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セリエA 第37節+α

今節はローマダービーとイタリアダービー!土曜夜は早寝で備えます。ラツィオ相手にシーズンダブルなんて許されない、勝利必須じゃ!!

Genoa vs Atalanta

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BTTS&Atalanta DC@1.99(Marathon)
✅Genoa(Corner) +3.0@2.11(Pinnacle)

今節勝利を収めればCL権が確定するアタランタ。ただ、対するは苦手な非保持のジェノア。ジェノアも残留を確実にしている中で、引いて守りきる必要はなく、カウンターからザッパコスタの侵入、スカマッカやショモロフ、デストロのフィニッシュに繋げる形を積極的に作っていくでしょう。前節と同様、レンタル組の多いジェノアは来季の居場所確保(再レンタル含む)のためにモチベーションはそこまで低くないと見ます。10試合連続得点中の流れは十分継続しうるでしょう。
基本的にはアタランタ有利であるとは思いますが、如何せん戦術相性的にジェノアのカウンターに一矢報いられる可能性は否定できず(アタランタの非保持相手の戦績が芳しくないのは依然触れていた通りです)、ボールをすぐ逃がす相手にはそこまでハマらないことも考えると引分までケアしたい部分もありBTTS&DCにベットします。
あと、やたらアタランタのコーナー増えるようにライン設定されてますが、対非保持のチームでアタランタがこのラインを超えたのは過去2回程度です。勇気を持ってジェノアのプラハンもいきます。

Spezia vs Torino

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BTTS&over2.5@2.18(Pinnacle)
✅2nd half over1.5@2.06(Marathon)
❌Torino over1.5@2.30(Pinnacle)

勝ったチームが残留を決める大一番。トリノは消化試合が1試合少ないため、スペツィアはここで負けると本当に分からなくなります。ベネヴェントがクロトーネ相手に勝利を収める前提でいけば、この試合スペツィアにとって引分と負けは等しく無価値です。
トリノは前節ミランに0-7の大敗を喫しましたが、勝ち点プランで考えればコミットも集中力もそこまで必要としない試合でターンオーバーも露骨に敷いてきたので度外視でいいでしょう。むしろこの試合にかけていることが明確な分、今節は評価したいくらいです。
スペツィアで特に注目したいのはやはり後半のゴール数。直近10試合で9試合、後半のみでover1.5を達成しています。その中でも14失点は見逃せませんね。ただでさえ負荷のかかるサッカーをしてシーズン終盤の中2日。彼らもターンオーバーは軽くしたとはいえトリノとは陣容に大きく差があります。更にトリノは直近10試合で決めた12得点のうち11得点が後半での得点という、後半頑張り型のチームです。トリノが優位に進めた場合、スペツィアはリスク承知で逆転を目指す形になるのである程度オープンになるでしょう。これらを背景とした上記3項目にベットします。

Juventus vs Inter

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❌Inter ML@3.44(Marathon)

既にインテルは優勝を決め、ユベントスはCL権に向けて負けられない。それだけ見ればモチベーションはユベントスですが、このイタリアダービーはリーグ前半戦では0-0、コッパ・イタリア準決勝では1-2でユベントスが勝利を収めており、インテルにとってここで敗戦を喫することはシーズンにおいて絶対王者を組み伏せたと言い切れないものになる。そう考えれば決してインテルも手を抜くなんてことはあり得ないでしょう。前節デ・フライ、バストー二、ハキミにラウタロをベンチに置いたのもその証左でしす。この試合に掛ける思いはイーブンと見ています。互いにほぼフルスカッドで臨めるため、単純な面白さでは次のローマダービーを上回るでしょう。
(5/16 0:14追記...0-0もコッパ・イタリアでしたね。。リーグ前半戦はインテルの2-0勝利でした。シーズンダブルがかかった試合ですね。予想に変更はないです。)

ここでのポイントは互いに中2日で迎える中でのフィジカル、メンタルの消耗度合いの差。前節ユベントスは、終盤絶好調のサッスオーロ相手にベストメンバーで臨み、1-3で勝利を収めたものの危うい場面も多かったです(下記画像のように、xGではサッスオーロが上回っていました)。
一方インテルは前述の通りターンオーバーをした上で、90分でファウルわずか4つという平和な試合で終えています。

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モチベーションは同じくらい、コンディションはインテルが上、監督の手腕(&勝利への渇望)もインテルが上とくれば、アンダードッグになっている以上インテルにベットです。AH0なんて甘いことは言いません。MLです!

