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セリエA第38節

ついにセリエAも最終節。シーズン前半ではミランが復権を示したと思えば、最終的にはリーグ戦に注力できたこともありインテルが圧巻の強さを見せて優勝。パルマ、クロトーネの2チームは降格が決まりながらも、残り1枠はトリノとベネヴェントの直接対決の結果によって決まります。他所のスコア状況を意識する必要はなく、目の前の試合で全力を尽くし最後まで勝利を狙う姿勢をベット的にも期待しています。(←下書き段階ではこのはずでした笑)

インテルvsウディネーゼまでの4試合は意味のある順位変動もなくモチベーションが読みづらい点は気がかりですが、両チームの特徴や試合の意味を見出しつつ検討できればと思います。的中試合にもよりますが、7勝3敗で全体収支プラスになるのでそこまで届くことを祈ります!笑

尚、既に5月17日に一度ベット項目を投稿していますが、Torino vs BeneventoとNapoli vs Verona(こちらはマイナーチェンジ)は諸般の事情でベット項目は変更します。

Cagliari vs Genoa

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❌BTTS&under5.5@1.833(Marathon)

現在14位のジェノアですが、この試合で勝利を収めると一気に11位までジャンプアップする可能性があります。監督交代前は降格圏に沈んでいたことを考えるとよくまあ復活したものだと思いますが、現在11試合得点中の攻撃面の改善(効率性の向上)が顕著でしたね。
特にカリアリはOver2.5率で言えばリーグ最下位の41%。一方Under5.5率は両チーム92%と高水準です。BTTS&Over2.5≒BTTS&under5.5のオッズ設定であれば、後者を選択する方が可能性は高いと見てこちらにベットします。

Crotone vs Fiorentina

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❌BTTS&over2.5@1.76(Marathon)

過去5年間において、降格が決まったチームの最終節の12試合*はBTTS率83%、平均3.0ゴールと割と点の取り合いになる傾向があります。勿論、今年は無観客の影響もありますしどこまで信用できるデータか課題はありますが、そもそも失点を抑える理由がないのである程度オープンになる素地はあると見てもいいのでしょう。
でもってクロトーネと言えばおのずと知れたオープンゲームチーム。特にホーム開催では失点率100%、このままシーズンを終えるのか、それとも95%に減らすことができるのかはプチ注目です。一方のフィオレンティーナもアウェイでは失点率83%。守備に課題を抱えた両チームで塩試合は考えにくいです。
この試合では互いにチームは低迷していた中で得点を牽引した2人のエース、クロトーネのシミー(20得点 リーグ5位)とフィオレンティーナのヴラホヴィッチ(21得点 リーグ4位)の活躍にも期待したいところです。両者ステップアップが噂されている中で、最後のアピールにも繋がるのでモチベーションもあるのではないでしょうか?

ということで、最終節唯一のBTTS&Over2.5はこちらの試合でベットします。

*3チーム×5年=15試合でない理由は、互いに降格圏のチーム同士の対戦が3試合あったため-3の12試合になってます。

Sampdoria vs Parma

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✅Sampdoria over1.5@1.71(sportsbet.io)

振り返れば最もスタメン予想が難しかったサンプドリア。かなり振り回された記憶があります笑。具体的にはエースFWクアリアレッラの出場有無ですね。そんな彼も今節出場すればセリエA出場500試合。無観客なのは寂しいですが、相手が守備難の降格チームであるパルマであれば、ゴールという華を添えた形で彼のメモリアル試合を飾ることは十分可能でしょう。パルマのアウェイ失点率100%並びに平均失点2.28という点も加味して、サンプドリアの複数得点にベットします。

Inter vs Udinese

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✅Inter AH-1.0@1.83(Marathon)

既に優勝が決まったインテルですが、最終節ホーム戦節目となるセリエA通算3000試合目キャプテンのGKハンダノヴィッチがインテルのレジェンドGKゼンガの出場試合数328試合に並ぶなど、メモリアル要素のある試合でありそれなりにモチベーションは高く臨むことが予想されます。
現実的な話として、今夏移籍の可能性が高いデパウルという高額目玉商品を傷モノにするわけにもいかないのでウディネーゼ側が試合強度を上げるような展開にはならないでしょう。少なくともインテルの勝利の可能性は高いとして、AH-1.0にベットします。

Atalanta vs Milan

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Atalanta AH0@2.07(Marathon)

上記Tweetでお伝えしたように、アタランタもCL権は確定したとはいえ、コロナによる減収を加味すればリーグ順位による増収は狙いたいはずです。(ビッグクラブであれば世界でユニフォームが売れたりしますが、残念ながらその規模ではありません)
ミランはこの試合に引分以下で、ユベントスに順位を抜かされ5位まで落ちる可能性があります。失うものの大きさで言えばもちろんミランの方が上でより必死になるかとは思います。アウェイ戦績は15勝1分2敗という出先での強さもあります。それでも尚、試合を見る限り、また去就が慌ただしいミラン側の状況を鑑みるとアタランタ優位ではと予想しています。
アタランタ側の不安材料としては、両WBのコンディションが挙げられます。ハテブールは招集外ですし、ゴセンスも当日判断との報道があります。特に後者はWBと思えないようなゴールへの絡み方をするアタランタの攻撃を牽引する存在で、下記画像の通りゴール貢献に繋がる上7つのスタッツはトップレベルです。(Percentileが99ならリーグ1位と読み替えていいです)
ちなみに同じく攻撃的フルバックとして有名なテオ・エルナンデスとは1位2位を争う関係ですが、ことnpxGにおいては2倍ゴセンスの方が高いです。出場してくれれば非常に心強いですが、EUROもある中で無理はさせない可能性も頭には入れておきたいですね。

