#復習饂飩_230915

◆ターナー(ジョゼフ・マロード・ウイリアム・ターナー)

ロマン主義時代のイギリスの画家。欧州各地を旅行して風景写生画を数多く残した。代表作に、霧がかったテムズ川の鉄道橋を疾走する蒸気機関車を描いた「雨、蒸気、速度―グレート・ウエスタン鉄道」や、トラファルガーの戦いで活躍した戦艦テレメールの最期の姿を描いた「解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テレメール号、1838年」など。

「解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テレメール号、1838年」
「雨、蒸気、速度―グレート・ウエスタン鉄道」


◆山崎豊子(やまさき・とよこ)

日本の小説家。初期は大阪の世俗・風俗をテーマとした作品が多かったが、のちに社会問題にスポットを当てた著作を執筆。代表作に、「不毛地帯」「二つの祖国」「大地の子」の『戦争三部作』や、日本航空・日航ジャンボ機墜落事故を扱った「沈まぬ太陽」など。

◆草野心平(くさの・しんぺい)

日本の詩人。生涯にわたって「カエル」と題材とした創作に勤しみ「蛙の詩人」とも。前衛的な表現技法を得意とし、「●」(黒丸1文字だけ)で構成された「冬眠」や、活字を絵画的に配置した「Nocturne. Moon and Frogs」「天気」などでも知られる。学校の校歌の作詞も数多く手がけた。

◆磯崎新(いそざき・あらた)

大分県出身の建築家。ポストモダン建築を牽引した建築家の一人で、80年代以降は主に海外で活躍。また、プリツカ―賞をはじめとするコンペの審査員も数多く務めた(2019年には自身も受賞している)。代表作に「つくばセンタービル・水戸芸術館(茨城)」「ロサンゼルス現代美術館(アメリカ)」「雪の科学館(中谷宇吉郎記念館・石川)」など。


◆外来河川

河川のうち、流水の大部分を上流の湿潤地域の水源だけに依拠し、乾燥地域に流入するもの。流域の途中で他の河川・湖沼との合流や多雨地帯の通過などを伴わないため、蒸発、地中への浸透などで水量は下流ほど減る一方であり、水無し川となる場合もある。ナイル川、チグリス川・ユーフラテス川などが代表的。


◆ジョハリの窓

自己分析のための思考法のひとつ。自分に関する情報について「自分が把握しているか否か」「他者に公開しているか否か」という2つの観点から分析し、「開放」「秘密」「盲点」「未知」の4つに分類する。自己へのフィードバックや自己開示の進捗の評価などに用いる。名前は、これを考案した2人の心理学者である「『ジョ』ゼフ・ルフト」と「『ハリ』・インガム」の名前を併せて付けられたもの。
※ずっと「ジョハリ」って1人の名前だと思ってたので、「~といった思考法を、これを考案した『2人の』心理学者の名前から~」って問題文で日和って答えられなかったやつ。

「ジョハリの窓」における4つの"窓"。


◆アッピア街道

ローマ帝国時代に敷設されたローマ街道の一つ。全長580kmで、ローマのセルティウス城壁からアドリア海沿岸のブリンディッジまでをつなぐ。現存するローマ街道の中で最も有名なものであり、「街道の女王」とも。帝国滅亡後長らく使われていなかったが、1700年代に再建。現在もなお街道の大部分が残っており、一部は自動車道としても使用されている。
1784年にほぼ並行して新道が敷設されているため、これと区別して「アッピア『旧』街道」とも呼ばれる。


◆芸亭(うんてい)

奈良時代に成立したとみられる施設。時の有力貴族であった石上宅嗣(いそのかみの・やかつぐ)によって、平城京内の阿閦寺(あしゅくじ)の敷地の一角に設置された。石上は当時を代表する文人であり、収集していた古今の漢籍などを希望者に閲覧させるために設けたとされ、これが日本で最初の公開図書館とされる。



◆コンパニオンプランツ/共栄作物(/共存作物)

近くに植えることで互いに良い影響を与え合う作物。実例としては「トマト」と「マリーゴールド・バジル」、「スイカ・メロンなど」と「ネギ・ニンニク」、「キャベツ・玉ねぎ」と「カモミール」など。ほとんどは経験則に基づくものであり、科学的機序が不明なケースも多い。これらを近くに植えあう栽培方法を「混作」「混植」と呼ぶ。


◆猿ヶ森砂丘(さるがもりさきゅう)

青森県下北半島の、太平洋側北端に位置する海岸砂丘。東西2km、南北17kmに亘る砂丘で、面積約3000haは日本最大(例えば鳥取砂丘(浜坂砂丘)は545ha)。但し、そのほぼ全域が防衛装備庁下北試験場(弾道試験場)の敷地になっているため、一般人の立ち入りはほぼできない。

猿が森砂丘の位置。航空写真からもはっきりと見える。


※画像は全てwikipediaから引用。

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