Roma vs Lazio

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✅Roma ML@3.18(Marathon)

守備の要のスモーリングも、ここまで10得点のヴェレトゥも、サイドを制圧するスピナッツォーラも不在。でもそんなことはなんのexcuseにもならない。これはローマダービー。首都を代表するチームはどちらがふさわしいかを決める決戦。シーズンダブルなんて許されない。ダービーで必要なのはビッグネームでも順位表の位置でもない。勝ちたいと思う気持ちを最後までピッチで体現したものが勝ち鬨を上げるのだ。
狼は絶対に諦めない。それは最近まさしくこのオリンピコでマンチェスターユナイテッド相手に見せた姿勢が証明している。巷では既に「来季の」ローマに注目する声が少なくないが我々にとって目の前のダービー以上に重要なものなんてない。
とにかく上位陣に勝てないと言われたこのシーズン。それは戦績上事実であり、認めなくてはならないだろう。ただ、その理由にメンタリティを挙げる声には強く反論したい。それを叶える絶好の機会がこのダービーである。完膚なきまでの勝利。我々ならそれができる。極東の地から出来るのは、ただただ信じて応援し続けることだけ。Forza Roma!!
(根拠?いらんいらん。だってこれはローマファンのセリエA予想noteですよ)

Fiorentina vs Napoli

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over2.5&Napoli win@1.943(Pinnacle)

ユベントスが勝利を収めたことで、若干プレッシャーが上乗せされたナポリ。とは言っても、相手は残留が確定した矢先のフィオレンティーナ。前半戦では6-0で勝利を収めた相手で、正直あれ以降(少なくとも守備では)上積みがそこまで見られない彼ら相手には、オッズ通りナポリ優位と見て良いでしょう。一方で、互いのホーム/アウェイ戦績でいえばOver2.5率は50%程度ではあるのですが、フィオレンティーナの敗戦は得点数19位のベネヴェント相手を除き複数失点を喫していますし、ヴラホヴィッチ中心に攻撃好調なところもあるのである程度点の入る展開を想定してこちらにベットします。

Benevento vs Crotone

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❌BTTS&Over2.5@1.909(Pinnacle)

トリノがスペツィアに敗戦したことで、ベネヴェントはこの試合で勝利を収めると逆転で残留を勝ち取るシナリオが見えてきました。最終節がトリノvsベネヴェントなのは運命的です。クロトーネは降格が決まった中で苦手のアウェイ戦(18試合で勝ち点5はリーグ最低)となります。降格が決まってからよりオープン度合いの増したクロトーネが、焦りもあってか守備が綻んでいるベネヴェント相手に得点する可能性自体は十分あります。点の取り合いに持ち込んだ際に気になるのが、ベネヴェントの得点力の低さ。ホームでの平均得点は1.00。1点のみという試合が14/18というのはクロトーネを相手にした際に押し切られる可能性も否定できません。互いの状況やフォームを加味してBTTSはベースに、勝敗予想はここは避ける方が無難と考え定番のこちらにベットします。

Udinese vs Sampdoria

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❌Sampdoria(Corners)AH0@1.819(Pinnacle)

The 消化試合といった組み合わせでそもそも事前予想が難しい試合。可能ならスタメンとライブ映像からチームとしてのモチベーションを確認してのベットが無難でしょう。言い訳がましくなりましたが、中央固めるウディネーゼをサンプドリアがカンドレーヴァらを中心にサイドから攻略する形になるでしょう。そうなるとサンプドリアのコーナーが増える展開が基本にはなりそうなのでこちらにベットします。

Parma vs Sassuolo

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Sassuolo win&over1.5@1.74(Marathon)

ユベントスvsインテルで述べたように、敗戦はしたものの前節ユベントス戦で内容は勝っていたサッスオーロ。完全体サッスオーロのクオリティはビッグクラブ級であることを示しています。降格が決まったパルマ相手に正直あまり考察することはなく、サッスオーロが戦力とモチベーションで勝ること、パルマのホームでの11敗は全て複数失点を喫していること、サッスオーロのアウェイでの9勝中8勝が複数得点という傾向を加味して上記にベットします。

Milan vs Cagliari

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Milan half/full win@2.05(bet365)

