【プリコネ クラバト】 進行とクラン運営とクランバトルと(1/3)
はじめに
初めましての人は初めまして。
普段は「真・裸族の民」の進行兼サブリーダーをやっているリトプレと申します。1-105位の周回数計算している人の方が通りが良いかもしれません。
現在のクラバトはインフレが加速した結果、1周辺りに消化できる凸数が減少し、5段階目の実装によりかなり軽減されましたが、それでもクラン全体でクラバトにかける時間は長い状態が続いております。特に1-2日目の時間のかかり方は異常と言える状態にあるため毎月朝5時まで・・・というクランは珍しくありません。
1位を取りに行く!という目標を掲げていないのにそこまで拘束されると、クラン全体でモチベの低下や疲労の蓄積で後ろの日程のパフォーマンスが落ちたりと、色々な悪影響を及ぼします。(重度のものだとクラバトを辞めてしまう場合も・・・)
運営が動いてくれればこういった問題が無くなる!という意見もあるでしょうがクランを運営している側からすればクラメンが疲弊している中、口を開けて待っているなんて悠長な事をしている訳にはいきません。
「真・裸族の民」はリーダーを始めとした運営陣が問題解決に対して早い段階から動きクラメンも協力してくれた結果、幸いにもSS付近の順位を維持しつつ2時頃には進行を手放し、殆どのメンバーが凸完了していると言った状態まで達成しております。
今回始めてnoteに執筆しますが、2021年2月時点でのクラバトに関して今までやってきたことや考えてきたことを一度振り返り、雑多なメモ的な形でまとめて備忘録的な形で展開していこうと思います。
自分達もそこまで多くの事を考えている訳では無いので、ここに記載するのはかなりベーシックな事になると思いますが、早く寝たい!と思っているクランが自分達のやってきた事の中に解決の糸口を見いだせれば幸いです。
それでは長くなりましたが、本編初めさせて頂きます。
クランと中の人の来歴
2019年2月~ "真・裸族の民"加入(この時から50位以内は毎月達成)
| - 2019年3月~ 運営協力者任命
| - 2019年7月くらい~ 進行役兼任
| - 2020年7月~ サブリーダー任命
2020年3月~ お休み月導入
| - 2020年3月 RENK(2位) 単月加入
| - 2020年7月 RENK(3位) 単月加入 + 進行役補佐
| - 2020年10月 RENK(2位) 単月加入 + 進行役
| - 2021年1月 Liberte(13位) 単月加入 + 色々とお手伝い
直近の成績
当記事の注意事項
1. 完凸を早くするために寄った内容となりますので、1位を目指すための内容とはかけ離れている部分があります。
2. クラン事情やクランの管理形式により参考にならない部分があると思いますのでご注意下さい。
3. 見づらい点、深く解説しない点等ありますがあくまで備忘録のようなものなのでご了承下さい。
4. それでは長くなりましたが、本編初めさせて頂きます。
全体目次
============== 第1回 ==============
1. "真・裸族の民"のクラバトに対する目標
2. クラバトの行動分解(メンバー編)
3. 課題の抽出(メンバー編)
4. 課題解決の例1
=================================
============== 第2回 ==============
5. クラバトの行動分解(進行編)
6. 課題の抽出(進行編)
7. 課題解決の例2
8. クラバトの行動分解(運営編)
9. 課題の抽出(運営編)
10. 課題解決の例3
=================================
============== 第3回 ==============
11. 問題の解決優先順位
12. 課題から見たクラン内で必要な役割
13. 総括
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※とても長くなるため3回に分割します
1. "真・裸族の民"のクラバトに対する目標
以下をクランの目標、並びに行動指針とします。
1. 順位50位以内(相対目標)
2. 無理はせず可能な限り早く完凸(絶対目標)
3. クラバトに対するモチベ維持or向上
50位以内を目指すにあたって、前提として手動メインでDiscordで連携しながら同時凸を実施していきます。
1,2を達成するために色々な手段があるとは思いますが、まずは自分達が行っているクラバトのフローをなぞり、現状クラメンやクランが抱えている課題の洗い出しをしていきましょう。
そこのフローを定型化するだけでクラメンの動きが早くなる、運営側の対応が早くなる等の恩恵が得られかなりの時間を短縮できると思います。
2.クラバトの行動分解(メンバー編)
クランメンバーとして、3凸を完了するまでのフロー分解をしていきます。
(0. 編成・TLを探る)
1. 出ている編成を確認し模擬をする
