Withコロナ時代の今、ニュースタンダードを作るチャンス。
このnoteの要旨
コロナによるゲームチェンジが起きたので、既存のスキルとか経験とかポジションがいったんリセット。
このタイミングで一番のりで武勲をあげ、ニュースタンダードを作るチャンスが全員にあるぞ!というお話。
VUCAの象徴となった2020年
コロナの流行によりあらゆるものを取り巻く環境が一変した。
時間の不可逆性という意味では、常に未知に向かって前進しているものの、あくまで連続的なものだった。
ところがビフォーコロナと今では全くもって別世界になってしまった。非連続的な変化ゆえ、誰もどうしていいかわからない。
Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)
22世紀には教科書や辞書にこの言葉が乗っていて、実例は今回のパンデミックになるのだろうな。
適者生存の原理。
人命も、企業も、慣習も淘汰されてる。
まるで隕石による恐竜絶滅のように、大きなインパクトが起きてる。**
これを「喪失」と捉えるか「殻をやぶるチャンス」ととるか。**
おなじみダーウィンは進化論のなかで「適者生存」を説いたが、
言い得て妙。
僕らは最も変化を恐れながら、最も柔軟に変化を起こせる種類だ。
他の生物は種としての変化を待つしかないけど、人間は数ヶ月、数年のうちに変化できる。
現にここ数年でGAFAなんて言葉が使われるようになったぐらいに、スマホを使いこなしてインターネットで調べ物をし、物をネット上で買い、SNSでカジュアルな情報の発信ややりとりがされるにうになった。
今、僕らが闘うウイルスに対しても外に出ないで籠る、「家で仕事する」
変化をおこし、たった2ヶ月そこらでその暮らしに適応している。
ワクチンを開発し、1年、2年そこらで勝つつもりでいる。
個人レベルでは新たなスキル、知見を身につけたり、生活を見直して見たり、この変化の状況でも波乗りする人もいる。
コミュニティレベルで言えば、飲食店、特に個人店を救うために、Ubereatsをローカライズするために立ち上がる人々がいる。
なんだか地域の絆も強くなったみたいで、ウェルビーイング的で僕はこの取り組み好きだなぁ。
僕の今働いているまち南相馬でもこんな素敵な取り組みが。
ニュースタンダードの始まり。
中国が強行な管理体制でウイルスの封じ込めに前例を作り、さらにマスクなど他国への支援を始めた。
中国の爆速進化は目覚ましかったが、それでも「世界のリーダーはアメリカ」というのが共通認識だっただろう。
しかし今回、アメリカが危機対応へのリーダーシップを放棄した。
現状、一番最初に発症した地域であり、かつ症例、対策ノウハウも中国には溜まっていて、誰もが中国に耳を傾けている。
コロナ収束後は中国が世界のリーダーになる日もくるだろう、という意見にも説得力がかなり増してきた。
かつては「模倣」の上手な国だったが、成熟し、オリジナリティを産み始めた。世界のニュースタンダードを中国が作る日 が来るかもしれない。
業界も似たような構造。
あらゆるものを取り巻く状況が変わった。
需要と供給が変化している。
今までのやり方が通じないので、思い切って畳んだり、大きく形態を変化させる必要に迫られてる。
ここで冒頭のツイートに立ち戻る。
今、前例や正解がない状況。過去の正解は名実ともに過去のものとなった。
現状、誰もが各々の仮説を持って恐る恐る前進している。
そこで果敢に攻めの姿勢を取り、一番最初に価値を提案する「一番槍」
の価値は計り知れないほど高い。
もはや先行者利益としてニュースタンダードの作り手の座に君臨するポテンシャルさえある。
例えば最近ハマってるのが完全フルリモートの演劇「劇団ミーノーツ」だ。
演劇をやる友人が、今集まれないからどうしようか...と嘆いていたが、
Zoomで演劇をするという集団が彗星の如く現れた。
No meets(合わない)けれど「濃密」というネーミングも小洒落ている。笑
このwithコロナ時代の諸活動で、「ありそうでなさそうでギリありそう」という絶妙なラインをついているのも、みんなの興味関心をギャッシリと掴んで離さない証拠だろう。
Zoomで会議やオンライン飲み会をする。uber eatsデリバリーで食事を楽しむ、Netflixを楽しみ、
これらがニュースタンダードになったしナンバーワンの座を掴んだサービスが現状一人勝ちだ。
ようい、どん!無差別級、ルールなしのレースが始まった
僕自身、本業の仕事はコミュニティマネジャーをしている。
僕はコミュマネで言えばひよっこだけど、
このwithコロナ時代に、場所に囚われないコミュニティのあり方、逆に場の扱い方を積極的に探って実践している。
このコミュニティという複合的で、掴み所がなくて、まだ正解が見つからな領域を、日々模索している。
既存の構図はオフラインを起点にしていて、オンライン補完的存在、とされていた。
そこである程度名を馳せる人がいて、彼/彼女の発信を参考にしている。
だが、それは今までの理論のもと。
時代が変わり、前例は前例として学びつつも、この時代に対応し、この時代ならではの事例を探って見て、気づきがあったら共有している。
ここにおいては既存の経験やスキル、関係ない。
キングダムの信がのし上がってくみたいな感じだ。
結論:
殻を破ってスピード大事に、トライエラーしまくるチャンス。
トライして、世に発信して、提唱して、提示しまくろうな。
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