サッスオーロ、ラツィオに敗れて急ブレーキがかかったミランですが、ここ3試合はユベントス戦を含め全てクリーンシートの快勝を収めています。今節も勝利できればCL権も確定する中で迎えるカリアリとの一戦。対戦成績ではカリアリとは4試合連続クリーンシートで勝利しており、監督が違うため参考レベルとはいえ良いイメージで臨めはするでしょう。一方カリアリは6試合無敗を継続し、この試合を引分以上で残留が確定します。更に言えば、負けたとしてもトリノが次節ラツィオに勝たない限りは残留なので無理をしないでロースコア展開、できれば引分るくらいのスタンスで問題ないでしょう。
最近のカリアリの特徴として、アウェイでの前半45分の獲得コーナーの少なさが挙げられます。過去4試合の合計わずかに2本!特にインテル、ナポリといった上位陣の場合は0本で終わっています。カリアリのGKクラーニョはスタッツ上ではミランのドンナルンマに匹敵するセービング能力の持ち主であり、「勝利」が必要なミラン、「あわよくば引分」のカリアリという状況を加味すれば特に前半はミランが押し込む展開になる中で、コーナー数に差がつくとみてミランの前半コーナーハンデにベットします。

と書いてたのですが、ベネヴェントが終盤に追いつかれたためカリアリの残留が確定しました。よってこの試合におけるモチベーションはほぼないと言っていい状態です。ミランは前半45分での勝率が50%を超えており、カリアリは逆に勝率で言えば10%程度。素直に前半からミランがリードしてそのまま勝利を収めるとみてこちらにベットします。

Verona vs Bologna

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Verona 前半AH0@1.819(Pinnacle)

10位ヴェローナ対11位ボローニャ。この試合では中々モチベーションを見つけるのも難しく、互いにフォームも良くない。コーナーが伸びそうだなとは思うものの、ラインが10回はあまりに妥当過ぎて手を出しにくいです。
今回は素直にデータを信用します。ボローニャはアウェイでの前半戦の戦績が2勝5分11敗(リーグ最下位)と大変芳しくなく、得点数もわずか4得点(平均0.21)とこちらもリーグ最低です。ヴェローナも決して好調とは言えませんが、4月以降の8試合で前半に喫した失点はわずか1点のみ。ヴェローナが「前半は」ある程度優位に進めるとみてこちらにベットします。
逆に後半からはだいぶギアを上げてくるので、そんな酔狂な方がいるかは分かりませんがライブで後半ボローニャOverやハンデも展開によっては面白いと思います。

ちょっとした小ネタで言えば、この試合で吉川エヌマエーレ大輔さん(大阪出身)が副審を担当予定。日本出身の審判としてはセリエA初です。ハイライト動画で探してみてください笑

Lazio vs Torino

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BTTS&Lazio DC@2.00(Marathon)

この試合に関してはデータとか関係ないです。トリノは引分以上で残留確定。ラツィオは順位表上はモチベーションはないですが、シモーネ・インザーギ監督とフィリッポ・インザーギ監督の兄弟愛←を加味すれば、最終節ベネヴェントに望みを持たせるためにここは勝利しておきたいところ。ホーム得点率100%のラツィオとアウェイ失点率83%のトリノの組み合わせである以上、ラツィオ側の得点はある程度想定してよいでしょう。あとはリードを許したトリノからすれば、引分にさえ持ち込めば残留を確定できます。ローマダービーの試合を見る限り、大一番にも関わらずベテランが多いためか、はたまたシーズン終盤のためかチームの足取りは重かったですしトリノが猛攻を仕掛けた際に無失点で切り抜けられるようには思えませんでした。ラツィオは勝ちたい(たぶん)、トリノは引分OKということでドローに重力がかかる試合なので、DCを絡めたこちらにベットします。

結果報告

【今節】
収支: +0.26u 的中率: 46.0%
【通算】
収支: -2.65u 的中率: 49.38%
回収率: 99.2% 平均オッズ: 1.942

冒頭の好調のおかげ(&ローマ勝利)もあって、久々に僅かですがプラス収支で終われました。泣いても笑っても残りは最終節のみ。既に大体の買い目は記事にしておりますが、最後に一気にプラスに持っていけるよう頑張ります!
(ミランのスコアレスドローはまさかだったなあ)

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