は実家が遠かったので、どこに行くのも子どもを連れていきました。特に息子は活発に動く子どもだったので、トイレに行くのも一苦労でした。
親や友達と一緒に出かけることもありましたが、その時は子どもが優先でした。それが、彼と一緒だと全く違いました。彼は私の気持ちも優先してくれました。もう一人大人がいてくれる有難さ。買い物もゆっくりできますし、カフェによってもゆっくり食べられました。
カラダを使った遊びに喜ぶ息子の笑顔
公園の遊具も、ボール遊びも私なりに頑張りましたが、いかんせん高齢出産、子どもの元気さに体力がついていきませんでした。カラダを使って一緒に遊ぶのにも限界がありました。
彼との最初のデートで公園に行ったとき、彼が息子と遊具で思いっきり遊んでくれる姿をみて、息子の父親が生きていればこうやって遊んでもらえたのになあと涙がでました。帰りに彼が息子を肩車してくれたとき、息子は初めての経験に大興奮。私は息子の笑顔を見てとても嬉しくなりました。
子どもとの休日を楽しめる余裕
平日は保育園に預けていた息子。フルタイムで働いていましたので、お迎えはいつも最後のグループ。帰宅しても、ご飯作って食べて、お風呂に入って寝る!というルーチン。休日くらいは、息子と遊ばないといけない!と頑張ってお出かけをしていました。
でも、平日の疲れがとれぬまま息子と二人でのお出かけは、体力的にも精神的にも実はきつかったのです。私はお出かけを仕事の一部のように割り切っていたのだと思います。それが、彼と息子と一緒におでかけしたら、全く感じ方が違いました。心に余裕があるのです。子どもとのおでかけが楽しいものだと心から感じた一日でした。
シングルマザーのワンオペ育児は、本当に疲労困憊でした。私の場合、夫の忘れ形見をしっかり育てなければいけないというような緊張感や責任感も強く、子どもとの時間を心底楽しめていなかったのです。それが、今の夫とのデートで気づいたことでした。
この子連れデートでの幸せから一気に再婚へと突き進むのですが、この幸せを再婚後も継続するには子連れ再婚ならではの工夫が必要なのです。そのあたりの経験も書いていければと思います。