②ぜったい損する人の資産運用
このまとめでは、資産運用を始めた人がぜったい損をするロジックを解説します。
私もしっかりハマりました!
1 概要
最初に言っておきます。
資産運用を始めようと思う人のほとんどはぜったい損をします!
投資をしたことのない、あなたに今1000万円の余剰資金があって、さあ初めてやろう!としたときに一気に全額投資はできないでしょう。
そして、「毎年100万円ずつこつこつやろう」と地道に積み立てて「しめしめ、だんだん利益もでて楽しくなってきた!」と浮かれていた頃に暴落がやってきます・・・
資産運用を始めたいという相談を受けることがありますが、最初はみんな「最初は少額から」とか、「積み立てで」という流れでに落ち着きま。そしてそれは、暴落したときにかならず負けます。私がそうだったので負ける保証します!
ではどういうロジックなのか、シュミレーションを行ってみました。
2 シュミレーション
今回の設定は以下のとおりです。
日経の平均年間騰落率6%で運用、7年周期で暴落、翌年復活という設定で運用を回してみました。
青色チャートは、毎年100万円の積立投資
赤色チャートは、毎年100万円貯金し、暴落時に一括投資
かなりバイアスがかかり目の設定ですが、近年のチャートからもよくあるある設定だとおもいます。
結果
積立投資を行っていると暴落時にほぼ毎回投資金額を割ってしまい、いままでの時間なんやったんやー!ってなってしまいます。そして含み損が出たところで苦しみ、含み損が解消されたタイミングで売ってしまうというパターンです。
3 最後に
今回のシュミレーションはかなり大雑把ですが、大体の積み立て投資を行っている人がこのパターンに陥ると思います。要するに暴落前の投資額が一番大きくなることが一番問題となります。
一般論として積み立て投資が定石となっている感がありますが、
「登り100日、下げ10日」と言われるように、下げ相場は長期で見ても短いです。積立投資は、いわゆるドルコスト平均法で取得単価を下げるといわれていますが、下げ相場で買えるタイミングは少ないでしょう。
そして、一番の問題はもし現金があっても「含み損がですぎて証券口座をみたくもなーーーい!」となってしまうことです!
暴落時こそ、優良銘柄のお宝まんちん祭ですのでしっかり備えて果敢に買い向かうべきなのです。