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「ちょび髭と横分けの前髪、あいつ以外にいない」BQ映画の名シーン、名セリフ 〜お楽しみはココだけだ〜『デッドウォーカー・インフェルノ Caedes』

「あいつ以外にいない」
森でキャンパーたちがゾンビに襲われる。生き残ったのは4人の元軍人とマッチョな女、少年、爺さんの7人。しかし、奮闘虚しく謎の組織に捕まってしまう。そこにボスが車椅子で登場。「ちょび髭と横分けの前髪」そう、「あいつ以外にいない」。でも、あいつに似ていない。ドイツ映画なのに。

デッドウオーカーインフェルノ2

クララちゃんは草だけ食べるベジタリアンゾンビ。「お腹が減った時に草があったら、肉ではなく草を食べるの」。名作『旅情』のせりふみたいなことは言わない。ゾンビだから。でもやっぱりクララはビフテキが好きでした。

デッドウオーカーインフェルノ1

「“なぜなら”は文の終わりにはこない」
主役の元軍人4人はアフガニスタン派兵経験がある。ドイツも日本もアフガニスタンには派兵されているけれど、どうやらドイツ軍はえらい目に会ったみたい。そして、この戦争体験もギャグとして話す。謎組織の捕虜をリンチするとき、捕虜が文法を誤る度に殴りつける。「“なぜなら”は文の終わりにはこない」とか言って、結局殴り殺す。『キラーコンドーム』もそうだったけれども、ギャグのセンスが独(ドイツ)特。ラスト近く、カンフーやカポエイラ使い3人がかりで、でかくて頑健なだけのサブボスと戦う。派手な動きがことごとく跳ね返されるところは2014ワールドカップ準決勝を見るようでした。

デッドウオーカーインフェルノ3


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