革命がバレエにもたらした変化【宮廷バレエ】
こんにちは。ただのバレエ好きのあゆみです。
（昨日と同様に投稿が夜になってしまいました💦）
今日触れるのは、
宮廷バレエ→ロマンティックバレエ
への移り変わりのところ。
やっと宮廷バレエを終えられそうです。笑
今までの復習を含めながら今日は進めてみようと思います。
それぞれのパートに関連する今までのnoteも都度貼りますので、
もっと詳しく知りたい方は見てみてください☺️
それではスタート！！
■宮廷バレエの復習
イタリアの令嬢、カトリーヌ・ド・メディシスが
フランスのアンリ２世と結婚したことにより
バレエはフランスにもたらされました。
その後、フランス国王ルイ14世の”バレエ好き”が功を奏し、
バレエは人々からより愛されるようになりました。
ルイ14世は自身もダンサーとして活躍し、
「太陽王」と呼ばれるようになりました。
ルイ14世が加齢と肥満で動けなくなりダンサーを引退した後、
周りの貴族もバレエをやることを強いられる必要がなくなります。
それでも貴族の間には「バレエ」という文化は根強く残り、
貴族が踊る代わりに、
”職業”ダンサーが生まれます。
ここまでが今までの宮廷バレエの時代の
復習です。
■さまざまな市民革命が起こる
フランス革命
ここからは、世界史的な話が続くので、
今回はすごく簡潔に話します。
もっと知りたい方は、ぜひ調べてみてください☺️
1789年 「フランス革命」が起こります。
ルイ14世の死後もフランスでは絶対王政が続きましたが、
とうとう市民側が反乱を起こしたのです。
その後、フランスは共和制になり、
かの有名なナポレオン・ボナパルトがフランスのトップになりますが、
その後もフランスでは革命が続いていきます。
フランス革命後のバレエ
フランス革命の時、
パリ・オペラ座の芸術監督は前回のnoteで少し触れた、
ジャン＝ジョルジュ・ノヴェール
が勤めていました。
（ノヴェールはまた今後いつか詳しく触れます）
その当時も劇場は王侯貴族の社交の場として、使われていました。
そのパリ・オペラ座も革命と共に徐々に廃れていくかと思いきや、
全くそんなことはなかったのです！！！
影響は当然のようにありましたが、バレエは生き残りました。
その影響とは、宮廷バレエの時代のバレエの登場人物は主に神話や高位の人たちでした。
しかし、フランス革命を機に、バレエ作品の登場人物として、庶民がで始めたのです。
ミュージカルとしても描かれるぐらいあんなに大きな革命だったのに、
廃れるどころか、ある意味で新たな姿に生まれ変わったバレエの快進撃はまだmだ続いていきます。
↑フランス革命がミュージカルの中のシーンとして登場する『Les Miserables』
この曲だけでも聞いたことある方はたくさんいるのではないでしょうか？
産業革命
18世紀半ば、
とうとう繊維や綿織物にも革命が起こり始めます。
それが産業革命。
イギリスで始まった産業革命は、瞬く間にヨーロッパから世界中に広がり、
フランスももれなくその影響を受けました。
そして、この産業革命によって、社会的・経済的に変化が起こりました。
新興ブルジョワジーというお金持ち市民が生まれたのです。
社会的・経済的に変化が起きると、
ゆくゆく思想・学問・芸術にも変化が訪れます。
そうして生まれたのが
ロマン主義。
（ロマン主義が何たるかは次回詳しく触れます）
そして、新興ブルジョワジーは、
バレエを”芸術として”愛するようになりました。
そうしてロマン主義時代のバレエ
つまり、ロマンティックバレエの時代に突入するのです。
まとめ
宮廷バレエの時代、
貴族のたしなみとして楽しまれていたバレエ。
イギリスで起きた産業革命が広まり、
新しいお金持ちたちが生まれたおかげで、
バレエは芸術として愛され始めました。
とりあえず、ここで、宮廷バレエの時代は終わりにして、
次回からいよいよロマンティックバレエの時代に入っていきます！
3人のマリーの3人目も次回登場予定です
それまでにぜひ、1人目と2人目のマリーのnoteを読んでいただけると
3人目も楽しめると思います！
Twitterではタイムリーに色々更新してるので、
ぜひそちらも覗いてみてください👀
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました！
それではまた〜
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