見出し画像

映画「インターステラー」に感謝

映画鑑賞が好きです。

「面白そうだな」と「好きな俳優」、この2つのポイントで観る映画を決めています。そして、このポイントにひっかかった映画はジャンルは問わずに「とにかく、まずは観る」をモットーにして、映画鑑賞を楽しんでいます。

当たることもありますが、外れても良し。だって、映画を観るという趣味は楽しめたわけだし、外れがあるからこそ、当たりにあたった時の喜びがあるわけですし。

もちろん、この場合の当たり外れは私の個人的な見解です。しかも、以前に観た時は外れたなと思っても、何年か後に再度観て、感想が変わることもしばしば。昔はよく理解できなかったことが、今になって理解できる、そんな物語もあったりします。前は共感できなかった主人公の言動や、納得できなかったエンディングなんかに、「あ~、そういうことか~。」と言う感じで。

そんな私の映画鑑賞歴の中で、かなりな大当たりの代表作が、映画「インターステラー」です。

「なんか面白そう」という直感と、「マシュー・マコノヒー主演」、この2つのポイントのみで決め、あらすじすら確認せずに観たわけですが、想像以上に、いや、それ以上に素晴らしくて、すっかり「インターステラー」の世界観にはまってしまいました。

自称妄想歴史家を名乗っているぐらいですから、超文系の申し子のような私で、理系はどこか遠い星の話。基本、理系(特に計算)の話になろうものなら、とたんに思考が停止します。妄想歴史の時とは真逆です。

こんな超文系でありながら「インターステラー」に魅了された私。
初めて観た時には、その映像の美しさと壮大な物語に圧倒されまくったのですが、それでもどこかしら腑に落ちない感があったのです。

それは、映画のあちらこちらに出てくる理系の世界の言葉。例えば、相対性理論が何たら~、とか、重力がどうとか~、というもの。

それらが「分かっている」前提で、この映画を観るべきなのではないか?と、そう思ったのです。何故なら、その周辺の知識があれば、この映画の奥深さをもっと味わえるのではないかと、そう強く思いました。

で、それからかなりの間、そちら方面の知識を貪るように集めました。
全ては映画「インターステラー」をもっともっと理解したかったからです。

新しい「好きなこと」を見つけられた

映画「インターステラー」のおかげで、それまで頭から否定していた理系の分野を楽しめるようになりました。今では「重力」とか「ブラックホール」とか聞くとワクワクします。「超ひも理論」とかは、もうゾクゾクものです。

何がきっかけになるのか、本当にわかりません。
なので、これからも自分の直感を信じて「まずは観る」をモットーにしていく次第です。

とにもかくにも、この時ばかりは妄想歴史もストップで、「インターステラー」の世界のことばかり考えていました。そして、そのおかげで、新しい好きなことを見つけることができました。私の世界観も広げてくれました。

映画「インターステラー」に改めて感謝です。