FP1級実技試験を受験される方へ
こんにちは。FP1級技能士のadpと申します。
私の記事では、情報が少なく謎の多いFP1級の実技試験を私が実際に受験してみて、調べたことや面接でのやり取りなどを共有いたします。
合格率は80%程度と高い試験であるものの、私が一度不合格になってしまった経験も踏まえて、「FP1級実技試験ってこんな質問をされる」「このレベルでは不合格になってしまう」「間違えたことを答えてしまった場合は」という見本にしていただけたらと思います。
FP1級を受験される皆様のお役に立てれば幸いです。
FP1級は金融財政事情研究会と日本FP協会で実施されており、私は金融財政事情研究会で受験しました。
合格率10%前後の学科試験に合格したあと、受験することができるのが実技試験です。
実技試験の合格率は80%〜85%程度と高いのですが、周りの受験者は難関の学科試験を突破した方々ですので難易度は非常に高いです。
また、受験料が28,000円と高額で、全国の実施場所も少ないので受験者の居住地によっては交通費や前乗りの宿泊費もかかることもありますのでしっかり準備をして一発合格を目指しましょう。
心構えとして、全く知らない内容が出題される場合も多いことと、面接での質問のスピードが予想以上に早いことは覚悟しておきましょう。
私の場合、2024年1月学科試験に合格→2024年6月実技試験(不合格)→2024年9月実技試験(合格)という流れでした。
私が何とか学科試験に合格し、実技試験を受験することになって最初に困ったのは、FP1級の実技試験の情報が非常に少ないことでした。
数年前までは、公式の参考書を金融財政事情研究会の子会社のきんざいが出版していたようですが、親会社へ経営統合(?)されて出版されなくなってしまいました。
FP1級実技試験の対策参考書は1,2種類程度しか出版されておらず、しかも書店に置いてあることも少ないため試験の対策はおろか全体像を把握するにも一苦労かと思います。
そこで私の記事では実際に受験した試験の細部までお伝えして受験される方のお役に立てればと思っています。
市販の参考書や省庁のHP、他の方のnoteとあわせて私の記事も是非お役立てください。
なお、私の記事では当時の私が間違って答えたそのままの受け答えと、試験後に調べた解説を記載していますので、実際にFP1級実技試験を受験をして不合格となってしまった悪い回答例としてお読みいただき、皆様の合格への参考にしていただければと思います。(解説は私が調べた限りですので必ずしも正しいとは言い切れませんのでご了承ください。)
拙い文章ですがよろしくお願いいたします。