矯正日記 | 一度目の出会い、そして別れ❶
矯正を始めたのは、大学生になってからのことです。
しかし、それよりも前に、矯正を始てたかもしれない出来事がありました。
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私は、自分の横顔が大っっっっっっ嫌いです。
コンプレックスは、顎です。顎が出ていることです。噛み合わせが上下逆なんですよね。
いわゆる、受け口ってやつです。
めちゃくちゃ気になり出したのは、中学生の頃。思春期ですね〜。
写真で見る自分の横顔が、ツンとしていて。その頃から、写真を撮られるのが嫌いになりました。
写真を撮られる時は、極力顎を隠す。プリクラでは、顎に線引くまたはスタンプで隠す笑
矯正って、歯並びを治すものだと思っていたので、噛み合わせを治すという概念すらありませんでした。
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そんな私が『矯正』という単語に初めて触れたのが、高校1年生の春。
高校の定期検診で、歯科項目が引っかかりました。
『かかりつけの歯科医院で診てもらうように。』
封筒を渡されて、後日歯医者さんに行きました。
今まで特に引っかかったことなかったのにな。虫歯もある感じしないし。
先生が封筒を開けて、その後口内を診察。
そこで初めて、『噛み合わせが上下逆』という文章を耳にしました。
噛み合わせが上下逆。
今まで、ツンとした自分の横顔を何となくでしか捉えていなくて、初めて言葉としてそれを表すことができました。
あぁ、なるほど。だから自分の横顔が、こんなにも気に食わないんだ。
『歯科矯正をおすすめします。』
封筒の中のお手紙には、そんなことが書かれていたっぽいです。
かかりつけの歯医者さんは、小学校の時から通っていて、学校の検診にも来ていた先生でした。
なのに、顎のことは一度も言われませんでした。
小さいうちに矯正を始めていれば、歯が動きやすいので、もしかしたら治りやすかったかもしれない。顔のこととなると、多少なりとも気になっていたはず。女子ともなると尚更。もっと早く言ってもらえれば。
先生と話している口調から、母親は少しやるせない気持ちになっていた様に感じます。
側から見ていると、そこまで違和感があった訳でも無い(?)と思うので、気にすることもなく、口にすることもなく、今まで来たのではないでしょうか。
高校生になり骨がちゃんと成長して、骨格がはっきりしてきたタイミングで、初見の先生に診てもらった。そしたら、ちょっと気になってしまった。だから、今回の様な診断に至ったのだろう。
誰も悪くない。
別に悪いことでもない。
ただ、1つ問題が。
私、クラリネット吹いてますが、矯正できるんでしょうか?
おさ
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