2. 模擬ができたものをベースに凸ルートを決める
3. 本戦に入る
4. ダメージ報告
5. 進行の指示に従い凸を確定する
(6. 状況により凸ルートを変更する)
7. 1-4を3回繰り返し完凸
※()の部分は、人によっては発生しえない手順となりますので、課題の抽出対象からは一旦除外します。
かなり大雑把ですが、こちらをベースに各行動に対しての課題を抽出していきます。
3. 課題の抽出(メンバー編)
実際に陥るであろうシーンを想定して書き出していきます。
1. 出ている編成を確認し模擬をする
1-1. 外部情報やクラン内で共有されている情報が整理されていない
1-2. RANK等が合わずTLがズレる(通らない)
1-3. RANK等は合っているがTLがズレる(通らない)、ダメージが低い
1-4. リアル都合等で模擬をしている時間が取れない
1-5. 急に体調が悪くなった 寝落ちしそう
2. 模擬ができたものをベースに凸ルートを決める
2-1. 凸ルートの組み方が分からない
2-2. 他の段階でキャラを消費してしまい出ている編成が組めない
2-3. 所持or育成状況の関係で凸ルートが組めない
3. 本戦に入る
3-1. どの(誰の)キャラを借りたら良いか分からない
3-2. どのタイミングで入ったら良いか分からない
4. ダメージ報告
4-1. どのタイミングで止まれば良いか分からない
4-2. ダメージ報告の仕方(必要な情報)が分からない
4-3. 模擬では無かった世界線に入っているのでダメージ着地が分からない
5. 進行の指示に従い凸を確定する
5-1. 事故率が高いけど成功しても他よりダメージが低くて通せない
5-2. 確定したが模擬戦をやっていた(全力模擬)
5-3. 凸確定後にサポート忘れやサポミスに気がついて凸ルートが崩壊した
7. 1-4を3回繰り返し完凸
7-1.凸が終わったがみんな頑張ってる中vcから抜けにくい
パッと思いつくのを列挙しただけなので実際はまだまだあると思いますが、一旦はこのよくあるであろうこのシーン達の解決策を考えていきます。
4. 課題解決の例1
上げた課題を一つ一つ見ていき、クランに合ったやり方で対応を固定化させていきます。もし現状実施している事で解決できない場合、新規施策として対応フローを考えていく必要があります。
問題解決、と言っても色々な観点から見る必要があり、いきなり結論を出すことは難しいです。あまり考えずに最初から結論を出しに行こうとすると、考慮不足によりあらゆる要素が抜けてしまう事が多々ありますので、問題の単純化と評価要素の分解を行った後解決案を出し、各要素における評価を行っていきます。
最初だけ課題"1-1"で上記の方針で流れを説明し、その後は解決案を列挙していく形で記載していきます。
1-1. 外部情報やクラン内で共有されている情報が整理されていない
情報が多く散乱していて、どこを見れば分からないと言った状態を想定しています。まずはこの問題の単純化をしていきます。
・問題1: 情報が投げられている所の可読性が低い
- 問題1-1: 情報を投げる場所が決まっていない
- 問題1-2: 情報を投げるフォーマットが決まっていない
・問題2: 情報が投げっぱなしで終わっている
- 問題2-1: 情報の種類による場所分けができていない
- 問題2-2: 情報を整理する人間が決まっていない
もう少し単純化するとこんな感じになるかと思います。
- 問題1-1: 情報の張り場所
- 問題1-2: 情報のフォーマット
- 問題2-1: 情報の分類分け
- 問題2-2: 誰が整理するか
次に、手段に対する評価の要素分解していきます
- 要素1: 情報の見やすさ
- 要素2: 検索のしやすさ
- 要素3: 情報のまとめやすさ
- 要素4: 実装に対する負荷
- 要素5: 扱う人間の負荷
- 要素6: 問題が発生する可能性
次に問題ごとに案を出していき、その後結合して実現可能そうなアクションを出していきます。
- 問題1-1: 情報の張り場所
案1. TwitterのDMグループ
案2. Discordのカテゴリ&チャンネル
案3. クラン専用Webページ
- 問題1-2: 情報のフォーマット
案4. 記載する情報の前に表題(概要)を書く様にして見やすくする
案5. キャラ名などの一般呼称を統一する
案6. 動画がある場合は必ずTLを書き起こし動画リンクの直下に置く
- 問題2-1: 情報の分類分け
案7. 情報総合投稿板 | 各ボス情報+各ボス考察 | TL+動画 | 3凸ルート
案8. 各ボス情報+各ボス考察 | TL+動画 | 3凸ルート
- 問題2-2: 誰が整理するか
案9. 整理役を立てる
案10. クラメン全員で実施
これを各要素ごとに評価し、選択する基準を作ります。
これを元にどの案を採用していくか考えていきます。
"2+4+5+6+8+10"を軸に考えるのが良さそうなのでこちらを結合します。
案2. Discordのカテゴリ&チャンネル
案4. 記載する情報の前に表題(概要)を書く様にして見やすくする
