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セリエA第12節③

必勝!!

今夜は私が長年応援している、ASローマの試合(vsトリノ)のみ試合です。なので精一杯プレビュー兼ねて書いていきます!

Roma vs Torino
- Roma to win/over2.5 1.819(Pinnacle)
- 1st half Roma to win 1.892(Pinnacle)
- Roma Both halfs to score 1.86(Marathon)

トリノの受難は続く

ジャンパオロ監督のもと、産みの苦しみにどこまで耐えられるか心配になってきたトリノ。試合前の段階でも27失点(Ave. 2.4)はリーグワースト。ローマの場合、LWBのスピナッツォーラが深く抉ってゴール前に折り返す形がストロングポイントである中、近距離でのシュートを多く許してしまうトリノにそれを防ぎ切るのは難しいように思えます。ビルドアップでのミスもカウンターでの得点数がリーグ1位のローマに対して命取りです。

トリノは6-yard boxでの被シュート数が最も多く、失点数に直結している印象です。自陣から丁寧にビルドアップしたいけど練度が追いついていないこともあり、ウディネーゼはラツィオ戦のように前から積極的に嵌めていけば得点自体は容易でしょう。(セリエA第11節②より引用)

また、これまでのトリノの試合の特徴としてOver傾向が非常に強く出ています。守備の脆さと引き換えに、昨年の課題であった攻撃に関しては改善しつつある(現在19得点、昨年は同時期11得点)ことが背景にあります。

【トリノの試合におけるゴール数/頻度】
オーバー2.5/ 82%
オーバー3.5/ 64%
オーバー4.5/ 55%

(参考)BTTS/ 82%

今節は前線のザザ、ヴェルディ、ミリコの欠場が決まっていますが、今節べロッティと2topを組むであろうボナッツォーリも最近調子を上げており、インテル時代に「神童」とも呼ばれた真価を発揮しつつあります。そこまで得点力には影響はなくて済むかと思います。

他にも、「後半、特に終盤の失点が非常に多い」ことも目立ちます。ただでさえミスからの失点が多いので終盤集中力が切れて、、というパターンも多いです。後述しますがローマは前半勝負をかけてきそうな中、前後半共に失点しての敗戦は十分にありえそうです。

(footystatsより引用)

優勢期待も日程に苦しめられるローマ

前節はボローニャ相手に5-1の大勝を収めた我らがローマ。上位陣には勝ちきれず、中位以下には2得点以上差をつけての勝利が殆ど(10位以下には全勝)と、若干悲しい傾向が続いています。
とは言ってもその理屈で言えば今節のトリノ戦は快勝が期待できる!希望を持って応援してます。

多くの試合が昨日行われた中、唯一この日に試合が行われるローマ。次節は中2日で難敵アタランタ戦が控えています。先を見据えれば、降格圏に沈む相手には前半からリードをとってこちらのペースで試合を進めて消耗を抑えたいところ。特に前線のベテラン陣(34歳,33歳,31歳)は余裕を持った起用をしたいのが本音のはず。
となると、前半からアグレッシブに攻め込む展開が予想されます。これまでも前半から得点を決められるケースも多く、恐らくこれを織り込み済みのトリノの牙城をどれだけ早く崩せるかが展開を大きく左右するでしょう。
また、トリノほど極端ではないにしろ、ローマもここまでover2.5が73%と割と高い数字となっています。前述のようにトリノに対してショートカウンターが決まる頻度も少なくなさそうなので、この試合はover展開と見て差し支えないでしょう。

(footystasより引用)

勝敗予想におけるポイントとして、CBの陣容が揃ってきたこともローマにとって追い風です。特にそのデュエル勝率の高さから一時期は「セリエAのファンダイク」とも呼ばれたスモーリングの復帰は、べロッティ擁するトリノ相手には福音とも呼べるほど心強い。復帰から間もないのでプレータイムは配慮があるかもしれませんが、0~1失点で抑え込める可能性は高いと見ます。(前節ボローニャ戦では後半途中からの出場でしたが途端に守備が安定しました)

また私は宗教上の理由でベットしませんし、そのため深くは語りませんがローマの前半コーナーハンデも面白いとは思います。90分でのハンデのラインはちょっときついかな。

とにかくローマが勝たないとベット的には話になりません。バイアスがないとは言いませんが、戦術相性で言えば圧勝でもおかしくないので今からすごい楽しみにしています。

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