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【Shadowverse】第18弾カードパック『Storm Over Rivayle/レヴィールの旋風』事前評価【ロイヤル編】

 こちらの記事は、Shadowverse第18弾カードパック『Storm Over Rivayle/レヴィールの旋風』の個人的な事前評価になります。実装前の評価ですので、あくまで参考程度にお考え下さい。

 こちらの記事はロイヤルカードの評価になります。他のクラスのカードの評価は、上の記事からご確認下さい。



 ファントムデュオ・バニー&バロン

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評価:★★★★★★★☆☆☆(7)

 ロイヤルの新規レジェンドフォロワー。
 アクセラレート1で、デスペラレードショットを1枚手札に加えます。
 本体は5コスト5/5の突進。さらに攻撃時、攻撃対象を破壊します。そしてラストワードでは次の自分のターン開始時、魔導四輪車・Vを召喚する効果を持っています。

 相手を必ず上から踏める強力な攻撃時効果持ち。1面しか処理できないものの、必ず場に残せるのはとても強力ですね。
 5コストという重さがやや気になるものの、低コスト時はアクセラレートでデスペラードショットに変えることもできるため、他の中コスト帯と比較しても扱いやすい部類に入るでしょう。

 デスペラードショットは2コストの3点除去。
 2コストの除去スペルとは平均的な性能ですが、自分のEPが残っている場合は消費して、追加でランダムな相手に3点ダメージ。そして次のターン開始時、魔導四輪車・Vを場に出すことができます。
 EPを消費するのは一長一短ですが、魔導四輪車・Vを召喚できるのは魅力的。後攻4ターンに使用することで、5ターン目に魔導四輪車・Vを召喚することができます。

 魔導四輪車・Vは4コスト4/4の疾走で、攻撃時には4つの効果からランダムに2つの効果が働きます。自然に出てくる後続としては非常に強力ですが、操縦者に元のコストが5以上のフォロワーが必要なのがネック。
 《世界》・ゼルガネイアであれば効果を発揮した後に乗り込めますし、躍動する獣戦士や煌剣の戦士・アンリエットであれば、PP回復によって見た目より軽いコストで乗り込むことができます。
 逆に白銀の閃き・エミリアは進化を切る前に乗り込んでしまい、ダイヤモンドパラディンは相手を攻撃する前に乗り込んでしまいます。これらはエンハンスで無料進化することができますが、「EPを消費せず進化できる」効果も操縦時に消えてしまうため、魔導四輪車・Vとの相性が悪いですね。
 魔導四輪車・V自身は強力なのですが、操縦者がいなければ動けず邪魔になるため、構築によっては足を引っ張る可能性もあります。活躍させるためにも構築を考える必要があるでしょう。
 また注意点として、浄化の輝き・ミュニエやピースキーパー・ヴィンセントのジャッジメントワードで効果を消された場合、乗り込んだフォロワーが離脱できなくなります。環境によっては要注意でしょう。

 5コストのフォロワーとしても十分強力なカードですが、このカードを活かすのであれば、やはりラストワードやデスペラードショットで召喚できる魔導四輪車・Vを活用したいところ。
 操縦と離脱で盤面に継続的にフォロワーを残せる強さは既に葬送ネクロが証明しているとおり。そのためには魔導四輪車・Vの操縦者が必要になるため、連携ロイヤルとはまた違った構築を考える必要がありますが、最大限活かせるような構築であれば非常に強力なカードになるでしょう。


 カースドクイーン・ナハト・ナハト

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評価:★★★★★★★★☆☆(8)

 ロイヤルの新規レジェンドフォロワー。
 4コスト4/3の指揮官で、タイラントオーダーを手札に加えます。エンハンス6では相手の場にナハトの私兵を2体召喚し、自動進化。進化後はターン終了時、ランダムな相手のフォロワーに3ダメージを与えます。

 エンハンス6では非常に珍しい、相手の場にフォロワーを強制召喚する効果持ち。デメリット効果に見えますが、同時にカースドクイーン・ナハト・ナハト自身が自動進化できるため、片方は戦闘によって破壊し、もう片方はターン終了時の効果で破壊することができます。
 ナハトの私兵は2コスト3/3と優秀な能力を持つ代償に、倒された時にスティールナイトを相手の場に出すフォロワー。つまり相手の場に出したナハトの私兵を倒すと、こちらの場にスティールナイトが帰ってきます。自動進化で進化回数を稼げると同時、スティールナイトで連携を稼げる、連携進化ロイヤルにとって嬉しい一枚になりそうです。

 また、手札に加えるタイラントオーダーは0コストのスペル。
 相手の場のカードを3枚選択し、選択したカード以外のフォロワーを破壊します。選択する時はアミュレットも選択できるのはポイント。
 特にエンハンス6で押し付けたナハトの私兵で場のカードの数を増やすことができ、狙った相手のフォロワーを0コストで破壊できるのは強力。普段は4面以上展開されてないと使えないカードですが、逆に言えば手札にあるだけで相手の展開を抑制することができます。