案5. キャラ名などの一般呼称を統一する
案6. 動画がある場合は必ずTLを書き起こし動画リンクの直下に置く
案8. ボス情報+ボス考察 | TL+動画 | 3凸ルート
案10. クラメン全員で実施
対策総合案
利用ツール: Discord
対象: クラメン全員
構成: "各ボス情報+各ボス考察 | TL+動画 | 3凸ルート"
情報の一次貼り付け場所: "各ボス情報+各ボス考察"
アクション: 一次貼り付けに情報を置き、
その情報を各板にフォーマットに則り整理し転記
フォーマット: 表題(概要)を必ず書き、一般呼称に関しては事前に指定
動画がある場合はTLを書き起こし、直下に置く
分かりやすく解説するために、考慮に値しない内容の省略や直感的に選択しても良いところの深堀りを行ったため長くなりましたが、こんな形で一旦対策案は完成です。
流れの解説が終わりましたので各課題に対する対策の一例を記載します。
1. 出ている編成を確認し模擬をする
1-1. 外部情報やクラン内で共有されている情報が整理されていない
→ 上記に記載
1-2. RANK等が合わずTLがズレる(通らない)
→ 通らなかった人間はTLの下にズレているRANK状態を記載
それと同じ状態で通った人間はTL書き換え結果や問題箇所を
レスする形で記載
1-3. RANK等は合っているがTLがズレる(通らない)、ダメージが低い
→ 相談先の人間(プレイングが上手い人間)&相談する場所を決める
相談側も何ができないか相談前に情報を纏めておく
例:)0:50でニャルが落ちる 等
1-4. リアル都合等で模擬をしている時間が取れない
→ 時間が無い旨を事前に進行役に相談する
急に時間が無くなった場合は都度連絡する
進行役は可能であれば事故がなくすぐに模擬が完成する凸のルート
を作成し共有
1-5. 急に体調が悪くなった 寝落ちしそう
→ 進行役に相談 進行役は優先枠として把握しフルオートでも良いので
凸を消化させるために努める
2. 模擬ができたものをベースに凸ルートを決める
2-1. 凸ルートの組み方が分からない
→ 進行役や運営陣に相談する
2-2. 他の段階でキャラを消費してしまい出ている編成が組めない
→ 進行役や運営陣に相談する
2-3. 所持or育成状況の関係で凸ルートが組めない
→ 進行役や運営陣に相談する
所持or育成状況に関してはシートを作成し、クラメンに記入して
もらう形で状態を把握する
3. 本戦に入る
3-1. どの(誰の)キャラを借りたら良いか分からない
→ 模擬で誰のキャラを借りれば良いか確認する
マイパーティ機能を使いサポ部分は空けた状態で登録
名前にサポートキャラを記載しルートが破綻しないか確認する
特定人物のキャラのみでしか通らない場合はチャンネル内に記載
3-2. どのタイミングで入ったら良いか分からない
→ 進行時は進行役の特定の宣言以外入らない様ルール化
絶対に独断の判断だけで突入しない様事前に周知
4. ダメージ報告
4-1. どのタイミングで止まれば良いか分からない
→ 余力があればTL記入者が止めポイントを記載
無い場合は基本3s以前には止まり、模擬でそこからどれくらいの
ダメージレンジが出るか把握しておく
4-2. ダメージ報告の仕方(必要な情報)が分からない
→ フォーマットを指定し事前に周知
4-3. 模擬では無かった世界線に入っているのでダメージ着地が分からない
→ 残り何秒でどれくらいダメージが出てるのか記載
また誤確定しない様に残り10秒前後で止めておく
5. 進行の指示に従い凸を確定する
5-1. 事故率が高いけど成功しても他よりダメージが低くて通せない
→ 事故率が高い旨を事前に進行役や運営陣に報告
通ったタイミングで通すか代わりのルートを事前に決めておく
5-2. 確定したが模擬戦をやっていた(全力模擬)
→ 本戦に入った際に"リタイアボタン"が押せない事を確認
やってしまった場合は速やかに報告し再突入するかの判断を仰ぐ
5-3. 凸確定後にサポート忘れやサポミスに気がついて凸ルートが崩壊した
→ 進行役や運営陣に報告
ダメージが少し下がるができる凸を手の空いてる人間で作成
7. 1-4を3回繰り返し完凸
7-1.凸が終わったがみんな頑張ってる中vcから抜けにくい
→ 進行役や運営陣が早く休む様勧告
もし手伝える事があるなら自主性に任せて実施してもらう
筆休め1
今回は主に問題点と解決案の洗い出しに関して記載しました。
現状の案だけだと運営への負担がものすごい事になりますが、一旦全部の問題を洗い出す流れなのでそれが終わった後に優先度付けや選定についても説明していこうかと思います。
次回も今回同様な形で進行と運営目線での洗い出しを行こうと思いますが
同じ様な内容が2回続くのも面白くないので何か少し考えておきます。
それではまた次回お会いしましょう。
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