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Bologna vs Juventus

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✅BTTS&Juventus DC@1.90(Marathon)

皆さんユベントスの第3GKってご存知ですか?その名もピンソーリオ。ユベントスユースから、色々とレンタル・移籍もありましたが今は帰ってきて基本ベンチで目立つタイプのGKです。シュチェスニー、ブッフォンが基本的にゴールマウスを守っていますが、そんな彼の出番は最終節に大抵用意されてきました。昨年も最終節ローマ戦ではGKなのに後半から交代で出場をしています。チームメイトからの信頼も厚い彼を何とか今シーズンも公式戦に出すために、そしてもちろん逆転でのCL出場を決めるために前半から積極的に仕掛けることでしょう。
ホームでの得点率/失点率ともに82%のボローニャ、アウェイでの失点率89%のユベントス。複数点差をつけて後半からは試合感のない第3GKの出場を狙うユベントス相手に、前掛かりの前半ないしはGK交代後いずれでもボローニャの得点チャンスは十分あるとみてBTTS&DCにベットします。

Napoli vs Verona

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Result, From 1 To 30 Min. : Napoli to win@1.94(Marahon)

最終節、1つくらいは毛色の違う項目を入れたいなという思いもあり、30分までの時間においてナポリが勝利する、というこちらにベットします。
特にヴェローナは、これまでもアウェイの半分はこのラインの時間以内に1stゴールが決まっており、特に5分以内での得点/失点が少なくありません。ナポリからすれば、この試合で引分の場合ミラン、ユベントス共に勝利で5位に転落という可能性がある以上、早めに先制をしてプレッシャーのかかる時間を減らそうとするでしょう。直近5試合の平均xGは2.5と非常に高く、チームとして好機を多く演出し続けていることがよく分かります。(同期間におけるインテルが1.8と考えるとだいぶ高いですね)
ナポリは前節フィオレンティーナ戦では後半にようやく得点、といった形でしたが前半から惜しいシーンは多かったですし、それまでの5試合は全てこの30分以内でリードを奪ってきました。ヴェローナサイドにこの試合に懸けるモチベーションはさほどないことを加味すれば、早めにナポリが試合を決めてくるとみてこちらにベットします。

Sassuolo vs Lazio

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✅Sassuolo ML@2.35(Marathon)

ラツィオからすれば完全消化試合。サッスオーロは負傷者が戻ってきてからはアタランタとの引分、ユベントスとの敗戦を除いて直近6勝の絶好調。ラツィオは平均年齢の高いチームでもありEUROも控えている中で主力の欠場もしくはプレー強度は落とす可能性が高いことも加味すればサッスオーロ勝利予想に傾くのは当然でしょう。本来であればラツィオのカウンターが決まりやすい相手ではあるのですが、余りにもシチュエーション上サッスオーロ優勢ということもありMLにベットします。

note初回投稿時点でML2.35倍、Twitter報告時点で2.60倍、そして今日時点では1.9倍弱。早めに入れられたよ!って方がいたら嬉しいなあ。

Spezia vs Roma

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✅Total Goals - 2nd half over1.5@1.82(Marathon)

互いに後半に弱さを見せるチーム。スペツィアの後半ゴール数は平均2.11でリーグトップ。ローマも1.81で少なくないですし、特にアウェイでは18試合で24失点と明確にボロが出ています。両チーム割と前目から奪って最短でゴールを目指そうという姿勢もあり、ここまで4-3, 3-0といった点の多く入るカードとなっています。ローマはECLという今一番ホットな←欧州の舞台にしっかり参加するためにも勝利が必要ですし、スペツィアは固い展開に持ち込む必要もなければそもそもそんなことできません。両チームの特徴上後半に得点が集中する可能性は十分高いとみてこちらにベットします。

Torino vs Benevento

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Tolino win&over1.5@1.99(Marathon)

トリノがラツィオ戦にて勝ち点をもぎ取ったことで、注目度としては急落した一戦。これによって、ベネヴェントはオーナーがチームの飛行機移動代の支払いを拒否し12時間のバス移動を強いるというヤケクソ決定をしています。ただでさえモチベーションを保つのが難しい状況下、主力の移籍の噂も取り沙汰されている中でここでリバウンドメンタリティを見せるのは至難の技でしょう。さすがに記事の中にあるようなユース選手の起用とまではいかないでしょうが、、、

トリノもトリノで、残留を勝ち取ったもののクラブに対するサポーターの不満は止まりません(どちらかといえば経営陣に対して)。ホーム最終戦、一見消化試合ですが今後の移籍市場での流出も見据えればせめてこの試合はしっかり勝利を収めて一度ガス抜きをしとくべきでしょう。点を取ろうと思えばベロッティ、サナブリア、ヴェルディにシンゴと正直降格チーム相手であれば局面有利に進められる陣容ですし、控えのザザらも含めてこの試合におけるベネヴェントの状況を考慮すればトリノの複数得点での勝利は十分期待できるとみてこちらにベットします。

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