 相手の場にフォロワーを押し付けること自体はあまりデメリットになりませんが、それ以外の点、例えば相手の連携カウントや破壊されたフォロワーの数、破壊されたラストワードの数、相手の墓地を増やしてしまうといった点はデメリットになりそうです。
 それを踏まえてもリターンが大きいため、連携や進化を軸として活躍しそうな一枚ですね。


 リジェネレーター・ラインハルト

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評価:★★★★★★★★☆☆(8)

 ロイヤルの新規フォロワー。
 ダメージを受けた時、破壊されなければ+1/+1した後全回復する効果を持ち、さらに進化した回数が3回以上であれば自動進化。進化後は能力値はそのままですが、全回復効果で回復した分、自分のリーダーも回復します。

 ダメージを受けるたび全回復するため、複数回の戦闘やスペルの除去を許さない厄介なフォロワー。特に相手が解答を持っていない場合、圧倒的優位に立つことができます。
 5コストで1面しか除去できないものの、相手を上から踏んで一撃強要の6/6が場に残るのは強力。サイズ的にも上から踏むことは難しいですし、乗り物によるバフを受けた後であれば、相打ちすら難しいサイズになります。
 特に今回追加された魔導装甲車との相性は抜群で、大幅に体力を増やしながら突破困難な守護として立ち塞がります。ペインレスサムライと合わせて、鉄壁コンボによって戦闘をカットするロイヤルも出てきそうです。

 また進化回数が3回以上であれば自動進化。戦闘すれば受けたダメージ分回復できるカードなので、進化ロイヤルでも採用を検討できそうなカードになりそうです。


 麗しき美技

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評価:★★★★★★☆☆☆☆(6)

 ロイヤルの新規スペル。
 3コストのスペルで「攻撃時 敵全体に攻撃力分のダメージを与える」効果を付与します。

 付与する攻撃時効果が永続なのが強力で、場持ちの良いフォロワー全般と相性が良いカード。
 付与する効果は強力ですが、既に盤面にフォロワーがいる必要があるのがネックで、攻撃時効果を付与しますが突進は付与しないため、即座に盤面に干渉できないのは気になるところ。3コストという重さも気になり、白銀の剣舞と違って使いやすいカードとは言えないでしょう。

 ただ、相手に効果を付与したフォロワーを取る手段がない場合、強力なAoEを複数ターンに渡って起動されるのは強力。効果は攻撃時なので、相手のリーダーを殴ってるだけで盤面が吹き飛ぶ、という状況に。
 特にペインレスサムライや虚無の堕天使・ルシフェルといったカードは取れるカードが限られており、非常に凶悪な組み合わせになります。

 一度の発動ではコストの割に合わないため、適当に挿しても活躍するのは厳しいため、上記のカードを始めとした、複数回起動を狙えるデッキで採用したいところです。


 アウトローガンナー

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評価:★★★★★★★☆☆☆(7)

 ロイヤルの新規フォロワー。
 3コスト3/3の兵士フォロワーで、連携5で機動二輪車か魔導装甲車を場に出すことができます。

 ロイヤルの3コスト帯が激戦区なのは言わずもがなですが、このカードは他のカードと明確に役割が違うため、他のカードよりも優先される場面は少なくないでしょう。

 連携5で出すことができる各種乗り物は、お手軽な発動条件ですが強力。
 機動二輪車は突進による盤面干渉手段の増加や、疾走打点の増加。進化できない《世界》・ゼルガネイアに突進を付与するのは強力でしょう。
 魔導装甲車は、なんといってもペインレスサムライやリジェネレーター・ラインハルトに守護が付与できるのが強力ですね。

 このカード自身も3コストの兵士なので、白銀の閃き・エミリアのコストダウン対象。猛然たる騎士・ゲルトと違って即座に盤面に干渉できませんが、次のターンに備えるという意味ではこちらも強力な一枚。
 連携5と条件が軽いため、オネストシーフと違って5ターン目でも十分起動が狙えるのも強いところですね。


 フリングソルジャー

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評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)

 ロイヤルの新規フォロワー。
 5コスト4/5の兵士フォロワーで、1ターンに1度バフを受けた時、ランダムな相手のフォロワーに3点ダメージ。そしてファンファーレで、手札の指揮官が2枚以上の場合、+1/+1します。

 手札の指揮官が2枚以上ある場合、5コスト5/6のランダム3点。5コスト帯の中ではサイズでは優秀。ランダム3点除去も飛ばせるので、最低限盤面に干渉することもできます。
 1ターンに1度の制限さえなければ乗り物と合わせて複数回の起動も見込めたものの、構築では他に優秀な5コストがいるため、デッキに呼ばれることはあまりなさそうです。

 その一方で、2PickやOpen6では条件さえ満たせば5コスト5/6というサイズと3点除去、さらに盤面に残れば同じロイヤルのブロンズ枠である前線の教官でバフすることで2回目の起動も狙えると、2PickやOpen6では構築と違って活躍の場がありそうです。


