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楽しい妄想歴史のすすめ No.2

独自ルールを決める

妄想歴史のテーマを見つけたら、いよいよ妄想歴史のスタートです。
あくまでも妄想の世界なので、自由な発想をエネルギーにして脳内タイムスリップを心行くまで楽しんでみましょう。

始めのうちは思いつくままに思考をめぐらせて、まずは妄想歴史の世界に慣れましょう。だんだん慣れてくると、妄想歴史における自分なりのルールを決めてすすめていくようにします。
私の場合は、以前の記事でも書いていますが、分かっている「史実」は踏まえることにしています。

「史実は踏まえるルール」のおかげで、よりリアルに人物や出来事を実感できるからです。

AとBという2点の「史実」があった時に、この2点を歴史の流れとしての「線」にするために、どういう条件が必要だろうか。

人間関係、当時の環境、その人の人となりなどが想像できるような事柄など、出来る限り、ある程度自分が納得できるような「解」が導かれるまで、
ひたすら妄想します。

研究がすすんで、新しい事実や解釈、新説などが出たりすれば、それまで描いていた妄想ストーリーをもう一度再考します。
もちろんストーリーには、「自分好み」というスパイスが大量に投入されますが、それでも分かっている「史実」を曲げないようにするのが、私の独自ルールです。

ルールはお好みで

上記はあくまでも私のルールです。基本、ルールはお好みで設定OK。
今回はこれで行こう、とか、その日の気分でルールを変えたりとか、ケースバイケースでも面白いでしょう。
あるいは、もっと大胆にSFチックな要素を取り入れて、「実は宇宙人が関係していたのか?」とかもありです。

でも、その場合でも「じゃあ、宇宙人がいたかもしれないことを匂わせるような何かが資料として残っていないか」を探したりすることで、妄想の奥行が広がり面白さが一層高まることでしょう。

いずれにしても何かしらのルールを設定することで少しづつハードルが上がっていくと、あくまでも妄想歴史内での話とは言え、自分が納得できるそれなりの解を得るためには、ある程度の量の情報が必要となってきます。

必要な情報を得るために本を探したり、ネットで調べたりすることも多くなります。そして、調べる過程で得た情報を基にして熟考していくうちに、自分の歴史の知識も増え、幅も広がっていくことを実感できてしまったりして、それが喜びにもなるのです。

さらにはもっと喜びを味わいたくて、どんどんルールの難易度を上げたくなったりします。かなり細かいニッチな部分(事柄)にこだわりたくなるんですな。

まとめますと、ルールを設けることで、歴史の知識が増えることの面白さ、喜びまでもを味わえ、ますます妄想歴史が楽しくなる、というわけです。

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