 劇的な撤退

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評価:★★★★★☆☆☆☆☆(5)

 ロイヤルの新規スペル。
 自分のフォロワーを消滅させ、同名のフォロワーを0コストにしてデッキに加えます。そして2枚ドローします。

 ロイヤル版のソウルコンバージョンのようなカード。
 自分の場のフォロワーを消滅させる必要がありますが、カードを2枚ドローできるカード。ソウルコンバージョンと違ってラストワードの起動はできませんが、消滅させたフォロワーはコスト0にしてデッキに加えるため、次に引き直した時が強力。そのため、高コストのフォロワーを消滅させることにもメリットがあります。
 煌剣の戦士・アンリエットといったPP回復するカードを消滅させれば後々PP回復することができますし、《世界》・ゼルガネイアといったカードは0コストで使えるだけでもちろん強力でしょう。
 アンリミテッドであれば抜刀術との相性が抜群で、舞い踊る刃・ディオネを抜刀術で場に出し劇的な撤退、残り0PPで不朽の王城を使うことで、なんと0コストで舞い踊る刃・ディオネを再び場に出せるコンボができます。

 詰めの段階であれば自分の盤面を空けるためにも使うことができ、このカードに魅力を感じるデッキであれば、採用を検討できるでしょう。
 ただこちらはソウルコンバージョンと違い、低コストのカードを埋めてしまうと後々のドローのバリューが落ちる可能性もあるため、埋めるカードには注意ですね。


 前線の教官

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評価:★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)

 ロイヤルの新規フォロワー。
 3コスト2/3の指揮官フォロワーで、兵士フォロワー1体をを+1/+1します。連携10では兵士フォロワーすべてを+1/+1します。

 懐かしのフェンサーを彷彿とさせる指揮官。序盤からテンポよく動けた時は相手に圧力をかけることができ、ナハトの私兵といった兵士フォロワーと合わせれば、アグロ的な動きを強化できます。
 ただロイヤルの3コスト帯は優秀なカードが揃っており、単純なカードパワーだけで言えばワンランク落ちる。バフできる対象も兵士フォロワーのみなので限られており、普通のデッキでは枠はなさそうです。
 ですが、シノビタヌキやペインレスサムライといった、特定の兵士フォロワーのバフ手段を増やしたいデッキや、フェイス意識の高いデッキでは、検討する可能性もありそうです。


 ナハトの私兵

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評価:★★★★★★★☆☆☆(7)

 ロイヤルの新規フォロワー。
 2コスト3/3の兵士フォロワーで、ファンファーレで従順な駿馬を手札に加えることができるフォロワー。3コスト相応のサイズを持つ代償として、ラストワードで相手の場にスティールナイトを送り込んでしまいます。

 単純にサイズが強力で、デメリット以上のリターンがある一枚。
 ラストワードでスティールナイトを送り込んでしまいますが、無敗の剣聖・カゲミツの当たり先や踏み先にもなるのはメリット。どちらかといえば、相手の連携数を稼いでしまうことの方がデメリットでしょうか。

 サイズ自体は強力ですが、即座に盤面に干渉する能力を持たないため、不利な状況では使いづらいのは欠点。
 スティールナイトを送り込むデメリット効果も、上手いこと使えば相手の乗り物系アミュレットを消費させたり、盤面ロックすることができたりと、使用者の腕が問われそうな一枚です。


 シノビタヌキ

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評価:★★★★★☆☆☆☆☆(5)

 ロイヤルの新規フォロワー。
 1コスト1/1の潜伏の兵士フォロワーで、1ターンに1度、バフを受けた時にダメージバリアを張る能力を持っています。

 強くなったニンジャエッグ。バフを受けることでダメージバリアを張ることができるため、潜伏でありながら全体除去やランダム除去に対する耐性も持てるのが強いところ。素の能力は貧弱ですが月の刃・リオードのように、運命の泉といったカードで継続的にバフすることで、フィニッシャーになるポテンシャルもあるでしょう。

 現在のカードプール的に特化デッキは難しそうですが、1コスト1/1の潜伏と性能自体は悪くなく、乗り物系アミュレットと相性が良いことを考えると普通のデッキでも1コスト枠として検討できそうな一枚です。


 盗賊の奇襲

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評価:★★★★★☆☆☆☆☆(5)

 ロイヤルの新規スペル。
 3コストのスペルで、3コスト2/2交戦時1ドローのシーフを、突進を持たせた状態で場に出します。エンハンス5では2体出します。

 交戦時1ドローの3コスト2/2突進と考えると普通に優秀な一枚。スペルであるため、各種フォロワーサーチにも引っかからないのも評価点でしょう。
 積極的に採用する程のパワーカードではないものの、最低限の盤面干渉とドローを兼ねてくれるため、潤滑油となってくれる一枚。サーチ対象を絞りたいデッキであれば、自然に採用できるスペルになりそうです。

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